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クジラで働く人たち

デザイナー 菅原 沙絵

「クジラでゼロからデザイナーに」女性のキャリアも切り開きたい

新卒で入社して8年目のデザイナーです。大学では生活環境学部で服飾を学んでいました。建築やインテリアを専門的に学んでからこの道に進むことが一般的ですが、私の場合は少し異なります。建築の道を志していたわけではなく、クジラの社風に共感して入社したため、入社後に設計やデザインをゼロから学びました。寸法の測り方すら分からなかった私に、先輩方が手厚く教えてくださいました。

小さい頃から「暮らし」に対する興味は強かったです。親が転勤族だったこともあり、いろいろな街や家で過ごしました。兵庫で生まれ、石川、静岡、京都、そして大阪へ。地域ごとに家のつくりや暮らしが違うことを身をもって経験しました。たとえば、石川では積雪のためにインナーバルコニーが多く、静岡では浜松まつり、大阪ではだんじり祭りが地域文化に根付いているなど、土地や気候が暮らしに与える影響を深く感じたものです。マンションと戸建ての両方で生活してきたこともあり、それぞれの特性もよく理解しています。

ずっとクジラで働いているのは、「お客様のライフスタイルに合わせた空間を一緒に作り上げる」という点にやりがいを感じているから。クジラでは、お客様、職人さん、スタッフが一体となって空間を作る「チーム」の感覚が強く、お客様が気軽に相談しやすい空気感を作れていると実感しています。

一方で、不動産業界全体には課題も多いです。特に、人生の節目としても、金銭的にも、大きな決断を求められるリノベーションでは「何が正解なのか分からない」という不安を抱えるお客様も少なくありません。だからこそ、お客様が安心して決断できるように、分かりやすく情報を提供し、不安を解消するサポートを徹底したいです。
私個人としては、お客様のライフスタイルに寄り添い続けるだけでなく、性別に囚われず働きやすい環境づくりにも力を注いでいきたいです。

こだわりの施工

【65.13㎡】4人家族でも散らからない部屋を。皆がつながる1LDK【大阪市北区】

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2人のお子さんが打ち合わせにくるのを楽しみにしてくれていて、DIYとして壁の塗装も一緒に行ったんです。将来的にも長く、愛着を持って過ごしてもらえたら嬉しいですね。

出身地

大阪府大阪市

趣味

◾️ドラマ鑑賞
特に物語の雰囲気を彩るセットや家具、小物を見るのが楽しみで、登場人物の性格やライフスタイル、背景が反映されているディテールにはいつも目を奪われます。「このアイテム、どこで売っているんだろう?」と調べてみるのも一つの楽しみです。「『大豆田とわ子と三人の元夫』に登場する主人公の家みたいにしたい」と施主様から要望があったときもすぐに共感できました。こうした視点を、将来的にはリノベーションの提案に生かせたら、さらに仕事が楽しくなるだろうなと感じています。

◾️音楽鑑賞
毎日音楽を聴いています。子どもの頃にピアノを習っていたことや、部活やサークルでダンスをしていた経験から、ジャンルを問わず幅広い音楽を楽しむようになりました。ライブを通じて、大人になった今でも親や友人と過ごす時間を作れているので、大切にしたい趣味ですね。

研究テーマ

ライフスタイルに合わせた働き方がどれだけできるか。
自身や周囲のライフスタイルに変化が訪れることが多い年齢になり、働き方について改めて考える機会が増えました。結婚や出産といった節目を想像することはあっても、実際に経験してみないと分からないことが多いと感じています。これからも、そうした変化に向き合いながら最適解を考え続けていきたいです。

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