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クジラで働く人たち

プロジェクトマネージャー 副島 朝水

人と地域をつなぐホテル「地元に愛着を持てるきっかけを」

人口2万人のまち、宮崎県高鍋町で生まれ育ちました。海沿いのまちで、サーフスポットとして有名な場所です。地元が嫌いなわけではなかったのですが、小さなまちでの生活が退屈で「はやく田舎から飛び出したい」と思い、横浜の大学へ進学しました。それが人生で初めての都会。もちろん知り合いゼロの状態でした。当時コロナ禍だったこともあり、自宅で一人オンライン授業を受ける日々。地元を出て初めて、人とのつながりの尊さに気づいたんです。国際系の学部でしたが、広い世界のことより地域コミュニティへの関心が強まり、まちづくりを専攻するようになりました。

現在はSEKAI HOTEL Osaka Fuseのプロジェクトマネージャーとして働いています。フロントに立ち、ゲストやまちの人との交流、客室清掃など、体を動かす毎日。
ホテル業界に興味を持ったきっかけは、就活を機に地元に帰り、宮崎のゲストハウスで住み込みのインターンをしたことでした。そこでホテルがただの泊まる場所ではなく、宿泊客と地元住民との交流を生む場所でもあるのだと、認識が変わったんです。それからホテル業界に絞り就活をしていたところ、SEKAI HOTELを発見。代表・矢野のビジョンに共感し、入社を決めました。

新卒で、知識もスキルもまだまだ乏しいですが、「誰もが地元に愛着を持てるように」という思いは人一倍あります。毎日布施にいて、地元の人のように実際に生活しているからこそ、布施のあれこれを自信を持っておすすめできる。入社してすぐの頃、先輩に連れられて立ち飲みの居酒屋さんに行きました。店内は満席だったのですが、常連さんたちが奥へと詰めて、自然と輪の中に入れてくれました。布施では、こうした「地元の人にあたたかく迎えられる」瞬間によく出会います。
チェックアウト時のゲストとの交流や宿泊アンケートを通じて、ゲストの反応を直接受け取れるのも大きなやりがい。喜びも反省もすぐ次に活かせるので、それぞれのゲストに最適な接客を常に追求していきたいです!

出身地

宮崎県高鍋町

趣味

◾️カフェ巡り

◾️自然豊かな場所に行くこと

研究テーマ

地元に愛着を持てるようにするには

私は大学進学を機に地元を離れて初めて、地元の温もりを実感しました。そして現在、SEKAI HOTEL Osaka  Fuseで働く中で、布施がまるで自分の「もうひとつの地元」のように感じられるようになりました。地域には名産品や風景など魅力的な要素がありますが、何より大切なのは、その土地の“人”の個性や温かさだと考えています。そこで、地元の人と訪問者をつなぎ、双方に新しい発見をもたらす場をつくることで、自分の地元に愛着を持つ人を増やしていきたいと思っています。

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