中古マンション 【大阪市西区】自分達らしさ「こだわりの価値観」をリノベーションで表現

57.99㎡

同じ素材でも一手間で見え方がまるで変わる

水回りの床には、写真のようなプラスチック製のタイルか磁器質のタイルを使用することが多いです。
フローリングと違い、水に強くデザインは石目調から木目調まであるので、雰囲気に合わせてデザインを選ぶことができるのが特徴です。

床の見え方にこだわり、キッチンの床はタイルとタイルの間に3㎜の目地を入れています。目地を入れることで、まるで磁器質のタイルのような見た目になり高級感が出すことができます。

反対に、洗面所/トイレには目地を入れずタイルとタイルをくっつけて施工しています。狭い床面積で目地を入れると、タイルと目地のバランスが悪くなり逆に目地が目立ってしまうことがあるので注意が必要です。
今回は施主様にその旨を説明し、キッチンのみに目地を入れました。

役割が違えばデザインも違うブラケットライトたち

ブラケットライトとは、メインの照明に加えてより明かるさが欲しい場所や、意匠的に特別な雰囲気を作りたいと時に使われる壁面に取り付ける照明のことです。
使い方によってきちんと物選びをすると、空間がより豊かになります。

-玄関-
玄関の塗装の壁面のテクスチャーをより面白く際立たせる、壁面を照らすためのブラケットライト。

-キッチン-
ステンレスのキッチンに似合うスッキリとしたデザインのブラケットライト 。
スイッチプレートだけでなくブラケットライト本体にもスイッチがついているので、キッチンの手元灯にはぴったりです。

-洗面所-
清潔感のある洗面台にぴったりのガラスの傘のブラケットライト。
綺麗に空間のなじみながらも必要な明るさを確保できています。

既存の天井を解体し、天井を高くした開放的なリビング

解体時にはたくさんの電気の配線が見えていましたが、壁の中や隣の部屋の天井へ隠蔽したりと見える配線を最小限にし、無骨過ぎないラフな天井に仕上げました。電気の配線の色も天井や照明器具と合わせて通常はグレーのところを、白にすることで統一感をアップしています。

マンションの最上階では、天井のコンクリート部分に吹き付けの断熱施工がされている可能性があります。その場合、天井現しをすることが困難になりますので注意が必要です。ただ、断熱方法が外断熱であれば現しにすることも可能なので、竣工図面などを確認するか物件購入前に担当者に確認しておくと安心です。