2022.04.25
最終更新日
2024.01.25
KUJILKE

力を合わせて遊び場づくり!アスレチックDIYに挑戦!【KUJILIKE Team S:第2弾】

KUJILIKE

児童養護施設やフリースクールに行って出張DIYを行なっています!
自分の過ごす空間について考え、所属するコミュニティについて考え、違うコミュニティとの関わりによって自分の将来について考える。
共にDIYする中で、そんな機会を作りたいと思っています。
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アスレチック遊具をDIY!

こんにちは。KUJILIKE Team Sです。
前回のブックエンドDIYから約半年、一回り大きくなった子ども達と一緒に
今回KUJILIKE Team S第2弾でDIYに挑戦するのはこちらの遊具!

コストコなどで購入できる木製遊具で、
全て組み立てると高さ3m以上にもなるかなり本格的なアスレチックが出来上がります。

以前購入されていたものが組み立て途中になっているとのことなので、
今回は子ども達と一緒にこの遊具を組み立てて遊べるよう、DIYしていきます!

今回は組み立てに加えて、ペイント・ステンシルによるアレンジで
子ども達により好きになってもらえる遊び場を目指します!

作業は次のように2日間に分けて行っていきます。
▼DIYの流れ
 ・1日目 ①木材へのペイント&ステンシル
 ・2日目 ②遊具の組み立て

準備するもの

-養生-
 ・養生ボード
 ・養生テープ
 ・ブルーシート

-塗装-
 ・水性多用途HG@アサヒペン
 ・ハケ
 ・ローラー
 ・スポンジ
 ・プラスチックカップ

-ステンシル-
 ・水性多用途HG@アサヒペン(アクリル絵の具でも代用可能)
 ・ステンシルプレート
 ・マスキングテープ
 ・スポンジ

-組み立て-
 ・インパクトドライバー
 ・六角ビット
 ・ドリルビット
 ・ハンマー
 ・脚立

つくり方

1日目:木材へのペイント&ステンシル

STEP0:養生

塗装の前に養生をして床や壁の汚れ・傷つきを防ぎます。
今回は養生ボードで床を覆い、上からブルーシートを敷きました。

同時に塗料を塗り終わった部材を乾かすための乾燥スペースも作っておきます。

STEP1:木材をペイントしよう


養生の準備が済むと、夏休み中の子ども達が元気いっぱい入ってきてくれました。
先生から遊具のDIYについて聞いた子供たちは、はじめ「あれを作るん?」とびっくりした様子でしたが、
説明を聞き終わるとすぐに「早くやろ!何からするん?」と好奇心いっぱい、チャレンジ精神旺盛ないつもの調子に

クジラスタッフも大急ぎで、木材・塗料を配っていきます。
今回は赤・黃・緑・水色と4色の塗料を用意しました。

今回用いた塗料の種類はアクリルシリコン樹脂といって、
水や油・薬品などに対する耐性が強く、塗ったときの状態や色が長持ちするのが特徴です。
また水性なので、水で薄めることができ、肌についても水やお湯で比較的簡単に落とすことができます。

道具はハケローラー・スポンジを使って塗っていきます。

子どもたちは、それぞれが選んだ色の塗料を使って
すごいスピードで木材を塗り進めていきます。

自分の身長の2倍以上もある長い木材や、カーブの多い複雑な形の木材も
何のそのでどんどん塗り進める子供たち。

十数分程度で、あっというまに作業場は色とりどりに!
子ども達がみんなとても丁寧にぬってくれたおかげで、どの木材も色ムラなく綺麗に塗装されています。

木材を塗り終えたら、はじめに用意しておいた乾燥スペースに持って行って乾かします。
この日は日中晴れていたので、屋外で乾燥させました。

わずか1時間程で、ペイント予定の木材は全て子ども達の手でカラフルに!

一方養生で床に引いていたブルーシートも、あっというまに塗料だらけに
足が汚れないよう、一度ブルーシートを交換します!

STEP2:木材にステンシルを入れよう


いよいよ次はステンシルです。
ステンシルは、文字やイラストをくりぬいたシートに塗料をペイントしたり、スプレーを吹きかけて転写する技法です。
木製の家具・小物から布製品まで様々な仕上げや装飾に使うことができ、
文字や絵柄などのアレンジも簡単なことから自分らしいデザインが可能で、様々なDIYで用いられています。

今回はコーナンで購入した厚紙製のステンシルプレートとスポンジを使っていきます。
子ども達には、
 ・好きな文字や数字のステンシルプレート
 ・3cm角程に切った小さなスポンジ
 ・塗料(今回はペイントに用いた塗料を引き続き使いました)
を使ってもらいました。

はじめに、ステンシルしたい場所に合わせてプレートを置き、マスキングテープで固定します。
固定出来たら、スポンジの角に塗料をつけ、プレートの上からトントンと軽くたたいて塗料をのせます。

しっかりと塗料がのったら、周囲のマスキングテープを剥がして、プレートを外します。

あとは乾燥させて完成です。

イニシャルや日付に加え、お気に入りの単語など個性あふれるステンシルが出来上がっていきます。

最後には、プレートなんて使わず、指で直接文字や水玉模様をかく子ども達。
言葉の通り型にとらわれない、とても自由な姿を見せてくれました。

こうして1日目のペイント&ステンシルの工程は無事終了。
想定以上に個性あふれる素敵なパーツが出来上がりました!

2日目:遊具の組み立て

2日目では先日子ども達に塗ってもらったパーツをいよいよ組み上げていきます。
8月末のこの日は子ども達は学校があったので、クジラスタッフで組み立てていきます。

ところが、この遊具はかなり大きい上、金具だけでも30種類を超える複雑さ
この日は他の仕事もあり、クジラスタッフも中々集まることが出来ず大ピンチに

このピンチを助けてくれたのが、SEKAI HOTELスタッフインターンのみなさんでした。
SEKAI HOTELは「旅先の日常(=ORDINARY)に飛び込もう」をコンセプトに、地域の暮らしや人の魅力を提供している「まちごとホテル」です。
今回はみなさんホテルがお休みの日に駆けつけてくれました。

当日は太陽が強く照り付ける中の屋外作業で、作業内容も大きな部材をもちあげたり、
金具を打ちつけたりと、KUJILIKEでもまれにみるとてもハードなものでしたが、
厳しい暑さの中で、木材・金具探しから打ち込みまで様々な作業で活躍してくださいました。

はじめに木材を金具で固定して骨組みを作っていきます。

骨組みが組みあがったところで、滑り台などにつながる2階の床をはっていきます。
子供たちの塗ってくれた色鮮やかな床板がよく映えます!

こちらではスパイラル型滑り台の組み立ての様子
着々と組みあげられています。

夕方になると、学校から帰ってきた子ども達も組み立てに加わってくれました。
子ども達にはブランコの脚の組み立てや、手すりの取付をお願いします。

大人の力をもってしても中々骨が折れる作業でしたが、
苦戦しながらも果敢に挑戦する子供たちの姿が印象的でした!

最後にブランコや懸垂の器具を設置したところで
次第にあたりも暗くなってきたので、KUJILIKE 第2弾の作業はここまでで終了です。

次回以降のKUJILIKEで、残っている滑り台の設置など残っている組み立て作業を行っていきます!!

WRITERこの記事を書いた人

田中 琴絵

インターン / 大阪府高槻市出身 /「空間を通じて、お客様を笑顔にする」仕事を目標に、何事にも前向きに取り組んでいきます。/ 好きなものはヨットとチーズで、将来は世界を旅しながら各地のチーズを味わうことが夢です。

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