TEAM

クジラで働く人たち

プロジェクトマネージャー/広報 北川 茉莉

「日常は誰かの非日常」まちのコンシェルジュでありたい

SEKAI HOTEL株式会社でプロジェクトマネージャーと広報を担当しています。オフィスでパソコンと向き合うというより、主にSEKAI HOTEL Fuseのフロントに立ち、客室の清掃も自分たちで行い、まちの方やゲストと交流するといった、現場に立つことを大切にしています。ホテルをはじめ、このまちで心地よく過ごしてほしいという思いが軸にあって。ゲスト一人ひとりと会話をしながら、その人に合った布施の楽しみ方を提案しています。

入社を機に地元・岐阜から布施に引っ越して丸4年。実際に住んでみることで、布施の人の温かさやチャレンジ精神をより一層感じ、知れば知るほど面白くて飽きないまちだと実感して。布施は観光地ではありませんが、ここでの日常はゲストにとっての非日常で、お店や人も含めた布施が“まちごと”観光地になっています。しかし、まちについてインターネットで調べると、人気飲食店や有名スポットのような同じ情報ばかりで、楽しみ方が画一化されてしまっているのが現状です。

ホテルを運営することは目的ではなく、地域や社会に貢献するための手段の一つだと思っていて。まちの人しか知らない生の声を発信することで、情報の価値を高め、布施・高岡だけに限らず、全国の観光地ではない地域の日常を観光地化し、まちごとホテルを広めていきたい。私個人としては、単なるホテルスタッフではなく、私に聞けばまちの全てがわかるような、まちのコンシェルジュでありたいです。

出身地

岐阜県羽島市

趣味

◾️パン屋さん巡り
大阪・神戸・京都の食べログ百名店を巡っています。

◾️古道具屋さん巡り
アンティークショップというよりは「古道具屋さん」が好きです。

◾️映画
名作と言われる映画を教養を深めるためにも観ています。他者におすすめを聞き、それを観た後に感想を交流するのが好き。自分が他者にどう見られているのかを知れるので、それもまた楽しいです。

研究テーマ

大学時代の専攻は「ジェンダー論」でした。人が性別をはじめとする、自分の社会的なラベルにとらわれずにどう”その人らしく”在ることができるのか。そもそも「らしさとはなんだろうか」が人生のテーマです。かくいう私は、社会的には強者であり、この思考をする余裕があるだけ有り難いことなのだと常々感じながらも、優しい人で在りたいなと、自分のもろさや弱さも感じながら存在価値を探しています。SEKAI HOTELに最も最初に共感をしたのは「No border な社会」というビジョンでした。

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