設計士が考えるデザインの事例紹介【前編:現地調査編】
目次
クジラデザイナーによるプラン対決!
不動産×建築×デザインをワンストップで行っているクジラにはたくさんのデザイナーがいます。
デザイナーによっても考え方や、出来上がるプランは人それぞれ。
リノベプラン対決ではクジラのデザイナー陣が「カッコいい」と思うプランをそれぞれ提案し、どちらのプランがかっこいいかを競います!
下記の記事に投票フォームがあるので、是非投票してください!
今回は、実際にリノベーションの流れの内から“物件の調査”から”仕様決定”までをご紹介します。
この記事は2部構成になっています。
設計士が考えるデザインの事例紹介【後編:プラン発表編】
今回のデザイナーは?
第一回のプラン対決の挑戦者はマティアスとゆう子!
閑静な住宅街にある6階の角部屋を2人はどうリノベーションするのでしょうか?
今回2人にプランニングしてもらうのはこちらの物件!
緑に囲まれた閑静な住宅街に佇むレトロマンション
さんくれーる茨木B棟
[価格] 980万円
[平米] 63.78m²
[階数] 6階/7階建て
[築年数] 1975年9月(築45年)
[住所] 大阪府茨木市下穂積4丁目14
[アクセス] 大阪モノレール「宇野辺」駅 徒歩11分
物件調査
現地調査は主にクジラの営業・デザイナー・施工管理で行います。
建物の状態や、壁の立ち方などを見てリノベーションのプランを考えます。
ベランダから外を見た写真。
前に建っている高校の目隠しになる青々とした緑があります。
LDKからベランダを見た写真。
左側にある和室の壁を取り払えば、もっと広いLDKにする事が可能です!
和室の写真。
マンションの角部屋なので、どの部屋にも窓がありとても日当たりのいい物件です。
窓の位置は変えられないので、この窓をどうプランするかがポイントになってきそうですね。
どうやってプランニングしているの?
本来は、現地調査の後にどう暮らしていきたいか等の打合せをお客様としてからプランニングを行います。
今回はデザイナーそれぞれの思いでコンセプト設計やプランニングをしてもらいました!
筆者「どんなプランにするんですか?」
ゆう子「ベランダから見える緑がとっても綺麗だったから、それを活かしてこの部屋にしかできないデザインにしたいです!あとは、人の暮らしは家具とかが揃って完成するはずだと思うので、暮らし方によってアレンジできるような家にしたいな〜」
筆者「マティアスは?」
マティアス「私は住宅の役割について、日本と母国の違いを感じています。夫婦の時間、それぞれのプライベートの空間を大事にしながら、家族が安心して過ごせる家を作ることで、日本特有の社会問題が改善できると思います。」
筆者「フランス出身のマティアスならではの発想ですね!」
マティアス「あとは、水回りを動かすとお金もかかるし、天井も低くなってしまうのでこのままの位置にしようと思います。」
筆者「その方が他の場所にお金をかけられますもんね。」
数日後、、、
それぞれ何度もプランを練り直し間取りが決まったようです。
次は仕上げ材を決めていきます。
たくさんある床材やクロスのサンプルを見てイメージに合った物を選んでいるようです。
写真で見るだけでは分からない質感などを実物のサンプルを使って確認します。
数日後、、、
プラン・パースが完成しました!
プラン発表の記事はこちらから
リノベ前必見!設計士が考えるデザインの事例紹介【後半:プラン発表編】
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