2020.03.15
最終更新日
2024.03.21
KUJILKE

DIYをする前に設計図面を書いてみよう 【KUJILIKE team T 第2弾】

子どもとDIY図面を描く

KUJILIKE

児童養護施設やフリースクールに行って出張DIYを行なっています!
自分の過ごす空間について考え、所属するコミュニティについて考え、違うコミュニティとの関わりによって自分の将来について考える。
共にDIYする中で、そんな機会を作りたいと思っています。
DIYで子供たちの可能性を広げる“KUJILIKE”とは

DIYの前に設計図を作成!

今回は次回製作予定のベンチとテレビ台の設計図面を作ります!
図面を用意するとDIYを始める前に問題箇所の発見やイメージが湧きやすくなるのでオススメです。

DIYの図面

準備するもの

-平面図作成-
・ 方眼紙
・筆記用具
・スケール
・定規

作り方

作成する図面にもよりますが、30分ほどで完成しますので、DIYを始める前に是非お試しください。

step1. DIYで作る物、設置場所を決めよう

初めにDIYで何を作成するかを決めましょう。作る物が決まればネットの検索などで好みのデザインを探してみましょう。今回のKUJILIKEでは、廊下に設置するベンチと和室に設置するテレビボードになりました。
次に使用する材料と設置箇所を決めます。設置箇所を決める事でサイズが決まります。

step2.設計に取り掛かろう

DIYで寸法を測る
設置箇所が決まれば、図面作成に取り掛かります。
まずは、使いたい機能や人数、思いついたアイデアなどを書き出してみましょう。
今回は2チームに別れ、ベンチでは「3~4人が座れて、廊下もコミュニティの場にする」、テレビボードチームは雑誌や漫画も収納する事で「みんなが自然と集える場所」をテーマにしました。
実際に体を動かし身振り手振りを交えながら進めると様々なアイデアが浮かびます。

step3.設計した図面を検討しよう

DIYの図面の検討
step1で記入した情報を元に、下書き図面を書いてみましょう。工法などの難しい箇所は、ネットの記事を参考にしてみても良いかもしれません。弊社のホームページにもDIYに関する記事が多数ありますので、ぜひ参考にしてみてください。

step4.図面を正書してみよう

子どもとDIYの図面作成
step3で設計した図面を方眼紙に書いていきましょう。少し難しいですが、この際に大切なのは縮尺を計算して記入する事です。縮尺をおろそかにすると、図面とイメージが異なるかもしれません。使う材料や場所によって筆記具の色を変える、線の太さを変えるとより見やすくなります。

完成!

今回のKUJILIKEではstep4まで行い、step5として弊社のスタッフがその場でパソコンのソフトを使用して図面を作成しました。
みんなが仕上がった図面を見て使い方などついて話していて、次回の製作やその後を楽しみにしている感じが伝わりました!

問題解決も楽しむ

DIYのパース
今回のKUJILIKEでは、みんなが初めて体験する製図に少し苦戦していましたが、子どもが作成した紙の図面がパソコン上で立体に変化する様子を見て、とても目が輝いており、今回の設計体験を通じて建築業の一部を体験してもらう事が出来ました。

みんなが普段生活をしている空間について、どうすれば良い空間になるのかを話し合えた活動となりました。

次回もお楽しみに!

今までの活動

KUJILIKE×Team Tでは、複数回に分けて、建築に触れて行きます。
次回は今回作成した図面を元に、DIYを行います!【tプロジェクト第2弾】

第1期:子供達が初めて触れる建築で平面図作成

WRITERこの記事を書いた人

施工管理

南澤 敦哉ATSUYA MINAMISAWA

施工管理 / 東京 / 普段見えにくい所も丁寧に行う事を心がけております / 趣味はキャンプに行く事で、将来は自然が豊かな場所に自分が施工管理をした家を建てたいと思っています。

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