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クジラで働く人たち

施工管理 清水 和巳

売ったら終わり・古くなれば解体に疑問「新価値を生む業界の先頭に立つ」

クジラに勤めて3年目、施工管理を担当しています。高校卒業後、地元の左官屋に就職し、11年間職人として働いていました。その後、兄が建築会社を立ち上げることになり、初めて現場監督として勤務。カナダから輸入したツーバイフォー工法の住宅を手掛けましたが、資金繰りがうまくいかず会社は頓挫。異業種に挑戦しようと航空業界へ転職しました。

空港では飛行機の誘導や荷物の積み下ろしを行うハンドリング業務に就き、外国の方と接する機会も多く新鮮で面白かったです。しかし、残業が月140時間を超える過酷な労働環境で心身ともに限界を感じ、退職を決意。再び建築業界に戻り、不動産会社で施工管理として建築の基礎を学んだ後、営業に転身しました。毎月4棟以上の販売ノルマがある厳しい環境でしたが、交渉力や提案力を磨くことができました。ただ、よりお客様の満足を重視し、無理のない働き方を求めるようになり、そんな中で出会ったのがクジラでした。
就職を決める前から家族を交えた食事の場を設けてくれ、不安を取り除いてくれました。代表の「家族を優先してください」という言葉には感激しましたね。自分の時間を大切にできるようになりましたし、20〜30代の若い社員が多いのも、こうした温かい社風があるからだと思います。新卒の社員は自分の子供くらいの年齢で、つい気を遣いすぎてしまうこともありますが、年齢や性別に関係なくチームとして協力し合う環境は、とても新鮮で学びが多いです。

昨年6月に不動産と行政書士の会社を立ち上げ、そのタイミングで退職を考えましたが、代表から「いろんな働き方があるから」と業務委託で施工管理を続けることを提案されました。クジラで働いた人は、何かしらの形で繋がりを持ち続けるんだろうなと感じています。
不動産業界は、「売ったら終わり」「古くなれば解体」という短絡的な考えが根強く残っています。しかし、住むこと、暮らすこと、生きることの多様な価値観を反映できる業界へと進化する必要がある。クジラがその先頭を歩んでいけたらと思っています。

こだわりの施工

【大阪市淀川区】フランス製の黄色いポストが目印 街のパン屋さん

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2階建ての建物の床を抜いて吹き抜けにしたいというご要望があり、まずは歪んでいた建物を真っ直ぐにするところから取り掛かりました。
また、24時間営業のパン屋という発想自体が自分にはなかったため、コンセプトづくりから大変勉強になった案件です。

出身地

大阪府岸和田市

趣味

◾️ゴルフ
20代で始め一度離れていましたが、クジラのコンペがあるので再開しました。社員や外部の業者さんを含めて、15人ほどで和気あいあいと楽しんでいます。前職の部下を誘い、業界のつながりを広げることもあります。ゴルフはなかなか上達しないからこそ、つい夢中になってしまいますね。

研究テーマ

とにかく健康でいることです。
お酒は飲まず、タバコも吸いません。37歳のときにキッパリ禁煙しました。今47歳ですが、この時代、60歳でキャリアを引退する人はほとんどいませんし、自分もできるだけ長く、無理のない範囲で仕事を続けていきたいと考えています。

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