2025.02.21
最終更新日
2025.02.21
リノベーションのヒント

若い世代だけじゃない!セカンドライフでリフォーム、リノベーションを選んだ終の住処

リノベーションのインタビュー

こんにちは!クジラ株式会社の菅原です!

Writer
菅原沙絵
デザイナー WORKS
2017年に新卒入社以来、住宅だけではなく店舗や宿泊施設のデザインも担当してきた。
お客様の理想を正確に捉え、ヒアリングを中心にデザインしていくことを得意としているデザイナー。
CREATOR’s STORY|菅原 沙絵

定年退職やお子さまの独立など、大きな節目を迎える時期。人生の折り返し地点を迎える50代・60代の多くの方が、今の自分自身のライフスタイルに合った終の住処について考えます。

バリアフリー化はもちろん、広すぎる空間を有効に活用し、必要な機能を持つコンパクトな住まいにすることで、快適さと利便性を両立できます。また、趣味を楽しむためのスペースや、夫婦それぞれのプライバシーを考慮した間取りも人気です。

本記事では、セカンドライフに合わせたリフォーム、リノベーションのポイントや施工事例をご紹介します!

50~60代がセカンドライフに最適なタイミング

確認申請 リフォーム例
50~60代がセカンドライフに向けてのリフォーム・リノベーションに最適なタイミングである理由を解説します。

50~60代でライフスタイルの変化が出やすい

お子さまが独立したり、足腰の弱さを感じてきたり、新居を購入した20年、30年前とは異なるライフスタイルを送っているのは当然です。そのため、50~60代で今の住環境が最適ではなくなる方が多くなります。

また、働き盛りだった30~40代に比べて、お子さまの独立により時間と経済的にも余裕があり、セカンドライフリノベーションを考えるのに最適なタイミングだと言えます。

体力があるうちに老後に備える

リノベーションの工事内容によっては、仮住まいの用意が必要になったり、住みながらの工事になります。また、工事の打合せや比較検討などで、多少の体力や気力が必要になります。

シニア世代と言われる70代になると体力や気力に負担を感じるでしょう。
まだまだ元気なうちにセカンドライフに向けてもリフォーム・リノベーションを検討するのがおすすめです!

50代・60代におすすめのリノベーションアイデア

趣味を楽しむためのスペースづくり

セカンドライフのためのリフォーム・リノベーションは使いやすくするだけではありません。間取りや水回り設備を変えるのと同時に、憧れていたインテリアにするリノベーションも人気です。

今まで子育てや仕事中心だった生活から変わり、時間に余裕ができたことで新しい趣味にチャレンジする方も多いのではないでしょうか?料理がしやすいようにキッチンを広くしたり、バイオリンやピアノを演奏するために防音室を作ったり、趣味を楽しめるリノベーションが人気です。

改めて、自分が憧れているワクワクするような生活やインテリアを想像してみてください。

夫婦に最適な距離感を保つ間取り

定年退職後は家にいる時間が長くなります。夫婦で一緒にいる時間が長くなると、気になることも増えてくるでしょう。これからの人生を夫婦で仲良く暮らすために、ちょうどいい距離感を保てるリノベーションを考えてみてください。特に、寝室は完全に個室にするのか、ゆるく区切るだけでいいのかなど、ちょうどいいスタイルは人によって異なります。お互いの存在を感じながらも一人時間も確保できるように、デザイナーと相談しながらプランしてみましょう。

家事効率をアップさせる設備の選び方

キッチンやトイレ、お風呂などの水回り設備は年々進化しています。工事した当時の製品より、掃除が楽になっていたり、省エネ機能が備わっていたりと機能性が高いため、毎日の生活を快適にしてくれます。この機会に暮らしを良くしてみてはいかがでしょうか。

断熱性とバリアフリーで快適さを実現

セカンドライフを快適かつ健康に暮らすため、住宅の断熱性能の見直しとバリアフリー化も欠かせません。
特に、冬場のお風呂でのヒートショックにより、健康な人でも心筋梗塞や脳梗塞が起こる恐れがあります。急激な気温の変化を起こさないために、風呂場や廊下の断熱性能の見直しが必要です。50~60代からの人生を長く健康に過ごすためにも今から断熱性能の向上とバリアフリー化を検討してみてください。

リフォームで実現するセカンドライフ施工事例

セカンドライフの新たな拠点をリフォームやリノベーションで実現した施工事例をご紹介します。

夢と憧れを詰め込んだ大人の1LDK

リノベーション アクセントクロス 寝室
もともとお住まいだったマンションを終の住処としてリノベーションされました。
暗さが気になっていた玄関を明るくし、一人で使うには多すぎた部屋を使いやすくなるよう間取り変更しました。

良くなったのは間取りだけではありません。ずっとやってみたかった憧れのデザインを全部詰め込んだ、キュートな空間に。
趣味や好きなファッション、絵画など施主様のワクワクするような空間になるようリノベーションしました。

▼施工事例はこちらから!


▼施工を終えてからのインタビューはこちら!

ホテルに暮らすように過ごす、古民家リノベのセカンドハウス

和モダン リノベーション
親戚の方から引き継いだ古民家を、セカンドハウスとしてリノベーション。
余暇を過ごすホテルで感じる、ゆとりと穏やかな時間をお家にも取り入れられるように設計しました。

築80年以上の古民家でも水回り設備を交換することで快適に生活することができます。
天井は既存の梁を、障子や窓は既存のものをというふうに元のお家の良さを残しながら、それに合わせた新しい壁や床・扉を融合させていきました。

▼施工事例はこちらから!

転倒防止!段差の解消&手すりの設置

中古戸建のリノベーション
火事で全焼した建物を、外壁や外構、窓サッシも含めてフルリノベーション。
住み慣れた環境に戻れるよう、被災前の使い勝手を復旧しながら、新築当時から変化したライフスタイルをヒアリングし、付加価値を高めるご提案をさせていただきました。

立ったり座ったりの動作が多い玄関・トイレ・お風呂には、手すりを設置。
ご高齢のお母様がお住まいになられるため、手すりの位置も現地で細かく打ち合わせを行いました。

▼施工事例はこちらから!

これからのライフスタイルを楽しむために

これからのセカンドライフを楽しむためには明確な計画が欠かせません。実家のリノベーションや2世帯、デュアルライフといった選択肢が多くあり、ご家族によって最適は千差万別です。まずは漠然とした希望からでもお気軽にご相談ください。

リノベーションやリフォームを検討する際は、単に便利さや安全性を追求するのではなく、楽しく豊かに暮らすための要素も取り入れましょう。

WRITERこの記事を書いた人

デザイナー

菅原 沙絵SAE SUGAHARA

設計 / 大阪府大阪市出身 / 普段からデザインを意識的に見て、自分ならどうするのか考えるようにしてます / インテリア雑貨が好きでナチュラル・シンプルなものを集めることにはまっています

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