一軒家 木の暖かみと“遊び”を詰め込んだ木造戸建

CONCEPT お勤め先の会社がある大阪市に住んでいたT様ご夫婦は、大阪市外の郊外に庭付きの一戸建を購入しました。
アウトドアが趣味のお二人はお庭でキャンプやBBQを楽しみます。
そんな趣味や価値観が合い、とても仲の良いお二人。
木造戸建の特徴を活かしながら“自宅でも遊べる家づくり”をキーワードに、ご夫婦の生活スタイルや趣味をカタチにしつつ、遊び心をくすぐるような間取りやデザインをしました。

POINT 1遊び心満点なリビングスペース

「キッチンに立っている奥様とリビングでくつろぐ旦那様の目線が出来るだけ近いように」という仲の良いお二人だからこそ出たご要望を元に、リビングの床を他のお部屋より40cm上げました。リビングの上部を吹き抜けにし、さらには小屋組露しにしたことで、床を40cm上げても開放感のある広々したリビングになりました。

梁や高い位置に付いている窓の清掃ができるようにと設けたキャットウォークは、寝室から出入りします。手すりがないので、キャットウォークに出る時はスリルが満点。天気のいい日は陽射しが降り注ぎ、光合成ができるような気持ちのいい空間です。

リビングではくつろぎながらテレビを見るだけでなく、ハンモックでのんびりしたり趣味のギターを演奏したりと楽しみ方はお二人ならでは。9畳ほどの広さのリビングは、これからもお二人らしい楽しみ方が広がる空間です。

POINT 2お庭を見ながらゆったりチルタイムを過ごせる土間

キャンプから帰ってきてすぐにアウトドア用品を収納できるように、お庭と玄関から行き来ができる動線で構成された土間スペース。造作でこしらえた収納棚や壁面の有孔ボードにより、テントや寝袋といったアウトドア用品がたっぷり収納できます。

庭とキッチンの間に構成された土間スペース。物を収納をするだけではなく、心地よい風や小鳥のさえずりを感じながら、ゆったりとコーヒーを嗜みながら過ごせる空間になりました。

POINT 3くぐらないと入れないWORKスペース

新型コロナウイルスの影響により通常業務がリモートワークになったことで、自宅での仕事が増えたため2階にはWORKスペースを設けました。

WORKスペースには扉をつけず、高さ120cmの“くぐらないといけない”開口高さにして「遊び」を作りました。
廊下に人が通っても気にならないので集中ができ、ほどよいお籠りスペースになりました。

3畳ほどの狭さですが、造り付けのデスクの間口が2.7mと広々使えます。
また、天井が高くて、2方向からの採光があり気持ちのいい空間です。

BEFORE & AFTER

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“一枚板”のカウンターと“古材”を貼ったアクセント壁

キッチンの対面にあるカウンターには一枚板を使用。さらには、古材が貼られている壁面がインパクトを与えます。古材は解体する時に出た和室の床下地だったものを製材し壁面に施しました。リノベーションだからこそ、今まで隠れていた古材を生かす意匠ができました。

屋根断熱+外断熱をしたことで叶った“小屋組露し”

屋根を全て葺き替えしたため、屋根の断熱の方法として外断熱を採用しました。
外断熱を採用したからこそ叶った“小屋組の露し”。
木造戸建ならではの存在感ある丸太梁や小屋組たちが、空間のアクセントになっています。
天井が立体的に見えて奥行きを感じられるのでより一層お部屋が広く見える効果も。

断熱について詳しくはこちら ▶︎ 「断熱工事のすゝめ -リノベーションにおける断熱工事工法-

天井の小屋組露しは天井と壁の取り合いが複雑で施工が難しいですが、丸太梁や小屋束の形に切り欠かれた石膏ボードには職人の技が光ります。

INFORMATION

種別 一軒家
構造 木造
築年数 33年
面積 115.76㎡
工期 約180日
参考価格 2,200万円(税別)
リノベーション内容 フルリノベーション+外壁塗装、全サッシ交換、屋根葺き替え
デザイナー 高橋 桃子
DESIGNERデザイナー

デザイナー

高橋 桃子MOMOKO TAKAHASHI

設計 / 和歌山県和歌山市出身 / 実際の現場だけではなく、資料など全ての細部にまでこだわるようにしています。 / 海辺のお家を購入後に自分好みにリノベをして、猫とのんびり住むのが将来の夢の1つです

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