2023.07.10.Mon リノベーションのヒント

【デザイナーを真似る】「とりあえず買う」はやめて、一生モノと出会うまで待つ。

デザイナーに聞いたおすすめの家具屋

人生の中でダイニングテーブルを買うタイミングは2〜3回ほどでしょうか。それほど頻繁に買い替える訳でもなく、決して安い訳でもない家具。せっかくなら、自分が本当に気に入ったもので囲まれたいですよね。

そこでこの度、クジラのデザイナー7人に「おすすめの家具屋さん」「自分ならではの家具を選ぶ基準」についてインタビューをしました!
気になる家具屋さんや建築イベントがあると、休日に互いを誘い合わせて遊びに行くことも多いクジラのデザイナー陣。仕事・プライベート問わず感度が高いデザイナーは普段どのような家具を見ているのでしょうか?

今回は、雑貨屋や飲食店の情報通な高橋(ももさん)と、豊かな感性を持つ兒島(ゆうこさん)が教えてくれます。

本当は教えたくないインテリアショップや、小物が豊富なショップも紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

Profile
高橋桃子
デザイナー 事例はこちらから
2016年にクジラに入社した最もクジラ歴が長いメンバー。住宅のみならず、オフィスリノベーションも得意としている。趣味は美味しいものを食べること。
Profile
兒島ゆう子
デザイナー 事例はこちらから
大学で建築を学び設計デザイナーとしてクジラに入社。SEKAI HOTEL 高岡のPJにも携わるなど住宅だけでなく幅広くリノベーションの引き出しを持つデザイナー。豊かな感性と視点を持ち、お客様と細かく打ち合わせを重ねてリノベーションを創っていくことが得意。


おすすめの家具屋さんはありますか?

本荘:早速ですが、お気に入りの家具屋さんやおすすめしたい家具屋さんはありますか?

高橋:なんか探す時はまず、ZARAHOMEを見るかな
ZARAHOME
雑貨屋
兒島:グランフロント(大阪)にあるからすぐ見に行けますもんね。あとは、toolboxも一旦チェックします。
toolbox
建材・インテリアショップ
本荘:リノベーションでtoolboxの小物とかパーツ使ってる事例も多いですよね。

高橋:大阪にもショールームができたから、キッチンとかの設備をtoolboxにするお客さんも増えそうやね。

本荘:他に、おすすめしたい家具屋さんはありますか?

兒島:あんまり通販で家具を買うことがなくて、セレクトショップで買うことが多いかな。
raw light space(ローライトスペース)がおすすめ

中津にある雑貨とか照明器具のセレクトショップやねんけど、店主さんが買付してリメイクして売ってる。買付してるひとつひとつにすごい気持ちがこもってるから、つい欲しくなるねんな。家から近いし、よく行ってる店です。

高橋:HAYも可愛いよね。
HAY
北欧家具屋
プラスチック製のチェアとかは部屋をカジュアルにしたい人におすすめ。色もはっきりとしたカラーが多いから、ワンポイントにしたい時にも良い家具がたくさんあると思う。

最近、カフェでもHAYの家具をよく見るから、こういう使い方できるんだって勉強になる。

自分の家で家具を選ぶ基準は?

本荘:自分の家でどんな基準でインテリアを選んでいますか?

兒島:一点ものとか限定のコラボデザインとかが好き。
せっかく自分の家だし、一生使うものは自分が本当に気に入ったデザインの方が良いなって。だから、セレクトショップに行くのが好きなんかな。人に話す時も楽しいし、モノに思い入れができて楽しい。

本荘:とりあえず買うとかはないんですか?

兒島:それはないな。それならないまま1年過ごす(笑)

本荘:不便でも良いから、絶対いいと思うものを買うんですね。

高橋:私は、やっぱり色かな。
家の色が白とオーク色で、ワンポイントに黒を入れたいなと思って揃えてるところ。
最近は、ポスターを飾る額を黒いフレームにした。

兒島:他には、インテリアというより、グラフィックとして選ぶようになったかも。パッと目に入った時にグラフィックとして成り立つかで選んでる。ストーリーがあるかと、グラフィック的に合っているかを基準にしてる!

高橋・本荘:かっけ〜〜

本荘:家具ってないと不便だから買うじゃないですか。でも、自分のテンションを上げるアイテムとして選ぶと楽しいですね。

お気に入りの家具はありますか?

高橋:引越しした時に、LOWYAのテーブルを買った!
部屋の色に合わせてオーク色にしたよ。値段の割には良い感じで買って良かった。
リビングテーブル

兒島:最近じゃないけど、ここのブランケットがずっとお気に入り。
KIAN
ブランケット
兒島:部屋を間仕切るのに、白いカーテンを使っててんけど、なんとなく勿体無いなと思ってて。ブランケットだったら飾れると思って、バーから吊り下げてる。

本荘:色が可愛いですね。

兒島:最近は増えてきたけど、買った頃は日本でこういう色がカラフルでPOPなブランケットがなくて、インスタで見つけた時からいつか欲しいと思っててん。

本荘:ネットで買ったんですか?

兒島:現物を見てないからなかなか買う勇気が出なくて。迷ってた時に、大阪にあるhowseっていう眼鏡兼セレクトショップで期間限定で出展してて、そこで見て買ったよ。

それまでは、家具屋さんで家具を買うことが多かったから、インスタで見つけて、わざわざ足を運んで買うのは手間だったけど、それが良かった。多分、普通にネットで買ってたら、そこまで思い入れなかったかも。手間がかかった分、より一層お気に入りになったな。

家具の情報収集はどうやってしてる?

本荘:たくさん家具屋さんを知ってますが、どうやって情報収集してますか?

兒島:ネットかインスタかな。

高橋:そうですね。あとは翔さんが教えてくれる。

Profile
松尾 翔 Sho Matsuo
デザイナー
兵庫県神戸市出身 / 私たちの仕事はカッコいい空間を作ることではなく、お客様の暮らしがより素敵になるようにデザインすることです。
プロとしてお客様のご要望を叶えるだけではなく、言葉にできない “想い” を引き出し、表現することを心掛けています。

本荘:デザイナー陣は一緒に家具屋さんとかよく見に行ってますよね。

高橋:家具屋さんとかイベントとかあったら誰かしら誘っていくかな。みんな解釈が違うから、誰かしらと行くと楽しい。

兒島:インスタでは、家具屋さんの公式アカウントを見るより、おしゃれな人の投稿にハッシュタグがついてるのを見て、知ることが多いかな。

本荘:ゆうこさんにプレゼントする機会があって、何が好きかなって調べるためにインスタ覗いたらたら、フォロー数が多すぎてびっくりしました。

兒島:1900超えてるから、自分でも把握してないかも(笑)

本荘:すごいですよね(笑)覚えてなくても、一旦ストックしておくのすごいなと思って。

兒島:フォローしたら、検索欄に似たようなの出てくるやろうと思って。AIに好み教えるためにもとりあえずフォローしとく。

本荘:自らAIを誘導しているんですね(笑)

ありがとうございました!
家具を機能としてだけではなく、生活を彩るものとして選んでいる2人でした。
一点もののセレクトショップだけでなく、手に取りやすい雑貨屋さんも紹介しましたので、ぜひ足を運んで見てください。
次回はナチュラルなインテリアが好きな菅原と、2回目の登場の松尾にインタビューをします!

WRITERこの記事を書いた人

ライター

本荘 はるなHARUNA HONJO

webライター/大阪府柏原市出身/実家で保護猫2匹を飼っています/冬キャンプが好きで年末に富士山を見ながらキャンプをしました!

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