2025.08.28
最終更新日
2025.08.28
CREATOR's STORY

「“ちょっとした違和感”を消す」【KUJIRAメソッド①】

こんにちは、クジラ株式会社の営業ディレクター三橋です。
今回は、私がリノベーションの現場で大切にしている「ちょっとした違和感を消す」という考え方についてお話しします。新築の家をリノベーションされた方の事例です。

住まいに残る“ちょっとした違和感”を、とことん消していく

「可愛い家をつくりたい」──多くのお客様がそう思われます。
けれど、いざ完成した空間を見たときに「なんか野暮ったいな」と感じてしまうことがある。その原因は、ほんの少しの“違和感”が残ってしまっているからだと、私は思っています。

「既製品」が生む小さな違和感に気づく

きっかけは、お客様の何気ないひと言でした。 「エアコンの配管、これ隠せませんか?」

確かに、配管が見えているとどうしても可愛くない。配管カバーをつけても、既製品の白くてツルッとした質感や大きな縁が浮いてしまい、余計に“違和感”になるんです。
その瞬間、「あ、ここだ」と思いました。こういう“既製品がもたらす違和感”こそが、可愛い家づくりを邪魔しているんだと。

それ以来、私は「違和感を減らす」ことを最優先に考えるようになりました。美しさは足し算じゃなく、引き算から生まれるんです。

コストも手間もかけて、“違和感”と戦う

「ただのマンションじゃなく、おしゃれな空間にしたい」。その思いを実現するために、地味だけど妥協できない選択をいくつもしました。

①エアコン配管を隠すために、アーチの柱を設計

②キッチンの外側にモールテックスを塗り、造作のような質感に

③カウンター下収納には取手をつけず、フラットな仕上がりに

④既製品感が強いはしごと柵は、造作で一からつくり直し

⑤天井の梁や巾木など“余計な線”を徹底的になくす設計

⑥床材や扉・棚板の色味を揃えるため、貼り替えや塗装で統一

一つひとつは「そこまでやる?」と思われる作業かもしれません。けれど、たった一つでも妥協したら、全体が一気に“なんかダサい”に傾いてしまう。それだけは絶対に避けたかったんです。

違和感を排除した先に生まれる「可愛さ」

完成した空間は、アーチ天井が象徴的なやわらかさを持ちながら、視界にノイズがない“洗練”された佇まいに仕上がりました。

「ただ可愛い」でもなく「ただシンプル」でもない──意志を感じる住まい。そういう空間をつくれたことに、私はとても誇りを感じています。

KUJIRAメソッドは“違和感を消すこと”

私たちクジラが大切にしているのは、派手さや奇抜さではありません。 感性が自由に泳げる空間をつくるために、徹底して“ノイズ”を取り除くこと。今回のリノベーションは、その姿勢を体現した一例です。
お客様の「可愛い」を叶えるために、私たちはこれからも“ちょっとした違和感”と向き合い続けます。

WRITERこの記事を書いた人

ディレクター

三橋 玲奈RENA MITSUHASHI

ディレクター / 大阪府交野市出身 / おしゃれをすること、部屋を可愛く、居心地よくすることが好きです / 身に付けるモノや身の回りの空間が持つパワーはとても大きいです。「自分らしくいきいきと暮らす人を増やしたい」「誰かの人生をより豊かにしたい」という想いでこの仕事に就きました。
お客様にとっての”心地良さ”や”好き”を一緒に形にしていきたいです!

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