簡単オシャレなブックエンド作り！子ども達と初めてのDIYに挑戦【KUJILIKE team S：第1弾】

KUJILIKE

児童養護施設やフリースクールに行って出張DIYを行なっています！
自分の過ごす空間について考え、所属するコミュニティについて考え、違うコミュニティとの関わりによって自分の将来について考える。
共にDIYする中で、そんな機会を作りたいと思っています。
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簡単オシャレなブックエンドDIY

はじめまして！
KUJILIKE Team S第一弾、そして子ども達にとって初めてのDIYとなる今回は、
簡単オシャレなブックエンドづくりに挑戦します！

チャームポイントの傾いた台と背もたれは、見た目のユニークさに加え、絵本のような薄い本も安定して立てることができるようになっています！
「木で何か作ってみたいけど、難しそう…。」と思っている方、是非このブックエンド作りを木工DIY挑戦への第一歩にしてみてはいかがでしょうか？
工具は電動ドライバー1つあればOK！
ホームセンターのカットサービスを利用すれば、ノコギリや広いスペースも不要です。

準備するもの

材料
　・パイン集成材　（3枚）
　([厚み×奥行×長さ] ①18×160×200mm, ②18×160×160mm, ③18×160×20mm ※下図参照)
　・水性ステイン(塗料)　[メープル/オーク]
　・ビス(35mm)
　・ボンド
道具
　・電動ドライバー
　・塗装セット(ハケ、ウエス、プラスチックカップ)
　・養生セット(マスカー、養生テープ)
その他
　・軍手
　・ハサミ
　・ゴミ袋

つくり方

2時間ほどで完成します。

事前準備

今回、木材はホームセンターでカットしてもらいました。事前に表面のヤスリ掛けをしておきます!

STEP1: 養生

塗料の付着を防ぐため、はじめにマスカーをはって床を保護していきます。

STEP2: 塗装

子ども達も集合していよいよDIYスタートです！
最初は、木材への塗装から！
今回は「水性ステイン」という、においが少なく、汚れても水で洗い流し可能な塗料を使用します。
色は明るい方がメープル、暗い方がオークです。どちらも水で2倍に薄めます。

ここで塗る際のポイントは2つ！

ポイント①　塗料の厚みが均一になるように塗る

ポイント②　ハケは木目に沿った方向に動かす

水性ステインは、木目を残し、ナチュラルな木材の表情を活かして着色出来ることが特徴の塗料です。
なので、水性ステインを塗る際は「ムラなく」「木目に沿って」塗ることがポイント！
また、いきなり塗装をするのではなく、事前にヤスリ掛けをすることも上手に仕上げるコツです。見た目だけでなく手触りもよくなりますよ！

ハケをもった子ども達の顔は真剣そのもので、薄く塗ったり、何度も塗り重ねたりとそれぞれのこだわりがよく出ていました！

STEP3: 乾燥

40分から1時間程度乾燥させていきます。
このとき、余分な塗料をウエス（使わなくなったTシャツや布を雑巾程度の大きさに裁断したもの）で拭き取っておくのがキレイに仕上げるコツです。乾燥時間も短縮できますよ！

STEP4: 接着

3枚の板を下図のように組み立て、ボンド・ビスを使って固定します！
初めにボンドを接合部に塗って仮止めし、ボンドがある程度乾燥したら、電動ドライバーを使って、ビスを6ヵ所、ブックエンド下面より打ち込んでいきます。

はじめは電動ドライバーの大きな音に不安げな表情だった子ども達ですが、回数を重ねるうちにだんだん慣れてきたようです。ビス打ちの腕もどんどん上がり、みんなとても上手にビスを打てるようになりました！

小さな手で重い電動ドライバーを支えるのはとても大変そうですが、クジラスタッフも手伝い一本一本丁寧にビスを打っていきます。
自分のビス打ちを終えた子も、友達の板をおさえてお手伝いをしてくれました。
こうしてブックエンドもだんだんと完成形に近づいてきました！

こだわりのブックエンドが完成！

ついにブックエンドが完成しました！
出来上がったブックエンドには、塗料の塗り方など、随所に子ども達の個性とこだわりが満載です。
さっそく本や漫画をのせて使い心地をチェックしてくれる子も！
今後子どもたちが読書を通じて新しい世界に出会っていく、
その傍にこのブックエンドがあれば嬉しい限りです！

さらに、今回は余った木材を使って子ども達がオリジナルの家具を作ってくれました！
どれも独創性あふれる作品ばかりです。
こちらの女の子が真剣な表情で組み立てているのは…

階段です！

完成後は、組立を手伝ってくれた建築歴20年のベテランスタッフと背比べをして遊んでいました！とても楽しそうですね。