2025.10.26
最終更新日
2025.10.26
CREATOR's STORY

友達に見せたくなるWIC【KUJIRAメソッド③】

WIC リノベーション

こんにちは、クジラ株式会社の三輪です。

Writer
三輪海斗
ディレクターWORKS
2018年に新卒入社後、住宅・店舗・オフィスなど幅広く担当。住宅ローンの工面など難しい状況でもお客様に寄り添ってサポート。

今回は、“ただの収納”を“自慢の空間”に変えたウォークインクローゼットの事例をご紹介します。

“ただの収納”を、“自慢の空間”に変える

「ちょっと見てって、言いたくなるようなクローゼットを」

施主のそんな一言から、ウォークインクローゼット(WIC)のプランがスタートしました。
“機能的”ではなく、“自慢したくなる”空間をつくる。それが今回のテーマです。

設計の起点になったのは、「人と違うこと」に喜びを感じる施主の個性。
物件購入前から、WICを“店舗風”に仕上げる提案をしていました。
イメージしたのは、こだわりの洋服店。選んだ仕様は、どれも“ふつう”ではありません。

店舗のように「魅せる」クローゼット

WIC リノベーション
たとえばハンガーパイプ。
アイアン調ではなく、あえてワイヤーで吊るす方式を採用。
見た目が軽やかで、まるで空間に浮かんでいるような印象を与えます。
WIC リノベーション
床は一部をタイルカーペットにし、フィッティングルームのような質感を演出。
あえて枕棚を設けず、空間全体をすっきりと見せました。
照明もスポットライトで構成し、“見せる収納”としての存在感を高めています。

そして象徴的なのは、2階の階段を上がった先にあえて扉をつけなかったこと。
クローゼットの入り口には扉を設けるのが一般的ですが、今回は違います。

WIC リノベーション

WICはもはや“収納”ではなく、それ自体が“空間”であり、住まいの一部。
廊下からランドリールーム、そしてWICまでを一続きにすることで、動線と空間が自然につながりました。

「扉がないからこそ、ひと続きの“かっこよさ”が出る」
そんな施主の言葉に、この設計の意図が凝縮されています。

暮らしの中に、“見せ場”をつくるということ

「KUJIRAのリノベは、“使えるかどうか”だけで終わりません。
その空間に、誰かを連れて行きたくなるか?
今回はこの問いに、チーム全員で向き合いました。」
(営業ディレクター・三輪)

日常の中に、少しだけ“ステージ”を仕込む。
それがKUJIRAメソッドの一つです。

WRITERこの記事を書いた人

ディレクター

三輪 海斗KAITO MIWA

ディレクター / 大阪府高槻市出身 / 三輪に頼んで良かったと言ってもらえるように頑張ります / 休日はよく古着屋巡りや、家具屋さんに行きます!

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