TEAM

クジラで働く人たち

SEKAI HOTEL事業責任者 小林 昂太

長期的にゲスト・地域を幸せにできるホテルづくりを

SEKAI HOTELの事業責任者として、マーケティングをはじめ、総務・労務など、ホテル運営全般を担当しています。経営や企画についての議論を重ねるだけではなく、実際に現場に立ち、ゲストやまちの人にヒアリングしたり、直接反応を受け取ったりすることで事業の質を高めるなど幅広く意識をもっています。SEKAI HOTELは経営側と現場の間に人を介さないため、一般的なホテルに比べ、かなり速いスピード感で新しい取り組みにチャレンジできているのではないでしょうか。

仕事以前に生きていく上で、「人の幸せに繋がることがしたい」という思いが根底にあって。民間事業者が消費者の生活に関わる機会は少ないですが、私たちホテル事業者は宿泊を通じてゲストの生活に直接関わることができます。とくにSEKAI HOTELでは、いちゲストにかけるリソースが多く、客室まで一緒にまちを散策することもあって。

旅行は、ホテルを予約しようと思ったときから既に始まっています。大多数の宿泊施設は旅ナカ(宿泊中)のサービスに注力します。しかし私たちが目指すのは、旅ナカだけではなく、旅マエから安心でき、旅アトも思い返して幸せになれる、また帰って来たいと思えるホテル。LINEをはじめとしたSNSを活用し、長期的にゲストや地域との関係性が続いていくようなホテルづくりをしていきたいんです。

出身地

大阪府富田林市

趣味

◾️野球観戦
オリックスバファローズのファンです。京セラドームで観戦するのはもちろん、オリックスが勝った日のハイライトを見る時間も幸せなひとときです。

◾️日本庭園めぐり
日本庭園の静けさにほっとしながら、自然と人の手が生み出す美しさや、そこに息づく歴史や文化に魅せられています。作り手が何を表現しようとしているのかを想像したり、角度によって異なる表情を見せることに注目したりすることも、奥深くて面白いと感じています。

研究テーマ

「人が幸せでいるためには何が必要か」を考えています。学生時代には「貧困の連鎖」を研究し、その構造的な難しさを痛感しました。しかし、貧困を解決するだけで本当に問題が解決するのか、社会には他にも様々な課題があるが、それを解決したら終わりなのか、という疑問が心に残りました。考え抜いた結果、一人ひとりが幸せを実感できることが重要だとの考えに行き着き、この気づきが現在のテーマの出発点となっています。

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