2023.10.12.Thu CREATOR's STORY

KUJIRAワンストップリノベーションの歴史

ワンストップリノベーションの歴史

こんにちは!クジラ株式会社 代表取締役の矢野です。

2007年に不動産仲介業者として創業したクジラ株式会社は、2012年にリノベーション事業へ参入。19歳から不動産業をやり続けてきた僕自身が「不動産の情報・知識に合わせて、建築についても教えてくれるプロフェッショナルがいれば便利なのに」と考え続けていたことを実現することになりました。

Writer
矢野浩一
代表取締役/プロデューサー
調理師学校を卒業後、起業という夢を叶えるため不動産業界へ。
20年近い不動産・建築業界での経験から、空き家を利活用した新しい形のホテル「SEKAI HOTEL」などの事業も手がける。


住まいやお店・オフィスにおいて、世界にひとつだけの“居場所のデザイン”が求められるこの時代。不動産の選定から、ローン計画、デザイン、施工、アフターフォローまであらゆることをワンストップで提供することこそ、お客様や社会に対して貢献度の高い仕事だと考えています。

2012年以降、KUJIRAのワンストップリノベーションがどのようにして成長を遂げてきたかをぜひ知っていただきたいと思います。

Ver.1.0 窓口を一本化したワンストップリノベーション(2012〜)

2012年に開始したリノベーション事業は、不動産・デザイン・施工の窓口を一本化したワンストップリノベーションから始まりました。

ワンストップリノベーションの歴史

社内にインテリアデザイナーを雇用し、僕たち不動産営業マンが不動産とリノベーションプランをセットで提案する形です。同時に、中古マンションをリノベーションして再販売する事業も開始しました。

「不動産屋が考える売れる(人気)物件」と「インテリアデザイナーが考える売れるデザイン」を社内ですりあわせることで、スピーディーかつ良いリノベーションが実現できました。

しかし、施工に関しては協力業者にお願いしていたので、「やりたいデザインではお金がかかりすぎる」「協力業者によって金額に差が出る」「予算を抑えるための代替案に乏しい」などの壁にぶつかりました。

2015年ごろ、KUJIRAのワンストップリノベーションは次のステップとして“自社施工”を取り入れる必要性が出てきました。

Ver.2.0 自社施工によるワンストップリノベーション(2016〜)

2016年、KUJIRAでは施工管理(現場監督)スタッフの雇用を開始し、自社施工ができる体制に変えました。

ワンストップリノベーションの歴史

これによって、リノベーションプランの選択肢が大幅に広がりました。「こういった雰囲気にしてほしい」というお客様の要望に対し、予算面、デザイン面、安全面などすべて視点で検証したプランを提案できるようになりました。

さらに、細部にわたってオーダーメイドの選択肢が取れるようになったのは大きな成長でした。これは居住用・事業用どちらのリノベーションにおいても言えることです。

「不動産の提案+デザインの提案」というプラン中心のワンストップリノベーションでしたが、自社施工を実現したことで、予算に沿った代替案や安全面での追加案などもお客様に提供できるようになりました。

築50年を超えるような建築物になるとコストコントロールが非常に難しく、リノベーション会社でも手を出しづらい現状があります。しかし自社施工によって、施工についての知見も社内に蓄積され、2017年には空き家を利活用したまちごとホテル“SEKAI HOTEL”という新規事業にもチャレンジすることができました。

SEKAI HOTELは日経優秀製品・サービス賞2019において日経MJ賞部門、最優秀賞にも選ばれました。

しかし、お客様→営業→デザイナー→施工管理→職人という伝言ゲームにおいて、リノベーションは扱う情報量が多く、「お客様にプロフェッショナルの情報をスムーズに集約する」ということが難しいことがわかりました。

そして、より高度なワンストップリノベーションを目指し、お客様との情報共有の方法についてもアップデートするべきと判断しました。

Ver.3.0 “共創型”のワンストップリノベーションへ(2020〜)

さらにアップデートされたKUJIRAのワンストップリノベーション3.0では、不動産・ローンのプロ、デザインのプロ、施工のプロの情報が最速でお客様に集約されます。

物件購入やリノベーションの仕様決定、建築物の補強箇所の確認・決定など“重大な意思決定の場面”において、より正確でより柔軟な選択肢をお客様に提供します。

ワンストップリノベーションの歴史

Ver.2.0で試験的に開始したお客様とのLINEグループによるコミュニケーションを本格導入し、営業だけでなくデザイナー・施工管理もお客様と直接コミュニケーションを取ります。

一般的な建築会社では、

①物件の選定〜契約までを営業

②コーディネートについては設計・デザイナー

③工事開始からは施工管理

というように、担当がリレーする形を取ります。しかし、これでは常にひとつの職種のプロからの情報しか提供されません。

世界にひとつだけの住まいを目指すリノベーションの打ち合わせでは「施工管理はA案がオススメだが、デザイナーとしてはB案、でもお客様の価値観を一番理解しているだろう営業からはC案がオススメ」という場面もしばしば。

担当がリレーする形では実現しない「常に3者のプロから情報を集約して選択肢を増やす」ということを共創型であるワンストップリノベーション3.0では実現しています。

未来に繋がる「カッコいい」を創る、ワンストップリノベーション

住まいづくりの主役は紛れもなくお客様です。「プロに任せきり」では理想の住まいは実現しないかもしれません。

ワンストップリノベーションの歴史

リノベーションとは非常に複雑で、ひとつひとつ決めていくのにも根気が必要ですが、私たちもそのひとつひとつをサポートすべく、たくさんの資料や情報をご用意させていただきます。

お客様の深い価値観までクジラと一緒に潜っていき、お客様のスキをたくさん詰め込んだ住まいを創り上げましょう。

▼KUJIRAについて詳しく知りたい方はコチラ!

WRITERこの記事を書いた人

代表取締役 / プロデューサー

矢野 浩一KOICHI YANO

代表取締役(プロデューサー) / 宮崎県出身 / お客様の“不安”を”安心”に転換できるプロデュース / お客様と一緒にチームを作るのがクジラ流です。とことんこだわりたいお客様から、「どうしていいかわからない」というお客様までクジラスタッフを上手くご利用ください。

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