2026.01.29
最終更新日
2026.01.30
リノベーションのヒント

持ち家のリノベーションでより良い住まいに!費用は?利用できるローンは?

住宅ローン

こんにちは!クジラ株式会社の三輪です!

Writer
三輪海斗
ディレクターWORKS
2018年に新卒入社後、住宅・店舗・オフィスなど幅広く担当。住宅ローンの工面など難しい状況でもお客様に寄り添ってサポート。

持ち家をリノベーションすることで、より理想的な住まいを実現できます。しかし、リノベーションには高額な費用がかかる場合もあり、資金調達に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

そこで、本記事では持ち家のリノベーションにかかる費用の目安や、利用できるローン、さらに補助金や減税制度についても詳しく解説していきます。持ち家のリノベーションを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

そもそも持ち家のリノベーションとは?リフォームとの違いを解説

戸建のリノベーション事例
持ち家のリノベーションは、既存の建物を大規模に改修し、住まいの価値や機能を向上させることを指します。リフォームとは異なり、間取りの変更やデザインの一新、設備の刷新などを行い、住む人のライフスタイルに合わせて住まいを生まれ変わらせるのが特徴です。

新築同様の快適さや、さらに高い機能性を実現できるため、理想の住まいを追求したい方にとって魅力的な選択肢といえるでしょう。次にリノベーションとリフォームの違いについて、さらに詳しく解説していきます。

リノベーションは住まいの価値を向上させる大規模な改修

リノベーションは、既存の住まいに大規模な工事を施し、機能性やデザイン性を向上させて、住まい全体の価値を高めることです。リフォームが老朽化した部分を新築時の状態に戻す小規模な改修であるのに対し、リノベーションは間取りの変更や設備の一新など、住まいを根本から作り変える大規模な改修を指します。

リフォームは老朽化した部分を新築時の状態に戻すこと

リフォームとは、老朽化した箇所や破損した部分を新築時の状態に戻すことを指します。
具体的には、外壁の塗り直しや水回りの設備の交換、壁紙の張り替えなどが挙げられます。部分的な改修がメインとなり、比較的短期間で工事が完了することが特徴です。
一般的に、リフォームは原状回復を目的とし、住まいの機能性を維持するために行われます。そのため、大規模な間取り変更やデザインの刷新は含まれないことが多いです。

【工事内容別】持ち家リノベーションにかかる費用の目安

リノベーション 戸建て 費用相場
リノベーションにかかる費用は、工事内容によって大きく変動します。例えば、壁紙の張り替えや間取りの変更、水回りの交換など、どの範囲まで手を加えるかによって、いくら費用がかかるかが変わってきます。それぞれの工事内容に応じた費用目安を把握しておくことで、具体的な計画を立てる際に役立ちます。

内装・デザインの変更にかかる費用

内装・デザインの変更にかかる費用は、工事内容によって大きく異なります。壁紙や床材の変更、部屋全体のテーマ変更など、比較的軽微な工事であれば数十万円程度で済む場合もありますが、和モダンな空間にするための造作家具の設置や、天井の高さ変更といった大規模な工事では数百万円以上かかることもあります。

内装の費用は、使用する素材のグレードやデザインの複雑さ、工事の規模によって変動するため、事前にしっかりと計画を立て、予算と照らし合わせながら検討することが重要です。
一般的に、内装費用はリノベーション全体の費用のおよそ10~30%を占めると言われています。

間取り変更を伴う工事の費用

間取り変更を伴うリノベーションは、柱や壁の撤去・移動、または新設により大きく費用が変動します。例えば、壁の撤去だけなら50万円から100万円程度が目安ですが、配管工事が加わるとさらに費用が高くなります。間取り変更の費用は、内容によって200万円から400万円程度が相場とされており、大規模な間取り変更を希望する場合は、400万円を超えるケースも珍しくありません。戸建てとマンションでは、構造上の制約があるため、事前に専門家へ相談することが重要です。

水回り設備(キッチン・浴室など)の交換費用

水回り設備の交換にかかる費用は、設備のグレードや工事内容によって大きく異なります。例えば、キッチン交換の場合、費用相場は50万円から150万円程度で、システムキッチンのグレードや機能性によって変動します。浴室交換では、ユニットバスの種類やサイズ、オプション機能によって50万円から150万円程度が目安です。トイレや洗面台の交換費用は比較的安価で、それぞれ10万円から50万円程度が相場とされています。複数の水回り設備をまとめて交換する際は、総額が大きくなるため、事前に詳細な見積もりを取り、予算計画を立てることが重要です。

