長屋・古民家 和と木でつくるモダンな日本家屋 -SEKAI HOTEL Nishikujo-
130㎡

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CONCEPT 築38年の2階建の戸建てをリノベーションし、ドミトリー式の宿泊所に。
1階と2階で別のグループのお客様が宿泊できる様に、入り口を2つ設けて完全に分けています。
日本の住宅の長い廊下を残したまま、既存の柱,梁や障子などの元々あった素材や要素を活用し設計しました。
ダークグレーの色味が既存躯体を引き立てている、和モダンな雰囲気が溢れる宿泊所です。

POINT 1足触りが気持ち良い畳の居間

玄関扉を開けるとすぐに居間スペースが広がる1階では、スクエアの畳を敷きました。
現代の生活でも受け入れやすいスクエアの畳を用いて、洗練された和室のような雰囲気に。
ダークグレーとナチュラルな木材の色味の空間に、畳の緑色が差し色になっています。

POINT 2既存の障子をグレードアップ

障子を通して入ってくる柔らかな日差しが自然で、狭くても空間をやんわりを仕上げてくれます。
メンテナンス性を考え、プラスチック障子に張り替えをしました。
宿泊したお客様がうっかり破ってしまったなんてことももう起こりません。

POINT 3暖かみをプラス

クロスがグレーなので、全体的に重たい印象にならない様にソファの後ろの壁に木材を貼りました。
間接照明も使う事で木のアクセントが引き立ちます。
壁のアクセントは素材や色もたくさんあるので、選ぶのがワクワクしますね。

BEFORE & AFTER

BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER

既存の躯体を際立たせるグレーの壁

フローリング等の下地材として使われる「針葉樹合板」を壁面に使用しました。
木目の大胆さが特徴的な針葉樹合板を使う事で、綺麗過ぎないラフな空間に仕上がります。
針葉樹合板は下地材なので、表面は仕上がっておらず、ざらっとしています。
手で触るとすぐに毛羽立ってしまうので、怪我をしないよう何度もやすりがけをしました。
木目を活かすグレーのステインで塗装をすることにより、針葉樹合板の大胆な木目を活かす事ができます。

季節の移ろいを感じられるシンボルツリー

もともと掃き出し窓だった所を1階の玄関に変え、外壁も塗装し直しました。
正面を向いて右側の綺麗な南天の木はそのままに、左側には新しく紅葉を植えました。
秋から冬にかけ、南天は赤い実をつけ、紅葉は葉が色づく様子が楽しめます。

INFORMATION

種別中古戸建
構造木造
面積130㎡
工期約3ヶ月
参考費用1920万円(家具・家電除く)
築年数約38年
リノベーション箇所フルリノベーション
担当メンバー 高橋 桃子
MEMBER当事例を担当したメンバー

デザイナー

高橋 桃子MOMOKO TAKAHASHI

設計 / 和歌山県和歌山市出身 / 実際の現場だけではなく、資料など全ての細部にまでこだわるようにしています。 / 海辺のお家を購入後に自分好みにリノベをして、猫とのんびり住むのが将来の夢の1つです

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