2025.09.22
最終更新日
2025.09.22
施主様インタビュー

70㎡の空間でも「体感では+10㎡の80㎡」。断熱×動線で“無駄ゼロ”の暮らし

リノベーション キッチン

購入したマンションをリノベーションしたK様。
断熱や家事動線にこだわった住まいづくりを伺いました。

▼今回のPJメンバー
施主様:K様
クジラディレクター:三輪
クジラデザイナー:松尾

「センス」で選んだ、クジラのリノベーション

クジラ(以下省略):リノベーションを考え始めたきっかけをお伺いしても良いですか?

K様:賃貸の家賃が上がり続ける中で、「同じ金額を払うなら、自分の好きなように内装やキッチンを整えた住みやすい家に住みたい」と思ったのがきっかけです。もちろんリスクもありますが、自分らしい暮らしには大きな価値があると感じました。

-最終的にクジラに依頼した決め手はありましたか?

K様:施工のタイミングもありましたが、最終的な決め手は「センス」でした。ホームページの写真を見て「かっこいい」と思えたのはクジラさんだけでした。実際にリノベーションしてみると“奇跡”のようなことがたくさん起きました。例えば冷蔵庫。何も考えずに買ったのに部屋に自然に馴染んで驚きました。バルミューダも以前よりずっと映えるし、寝室も窓を隠さずにベッドが収まり、全てがちょうどいいんです。

三輪:家電が空間に馴染んだのは“住まいと暮らしの調和”がうまくいったからですね。K様のセンスも加わってこその“奇跡”だと思います。

こだわりは「断熱」と「家事動線」

-特にこだわった断熱。エアコン1台のみのですが、実際住んでみてどうでしたか?

K様:本当に快適です。エアコンは4月に設置しましたが、それまで何も使わずに過ごしていました。冬もファンヒーター1台だけで十分でした。

玄関開けて家に入った瞬間、ふわっとあったかくて。「あぁ、帰ってきたな」って実感できるあの感じ。外がどれだけ寒くても「玄関が少し冷える」程度。上着も不要で、裸足で快適に過ごせました。断熱に投資してよかったと思いますし、特に満足している点です。

三輪:断熱はマンションの中でも最上級レベルで施工しました。季節を問わず快適な室内環境が実現できたと思います。

-間取りでは水回りや収納などをかなり検討されましたが、ポイントはありましたか?

K様:決め手は洗濯機の位置でした。松尾さんが「ここに置きましょう」と提案してくれて、ストレージの一角に収めたことで干す動線も自然につながり、「これだ!」と感じました。不安が消えて発想が広がった瞬間でした。

三輪:実際の使い勝手はいかがですか?

K様:とても快適です。無垢の床はサラサラで、洗濯物を一時的に置いても嫌な感じがありません。
動線も無駄がなく、すべての空間が活かされています。他のマンションだとよくあると思うんですけど、例えば廊下側の部屋が使われてなくて電気も消えてる、みたいな。

でもこの家は違って、全部の部屋がちゃんと役割を持っていて、活かされてる。寝るだけ、仕事するだけ、っていう限定的な空間じゃなくて、全部ちゃんと“暮らしている”んですよ。70平米ですが、無駄がないので実感としては85平米に感じます。

松尾:家づくりはほとんどの人が何度も経験するものではないですし、過去の住まいの形も限られているので、どうしても固定概念にとらわれがちだと思います。あえて「寝室は寝るだけの場所でもいい」など、固定概念を揺さぶる提案をしました。

-最初にそうした提案を受けて、戸惑いはありましたか?

K様:最終的に2人暮らしになることを想定し空間を見直す中で、印象的だったのは松尾さんの言葉です。「自分も受験期は塾と寝るだけの生活だった」と話してくれて、「子ども部屋も必ずしも勉強部屋でなくていい」と納得できました。実体験に基づいた提案は説得力があり、こちらの希望も形にしてくれるので安心して任せられました。

家族と友人が集う、家バルのようなキッチン

-断熱や動線と並んでこだわったキッチン。実際使ってみていかがですか?
マンションリノベーション施工事例
K様:ここで料理するのがとても楽しいです。テレビと連携して音楽を流せるので、夜に一人でご飯を作りながら音楽を聴く時間が心地いい。カウンターでお酒を飲むだけでも癒され、料理そのものが楽しいんです。

ゲストを招くと、カウンターがまるでバーのような雰囲気になり、それぞれが会話を楽しむ光景が見られます。「ここは家?店?」と思うくらいで、それもまたこの家ならではの楽しみ方です。
何より落ち着く空間で、料理する時間がここまで楽しくなるとは思いませんでした。

三輪:ありがとうございます。それでは最後に、一番よかった点を教えてください。

K様:一番良かったのは「デザインを押し付けない」ところです。こちらの希望を受け止め、「やってみましょう」と言ってくれる。その姿勢がありがたかったです。最初は「小上がりを提案したら変に思われるかな」と不安もありましたが、前向きに受け止めてもらえました。安心して大胆なアイデアも話せましたし、お願いして本当に良かったです。

三輪:そう言っていただけて嬉しいです。小上がりも実現でき、空間に馴染んでいるのが私たちも嬉しいです。
これからもこの空間での暮らしを楽しんでいただければ幸いです。本日はありがとうございました!

▼WORKS|施工事例

WRITERこの記事を書いた人

ディレクター

三輪 海斗KAITO MIWA

ディレクター / 大阪府高槻市出身 / 三輪に頼んで良かったと言ってもらえるように頑張ります / 休日はよく古着屋巡りや、家具屋さんに行きます!

リノベーションの相談・各種ご予約はこちら