家全体を改修するフルリノベーションの費用

家全体を改修するフルリノベーションの費用は、工事内容や規模によって大きく変動しますが、一般的に1平方メートルあたり10万円から20万円程度が目安とされています。

例えば、戸建てで約30坪の広さ(約100平方メートル)をフルリノベーションする場合、工事費用は1,000万円から2,000万円が相場です。しかし、大規模な間取り変更や設備のグレードアップ、高価な建材の使用、または築年数が古いことによる耐震・断熱工事が必要な場合は、さらに費用が高くなる可能性があります。

マンションの場合でも、専有部分のリノベーションであれば費用を抑えやすいですが、構造上の制約や管理規約によって工事範囲が限られるため注意が必要です。これらの費用に加え、設計料や諸経費、予期せぬ修繕に備える予備費として総費用の10%から20%を確保しておくことが推奨されます。

持ち家のリノベーションで利用できる2種類のローン

住宅ローン
持ち家のリノベーションに際して、資金調達の手段として主に「リフォームローン」と「住宅ローン」の2種類のローンが利用可能です。
これらのローンは、それぞれ異なる特徴を持ち、個々のリノベーション計画や経済状況に応じて選択することが重要です。適切なローンを選ぶことで、理想のリノベーションを実現するための融資を効率的に受けることができます。
ここでは、リフォームローンと住宅ローン(リフォーム一体型)について詳しく解説します。

比較的審査が通りやすい「リフォームローン」の特徴

「リフォームローン」は、住宅ローンに比べて審査基準が緩やかで、比較的利用しやすいのが特徴です。有担保型と無担保型があり、無担保型は保証人や担保が不要ですが、金利は高めに設定されています。借り入れ限度額は低めですが、契約手続きをスムーズに進められるメリットがあります。リノベーション費用の一部を賄う際や、小規模な改修を検討している場合に適した選択肢と言えるでしょう。

低金利で借入可能な「住宅ローン(リフォーム一体型)」の特徴

「住宅ローン(リフォーム一体型)」は、新築購入や中古住宅購入と同時にリフォームを行う際に利用できるローンです。低金利で融資を受けられるため、リフォーム費用を抑えたい場合にメリットがあります。リフォームローンと比較して借入期間が長く、金利も低い点が特徴です。ただし、住宅ローンと一体となっているため、リフォームローンよりも審査基準が厳しい傾向があります。また、リフォーム工事の内容が住宅の担保価値に影響を及ぼす可能性もあるため、注意が必要です。

ローン以外の資金調達方法|補助金・減税制度も活用しよう

戸建リノベーション 補助金
リノベーションの資金調達は、ローン以外にもさまざまな方法があります。国や自治体が提供する補助金制度や、特定の要件を満たすことで利用できる減税制度を活用することで、費用負担を軽減できる可能性があります。
これらの制度は、耐震改修や省エネ改修など、リノベーションの内容によって適用されるものが異なります。

また、リノベーションには物件購入費用とは別の契約が必要となる場合があるため、事前に確認しておくことが重要です。適切な制度を活用し、お得にリノベーションを進めましょう。

持ち家リノベーションを始める前に確認すべき注意点

戸建リノベーション 注意点
持ち家のリノベーションを成功させるためには、事前にいくつかの重要な注意点を確認しておくことが大切です。これらのポイントを押さえることで、トラブルを避け、理想の住まいを実現できます。

特に、工事期間中の仮住まいの確保や、建物の所有者(名義)の確認は、スムーズなリノベーションのために不可欠な要素です。戸建てとマンションでは確認すべき点が異なるため、それぞれの住まいの状況に応じた準備を進めましょう。

【戸建て・マンション共通】工事期間中の仮住まいを確保しておく

持ち家のリノベーション工事では、規模の大小に関わらず、工事期間中の仮住まいを事前に確保しておくことが大切です。

特に、大規模なリノベーションでは、数週間から数ヶ月にわたって仮住まいが必要となる場合もあります。ホテルやマンスリーマンション、実家への一時的な滞在など、状況に応じて最適な選択肢を検討し、早めに手配を進めましょう。

【戸建て・マンション共通】建物の所有者(名義)を必ず確認する

リノベーションを行う際は、必ず建物の所有者を確認することが重要です。登記簿謄本や固定資産税の納税通知書で、現在の名義人が誰であるかを確認してください。ご自身が所有者である場合でも、夫婦で共有名義になっているケースや、親から贈与されたものの名義変更が済んでいないケースがあるため注意が必要です。

リノベーションの契約は所有者本人しか行えず、無許可で工事を進めると法的なトラブルに発展する可能性があります。トラブルを未然に防ぎ、スムーズに工事を進めるためにも、事前に所有者情報を確認しましょう。

