2026.09.10
最終更新日
2026.09.11
リノベーションのヒント

玄関リフォームの費用相場は?工事内容・ドアタイプ別に大阪の実例で解説

マンションリノベーションの玄関

玄関リフォームの費用は、工事内容によって20万円台から100万円を超えるものまで幅があります。ドア交換だけなのか、土間収納まで手を入れるのかで金額は大きく変わるため、まず自分のケースがどの範囲に当たるかを把握しておくことが、見積り依頼で迷わないための近道です。

この記事では、玄関ドア交換・引き戸への変更・土間収納の新設という工事内容別の費用相場を、戸建てとマンションの違い、そして大阪での施工実例を交えて解説します。

玄関リフォームの費用相場|総額の目安

玄関リフォームの費用は、工事範囲によって次の3段階に大きく分かれます。

金額を左右する主な要因は、ドアの種類(片開き・親子・両開き・引き戸)、工法(カバー工法かはつり工法か)、そして土間収納を新たに造作するかどうかの3点です。次の見出しから、それぞれの内訳を具体的に見ていきます。

玄関ドア交換の費用相場

戸建てリノベーションの玄関

玄関ドアだけを交換する場合、費用相場は工法とドアタイプで決まります。

既存の枠を残してドアだけを新しくする「カバー工法」は、工期が短く費用も抑えやすいのが特徴で、目安は約20万円〜40万円です。一方、枠ごと壊して新設する「はつり工法」は、壁の一部を壊す解体・補修が伴うため、目安は約40万円〜70万円と高くなります。開口部が老朽化している、断熱性能を大きく上げたいといった場合はカバー工法では対応しきれないことがあり、はつり工法が選ばれます。

ドアタイプ別の費用は、開口の広さ・建具の枚数によって片開き<親子<両開きの順で高くなる傾向があります。具体的な目安額は片開きで約20万〜40万円、親子扉で約30万〜60万円、両開きで約35万〜70万円(本体・工事費込みの目安)。断熱性の高いグレードを選ぶほど本体価格は上がりますが、玄関からの熱の出入りは住まい全体の断熱性能に影響するため、性能面も含めて比較検討することをおすすめします。

引き戸と開き戸で費用はどう違う?

長屋の玄関Before

開き戸から引き戸への変更を検討している場合、費用相場は開き戸の交換より高めの約35万円〜60万円です。壁の一部を撤去してレール部分を新設する工事が加わるためです。

引き戸への変更が選ばれる理由は、費用よりも使い勝手にあります。開き戸は開閉時に前後のスペースが必要ですが、引き戸なら扉の可動域が壁に沿うだけなので、ベビーカーや車椅子の出入り、荷物の多い日の開け閉めがしやすくなります。土間との段差が大きい玄関では、框(かまち)の高さそのものを見直すことも段差解消の選択肢になるため、引き戸への変更を検討する際は框の高さも合わせて確認すると良いでしょう。

どちらを選ぶかは、費用差だけでなく「誰が・どのくらいの頻度で・どんな荷物を持って」出入りするかで判断するのが実務的です。

玄関土間収納をつくる費用相場

土間収納のリノベーション事例

玄関土間収納の新設・拡張にかかる費用は、広さによって次のように変わります。

費用差の主な要因は、既存の玄関から土間部分をどれだけ拡張するか、そして棚板・可動シェルフなどの造作をどこまで作り込むかです。ベビーカー・アウトドア用品・季節用品などを土間に置きたい場合は、土間収納をアウトドア用品の収納として活用する事例も参考になります。靴の収納量を重視する場合は、シューズクロークに必要な広さの目安を先に確認しておくと、土間収納の設計サイズで迷いにくくなります。


マンションの玄関リフォーム費用

玄関収納デザイン例1:ディスプレイを楽しむカウンター×吊戸棚 | クジラ株式会社 リノベーション施工事例

マンションの玄関リフォームは、戸建てより費用を抑えやすい一方、工事範囲が管理規約で制限される点に注意が必要です。内側の塗装や、ドア本体の断熱リフォーム(内窓的な工事)など専有部の工事であれば、費用目安は約15万円〜35万円です。

戸建てのドア交換より抑えられる傾向にあるのは、工事範囲が専有部に限定されるためです。玄関ドアの外側(色・デザイン・鍵の種類など)は多くのマンションで共用部扱いとなり、管理規約によって変更できる範囲が制限されるため、リフォーム前に管理組合への確認・申請が必要になるケースが一般的です。管理規約次第では選べる選択肢自体が戸建てより少なくなる点は踏まえておく必要があります。

土間収納の新設についても、玄関ホールの共用部分にはみ出す造作はできないため、専有部内でのレイアウト変更が中心になります。

大阪で玄関リフォームをするなら|費用を抑えるポイント

節約

大阪市内でクジラが手がけた玄関リフォームの費用帯は約20万円〜40万円です。既存の枠を活かせるカバー工法が選ばれる傾向にあり、解体・補修の工程が少ない分、工期とコストの両方を抑えやすいのが特徴です。狭小地の住宅が多いエリアでは、玄関の限られたスペースをどう土間収納に振り分けるかが費用対効果を左右するポイントになります。

費用を抑える方法として、公的な補助・助成制度が使える場合があります。バリアフリー目的の段差解消や引き戸への扉の取替えなどは、介護保険の住宅改修費支給制度の対象になることがあり、支給限度基準額は要介護状態区分にかかわらず20万円(自己負担1〜3割)です。また断熱性能の高い玄関ドアへの交換は、窓の断熱改修と同一契約・同時申請を条件に先進的窓リノベ2026事業、そのほかみらいエコ住宅2026事業などの国の住宅省エネ関連事業が対象となる場合があります。いずれも制度は年度ごとに要件・予算・金額が変わり、早期に受付終了となることもあるため、着工前に自治体の窓口や各事業の公式サイトで最新の条件を確認することをおすすめします。

まとめ|玄関リフォームの費用相場を踏まえて次にすること

玄関リフォームの費用は、ドア交換のみなら20万円台から、内装や土間収納まで含めると100万円を超えることもあります。まずは自分が「ドアだけ」「内装込み」「土間収納込み」のどこに当てはまるかを整理し、工法(カバー工法/はつり工法)とドアタイプでおおよその金額を絞り込むのが実務的な進め方です。マンションの場合は管理規約の確認を先に行っておくと、リフォームできる範囲で無駄なく検討できます。

ドアタイプ・工法・土間収納の有無で費用差が大きいため、まずは自宅の玄関を見てもらい、框の高さや土間の広さを含めた見積りを取ることをおすすめします。

工事の範囲費用目安
玄関ドアの交換のみ約20万円〜70万円
ドア交換+内装(床・壁・照明)の一新約50万円〜120万円
ドア交換+土間収納の新設まで含む約100万円〜200万円
土間収納の広さ費用目安
約1畳約10万円〜20万円
約2畳約20万円〜40万円
約3畳以上約40万円〜80万円
WRITERこの記事を書いた人

クジラ 編集部

中崎町にあるリノベーション会社です。不動産探し、住宅ローンのお手伝い、設計デザイン、施工、インテリアコーディネートまでワンストップでお手伝いさせていただきます。お客様に最適な暮らし方のご提案をさせていただきます。

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