「NOと言わない」理想を叶える唯一無二のアイデアを提案する
中途採用で入社し、営業ディレクターを担当。今は先輩の営業や打ち合わせに同行し、施工現場を回りながら、リノベーションでお客様の理想を形にするプロセスを学んでいます。前職のリフォーム会社でも8年間営業をしていましたが、リフォームとリノベーションには大きな違いがあります。リフォームが部分的な改修を目的とするのに対し、リノベーションは住まい全体の価値を高めることが目的。後者の方が正解がなく、空間作りにおける幅広い視点や、家での過ごし方への深い理解が求められると実感しています。

転職活動では、不動産業界にこだわっていたわけではありません。「お客様をどれだけ大切にできるか」を基準に会社を探しており、出会ったのがクジラでした。ここでは「NOと言わない」姿勢が基本。パターン化された提案ではなく、一個人の理想を叶えるための唯一無二のアイデアを生み出す。そのために何度も打ち合わせを重ね、この提案で本当に期待に応えられているかと振り返ります。なかでも「やってみよう」というポジティブな言葉が飛び交う文化が、私にはしっくりきました。

営業職を始めた当初は、なかなか自分のスタイルが見つけられず、業界的に男性が多い職場の中で模索の連続でした。しかし、「共感」や「信頼」を軸にした営業が自分の強みだと気づき、次第に楽しくなっていったんです。クジラに入ってからは、お客様一人ひとりと向き合える時間が格段に増え、直接反応を受け取れることにやりがいを感じますね。
そして、営業以外にも注力していきたいのが「KUJILIKE」というプロジェクトです。これは子どもたちがDIYを通じて住環境を改善し、自信や夢を育むための活動。自分自身、幼い頃から部屋の模様替えが好きだったのもありますが、社会貢献につながるプロジェクトに携わることは、生涯の研究テーマでもあります。空間作りを通じて、暮らしやすい家から、暮らしやすい社会を作っていきたいです。