2025.05.16
最終更新日
2025.05.16
CREATOR's STORY

「自分のことは自分で語れる人間になる」|熱中できる環境を探し続けた私の入社までのストーリー

今回は、25年4月に建築デザイナーとしてKUJIRAへ入社した櫻井文乃ちゃんへのインタビュー

東京からはるばる大阪へやってきた文乃ちゃんがKUJIRAに入社を決めた理由とは?

どんな人?

ーまずは自己紹介をお願いします。

 相模女子大学学芸学部生活デザイン学科を卒業し、2025年4月にクジラ株式会社に建築デザイナーとして入社しました、櫻井文乃(さくらいあやの)です。

ーどんな学生生活を送っていましたか?

 小さい頃からものづくりが大好きだったんですけど、周りと比べて「自分なんか無理かも…」って思って、一度はその夢を諦めたことがありました。でもやっぱり、どうしても諦めきれなかったんです。附属高校に通っていたので、そのまま大学に進む道もありました。でも、私はやりたいことにはとことん熱くなりたいタイプで、当時の周りとの温度感の差に戸惑っていたことも相まって環境を一新しようと思いました。

 学歴や肩書きで自分を判断されたくなかったし、そうじゃない自分の価値を証明するには、自分のことは自分の言葉で語れる人間になろうって。そう決めて、意味のある4年間にすることだけを考えて、「誰よりも納得できるまでやり切る」と、走り抜けてきました。

ー「自分のことは自分で語れる人間になる」 カッコいいです…! 

そのために大学生の時にしていたことはありますか?

 授業や課題にはとにかく真剣に向き合っていました。ただ遊んでるだけの大学生にはなりたくなかったので。朝から晩まで大学にこもって課題をやってた日もたくさんあって、大変でしたけど、「納得できるまでやり切る」と決めたからには途中で辞めたいとか言いたくなかったんです。

 他には、もっと自分の価値観を磨こうと、2ヶ月間オーストラリアに留学に行きました。元々、海外に興味があって、大学卒業後は海外に行こうと思っていたので。

ーそうだったんですね。

 でも、日本で就職したのは何か心境の変化があったんですか?

 1.2年生の時、コロナの影響で海外に行けなかったこともあって、他の大学生が就活を始める大学3年生になっても、私の頭の中には海外に行くことしかありませんでした(笑)

 実際に2ヶ月間オーストラリアに行ってみて、すごく楽しかったし学びも多かったんですけど、向こうでの生活の中でふとした瞬間に、ホームシックになった時がありました。
そのとき、特に恋しく感じたのが、大学で友人たちと一緒にものづくりをしていた時間でした。自分はホームシックになんてならないと思っていたので意外でしたが、あのときの何気ない日々や仲間との関わりが、自分にとってどれほど大切だったかに気づくきっかけになりました。

 そうした経験を通して、「やっぱり私は、日本という自分のホームで、誰かの日常を支えるようなものづくりをしていきたい」という気持ちが大きくなったんです。

KUJIRAとの出会い

ーKUJIRAとの出会いはなんですか?

 日本での就職を考え始めた頃、KUJIRAのサマーインターンの広告が流れてきて、そのまま矢野さん(クジラ株式会社/SEKAI HOTEL株式会社代表)のnoteを読みました。学生が終わっても熱くなれる環境を探していた私にとって、青春は、大人になっても続く」と言う言葉はスルーできませんでした。そこからKUJIRAという会社にも興味が湧いて、サマーインターンに応募しました。

矢野代表のnoteより(https://note.com/clover_kujira/n/nae23c60f3270

ー実際にサマーインターンに参加してみてどうでしたか?

 せっかく参加するからには、何ひとつ無駄にせず、全てを吸収しようという気持ちで臨みました。一番驚いたのは、社員の方たちのインターン生への向き合い方です。正直、「どうしてここまで時間をかけてくれるんだろう?」と思うくらい、120%の熱量で接してくれました。その姿に圧倒されると同時に、私も絶対に本気で取り組もう、と気持ちを引き締めたのを今でも覚えています。

 そこからは、「自分がどれだけ動くか次第で、得られるものは何倍にもなる」と感じ、全力で取り組みました。特に、社員の方々と直接コミュニケーションが取れる時間をいかに有意義にするかを意識し、準備にもかなり時間をかけました。やり取りの後は毎回ぐったりするほどでしたが、その分、得られた知識や視点の幅広さは想像以上でした。

KUJIRAに入社を決めた理由

ーKUJIRAに入社を決めたきっかけはなんですか?

 サマーインターンが終わったあと、正直ものすごく寂しかったんです。あの熱気や空気感がどうしても忘れられなくて。自分があんなにも夢中になって取り組めたこと、そしてそれが当たり前のようにできる環境だったこと。あの時間がどれほど特別だったのか、終わってから改めて実感しました。ちょうどその頃には、以前から抱いていた「海外に行きたい」という熱も冷めてきていたので、自分がどこで、誰と、どんなふうに働きたいのかを改めて考えるようになっていました。

 そんなとき、東京で矢野さんと食事をする機会があって、「凜ちゃんや朝水ちゃん(内定者)に相談してみたら?」と声をかけてもらったんです。実はサマーインターン中から、凛ちゃんと朝水ちゃんとは直感的に「もっと話してみたい」と思っていたので、思い切って連絡してみました。

 そこから個別にたくさん話す機会をもらって、2人の人柄や価値観に触れるうちに、「こんな同期と一緒に働けるなら…」と自然と安心感が湧いてきました。大学時代の友達は社会人になれば必ずしも隣にいるわけじゃないけれど、凛ちゃんや朝水ちゃんが職場にいてくれると考えたら、きっと自分らしくいられるだろうなと思えたんです。

最後に!

ー学生に向けて一言お願いします!

 学生の間に、自分と本気で向き合う経験をして欲しいなと思います。そこで本当にやりたいことが見つかったら恐れず挑戦してほしいです。その過程でKUJIRAに興味があったらぜひサマーインターンに参加してみてほしいです!きっといい機会になると思います。

 

WRITERこの記事を書いた人

クジラ 編集部

中崎町にあるリノベーション会社です。不動産探し、住宅ローンのお手伝い、設計デザイン、施工、インテリアコーディネートまでワンストップでお手伝いさせていただきます。お客様に最適な暮らし方のご提案をさせていただきます。

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