【リノベーションOBの声】素材や家具にこだわったリノベーション|KUJIRA AWARDレポート
2023年11月に開催したリノベーションの祭典、KUJIRA AWARD。
チームメンバー(施主様×クジラスタッフ)に登壇していただき、クジラスタッフも知らなかった施主様の心の内や、みんなにおすすめしたいリノベポイント、住んでみてからの感想などお話しいただきました。
本記事では、そんな施主様とクジラスタッフのリノベーション伝記を公開します。
三輪(司会)続きましては物件購入とマンションをリノベーションされたお客様です。
内装や家具にもこだわりが沢山あるとお伺いしておりますので、そのあたりもお伺いできたらと思います。
それでは施主様、クジラから代表して松尾(デザイナー)、松田(施工管理)、ステージへお願いします!
目次
素材にこだわったインダストリアルテイストに
三輪(司会):レンガ調のタイルや躯体あらわしの仕上げがとても印象的です。デザインの方向性はどのように決めていきましたか?
お客様:コンクリートを使ったり、床もふしがあるフローリングにしたり全体的に無骨な感じに仕上げていただきました。
三輪(司会):お客様の要望を聞いて、デザイナー的にここはこだわったなというポイントはありますか?
松尾:無骨な感じやインダストリアルな感じが好きとお伺いしていました。コンクリートのあらわしはリノベーションでよくするデザインではあるのですが、レンガを取り入れてみました。このレンガは内装材のレンガではなく、外装で使用するようなレンガを使っています。なので、内装材で使うのはかなり荒い素材ですが、その分雰囲気が出るので採用しました。
三輪(司会):内装に外装用の材料を使うには、施工面で気を遣わなければならないこともあるかと思います。そのあたりは、デザイナー・施工管理・職人さんの間でどのような打合せをして施工しましたか?
松尾:外装用の材料は表面が荒く、怪我しやすい素材ではあります。なので、触っても大丈夫なように雰囲気は残しながらも表面をならしたりして内装でも使えるように施工してもらいました。
松田:レンガなどの施工の時は、松尾に現地に来てもらったりテレビ電話をして相談しながら普段より慎重に施工を進めていきました。
ご夫婦で塗装DIY
三輪(司会):今回、杉板の塗装をDIYされたと聞きました。実際に作業をされていかがでしたか?また他にもチャレンジしたいDIYがあれば教えてください。
お客様:今回、DIYを夫婦二人でしましたが、最初の方で疲れてリタイアしかけたのですが楽しかったです。今後もしする機会があれば子どもが大きくなった時に一緒にしてみたいと思います。
三輪(司会):弊社では家を一部をお客様と一緒にDIYしたり、お客様だけでされたりすることも多いので、またお子様が大きくなった時にご相談いただきましたら、一緒にお手伝いさせていただきます!
家具もデザイナーと相談しながら
三輪(司会):今回、家具を一新されたと聞いています。家具選びは何を基準に決められましたか?
お客様:せっかくリノベーションしてかっこよくなったので家具をほとんど全部一新しました。内装の木材の雰囲気に合うような素材を基準に家具を決めていきました。あとは、ダイニングテーブルのどんぐりみたいな照明はアンティークショップに行って、LINEで松尾さんに相談しながら買いました。
三輪(司会):ありがとうございます。翔さんは家具のコーディネートなどについてどういった提案をしていましたか?
松尾:無骨な内装に似合うインテリアショップの紹介をさせていただきました。
三輪(司会):リノベーションと合わせて、家具を一新するという方もいますが、予算的にもなかなか手が届かない場合もあるかと思います。デザイナー的に、ここの家具だけはこだわった方がいいという場所などはありますか?
松尾:お客様によって重視したいポイントは様々だと思います。予算の掛け方は人それぞれなので、家具を全て一新しなくても、先祖から引き継いできた思い入れの家具やお気に入りの家具がある場合は、まずはそこに合わせて設計をしたいと思っています。