【戸建ての場合】建物の構造や耐震性をチェックする

戸建てのリノベーションでは、建物の構造や耐震性を事前に確認することが大切です。木造や鉄骨造など構造によってリノベーションの自由度が異なり、特に築年数の古い建物は現行の耐震基準を満たしていない可能性があるため、耐震診断を行い、必要に応じて耐震補強を検討する必要があります。これらの情報を事前に確認することで、より安全で理想的なリノベーション計画を立てることが可能です。

【マンションの場合】管理規約で工事可能な範囲を確認する

マンションのリノベーションでは、共用部分と専有部分が明確に分かれているため、リノベーションが可能なのは専有部分のみです。建物の躯体にあたる床や天井、戸境壁などは共用部分のため、個人でリノベーションすることはできません。

また、マンションごとに定められている管理規約の内容を事前に確認し、工事可能な範囲を把握しておくことが重要です。壁式構造のマンションでは間取り変更に制限が生じる場合があり、古いマンションでは配管の問題で水回りの移動が難しいケースもあります。

後悔しないための持ち家リノベーション計画の立て方【4ステップ】

戸建リノベーション ポイント
持ち家のリノベーションを成功させるためには、計画段階から準備を万全に整えることが重要です。まずは理想の住まいを具体的にイメージし、それを実現するための情報収集を進めていく必要があります。それから予算や工事の優先順位を明確にし、複数のリノベーション会社から見積もりを取って比較検討することで、後悔のないリノベーションを実現できるでしょう。

ステップ1:理想の暮らしやデザインを具体的にイメージする

持ち家のリノベーションを成功させるためには、最初にどのような暮らしを実現したいのか、具体的なイメージを持つことが重要です。
まずは、現状の住まいにおける不満点や改善したい箇所を明確にしましょう。

例えば、「収納が足りない」「LDKを広くしたい」「デザインを一新したい」など、具体的な要望をリストアップすることが大切です。
家族構成の変化や将来のライフスタイルも考慮し、長期的な視点から理想の住まいを描き出すことが、後悔しないリノベーションへの第一歩となります。この段階でしっかりとイメージを固めることで、次のステップでの会社選びやプランニングがスムーズに進みます。

ステップ2:リノベーション会社に相談して情報収集を始める

理想のリノベーションを実現するために、具体的なイメージが固まったら、リノベーション会社への相談を始めることが重要です。会社のウェブサイトや資料を参考に、自分のイメージに合う実績を持つ会社をいくつか選びましょう。
初回の相談では、実現したいリノベーションの内容や予算、期間などを伝え、具体的なアドバイスや概算費用を聞くことができます。この段階で複数の会社から話を聞くことで、情報収集を効率的に進め、後悔のないリノベーションに繋げることが可能です。

ステップ3:予算と工事の優先順位を明確にする

リノベーションの費用は、工事の範囲や内容によって大きく変動します。最初に具体的な予算を設定し、その範囲内でどのような工事を優先するかを明確にすることが重要です。
家族との話し合いを通じて、必ず実施したい箇所と妥協できる箇所をリストアップし、優先順位をつけましょう。これにより、予算オーバーを防ぎつつ、理想とする住まいを実現するための効果的な計画が立てられます。

また、予期せぬ追加費用に備え、予算にゆとりを持たせることも大切です。

ステップ4:複数の会社から見積もりを取り比較検討する

複数のリノベーション会社から見積もりを取得して比較検討することは、納得のいくリノベーションを実現するために欠かせません。
各社の提案内容や費用、実績、保証などを総合的に比較することで、予算内で希望を叶えられる最適な会社を見つけることができるでしょう。見積もりを比較する際は、内訳が明確に記載されているか、追加費用が発生する可能性がないかなど、細部まで確認することが大切です。

まとめ

持ち家のリノベーションは、ライフスタイルや家族構成の変化に合わせて住まいをより快適にするための有効な手段です。
リノベーションを成功させるためには、リフォームとの違いを理解し、費用や資金調達方法について事前に把握しておくことが大切です。

また、工事期間中の仮住まいの確保や建物の所有者確認、マンションの場合は管理規約の確認など、計画を立てる上での注意点も考慮する必要があります。理想の住まいを実現するために、この記事を参考に具体的な計画を立て、後悔のないリノベーションを進めてみてください。

WRITERこの記事を書いた人

ディレクター

三輪 海斗KAITO MIWA

ディレクター / 大阪府高槻市出身 / 三輪に頼んで良かったと言ってもらえるように頑張ります / 休日はよく古着屋巡りや、家具屋さんに行きます!

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