2026.03.29
最終更新日
2026.03.29
KUJILIKE

「施設はここにあるよ」を伝える、子どもたちの看板づくり

DIY KUJILIKE 社会貢献 フリースクール 児童養護施設

KUJILIKEって?

「KUJILIKE」は、“DIY”を通して“子どもたちの機会格差”を減らす、クジラ株式会社独自の活動。
児童養護施設で暮らす子どもや障害のある子どもは、環境によって出会い・挑戦・成功体験が限られやすいという課題があります。
私たちは各施設を訪問し、子どもたちと一緒に「つくる」プロセスを設計。空間が整うことで日々の快適さが上がり、同時に“自分の手で変えられる”感覚を育んでいきます。
大切にしているのは、失敗してもやり直せる安全な挑戦の場を用意し、「自分にもできる」「未来を選べる」という自己効力感につなげること。

今回は、その活動のご報告です。

「気づいてもらえない」ことのさみしさ

DIY KUJILIKE 社会貢献 フリースクール 児童養護施設

施設は、前を通っても気づかれにくい場所にあります。
外から見るだけでは分かりづらく、新しく訪れる人が「ここで合っているのかな」と迷ってしまうこともありました。
まずは、この場所に施設があることをきちんと伝えたい。
そう考え、子どもたちと一緒に看板をつくることにしました。

みんなで決める、色と役割

DIY KUJILIKE 社会貢献 フリースクール 児童養護施設
看板づくりでは、表面チームと裏面チームに分かれて作業を進めました。
色のサンプルを机に並べ、組み合わせを何度も入れ替えながら考えます。「この色とこの色どう?」「こっちのほうがいいかも」と、実際に並べ替えて見比べながら決めました。
そうして選ばれた色で塗装を開始。表面と裏面で異なる組み合わせになったことも、この看板の魅力になりました。

教え合いながら、ひとつの形に

DIY KUJILIKE 社会貢献 フリースクール 児童養護施設
文字はステンシルで塗装しました。スポンジにインクをつけて色をのせていきます。
しかし、インクをつけすぎるとにじみ、少なすぎると薄くなる。その加減が難しく、はみ出してしまう場面もありました。
それでも、得意な子が「少しずつたたくみたいにするといいよ」とコツを伝え、教え合いながら進めていきました
組み立ても協力し合い、看板はみんなの手で完成しました。

毎日目に入る、小さな誇り

DIY KUJILIKE 社会貢献 フリースクール 児童養護施設
設置された看板は、子どもたちが施設に帰ってくるたびに目に入ります。
自分たちで色を選び、塗り、組み立てた看板がそこにあるという事実は、小さな誇りになります。
そして、新しく訪れる人にとっても施設の場所が分かりやすくなりました。迷わずにたどり着けることは、安心して扉を開けられることにつながります。
“ここにあるよ”と伝えられる看板。
そこには、「自分たちの手でつくった」という確かな経験があります。
この「できた」という経験が、子どもたちの自信につながっていきます。
KUJILIKEはこれからも、“つくる”体験を通して未来への一歩を届けていきます。

WRITERこの記事を書いた人

デザイナー

三内 絵七ENA MIUCHI

大阪府島本町出身/毎日にワクワクを添えるデザインで、お客様のとってのハッピーな暮らしを提案できるよう頑張ります/常に自分のワクワクを探しています。今はクラフトビールに夢中です!

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