中古マンション アメリカンヴィンテージハウス|マンションリノベ 2LDK
約70.0㎡

  • アメリカンヴィンテージハウス|マンションリノベ 2LDK
  • アメリカンヴィンテージハウス|マンションリノベ 2LDK
  • アメリカンヴィンテージハウス|マンションリノベ 2LDK
  • アメリカンヴィンテージハウス|マンションリノベ 2LDK
  • アメリカンヴィンテージハウス|マンションリノベ 2LDK
  • アメリカンヴィンテージハウス|マンションリノベ 2LDK
  • アメリカンヴィンテージハウス|マンションリノベ 2LDK
  • アメリカンヴィンテージハウス|マンションリノベ 2LDK
  • アメリカンヴィンテージハウス|マンションリノベ 2LDK
  • アメリカンヴィンテージハウス|マンションリノベ 2LDK

CONCEPT アメリカンヴィンテージがテーマ。
ガレージハウスのような荒々しく力強い雰囲気にエジソン電球から眩しくも優しい光がリビングを心地よく包む。
時には友人を招いてオープンキッチンのカウンター越しに料理を作りながら、お酒を片手に話が弾む。
日々、現代的な環境に囲まれる中で、ラフに心が休まるの居場所を目指した。

POINT 1素材の本領を引き出す、仕上げ材の使い方

  • デザイナーのコメント
    松尾 翔
    コンクリートの天井やキッチンの背面に使われる野地板やカウンターに使われるラワン合板。
    これらは本来は下地材として用いられるものだが、仕上げ材として活かされることで、一見未完成のような雰囲気が生まれる。
    この未完成さが生む余白にはクリエイティブな可能性があり、住まいの積み重ねによって埋められることを目指した。
    最後のピースを埋めるのは、デザイナーではなくそこで生活する人々であるべきである。
  • デザイナーのコメント
    山根 広大
    コンクリートの天井やキッチンの背面に使われる野地板やカウンターに使われるラワン合板。
    これらは本来は下地材として用いられるものだが、仕上げ材として活かされることで、一見未完成のような雰囲気が生まれる。
    この未完成さが生む余白にはクリエイティブな可能性があり、住まいの積み重ねによって埋められることを目指した。
    最後のピースを埋めるのは、デザイナーではなくそこで生活する人々であるべきである。

POINT 2ライティングで全体の雰囲気を整える

  • デザイナーのコメント
    松尾 翔
    基本的にはスポットライトで照度を確保し、ペンダントライトは補助照明として想定した。
    多くの住宅では配光角度の広い照明を採用され、室内を一様に明るく照らすケースが多い。
    本計画ではあえて陰影を強調するような照明計画にして、空間に落ち着きをもたらした。
    またスポットライトは可動式なので、生活に合わせて照明計画を変更することができる。
  • デザイナーのコメント
    山根 広大
    基本的にはスポットライトで照度を確保し、ペンダントライトは補助照明として想定した。
    多くの住宅では配光角度の広い照明を採用され、室内を一様に明るく照らすケースが多い。
    本計画ではあえて陰影を強調するような照明計画にして、空間に落ち着きをもたらした。
    またスポットライトは可動式なので、生活に合わせて照明計画を変更することができる。

POINT 3カウンターと一体化したキッチン

  • デザイナーのコメント
    松尾 翔
    既製品のキッチンの背面に高さ95cmのカウンターを設置して隠すことで、オーダーのカウンターキッチンかのようなデザインに転換した。
    カウンター高さを圧迫感を感じないような寸法に調整することにより、LDK全体に視線が通り一体感がある空間にした。
    また、ガスコンロ前には耐火ガラスを設置してリビングへの視界を確保することで、調理しながらでも家族とコミュニケーションが取れるように考えた。
  • デザイナーのコメント
    山根 広大
    既製品のキッチンの背面に高さ95cmのカウンターを設置して隠すことで、オーダーのカウンターキッチンかのようなデザインに転換した。
    カウンター高さを圧迫感を感じないような寸法に調整することにより、LDK全体に視線が通り一体感がある空間にした。
    また、ガスコンロ前には耐火ガラスを設置してリビングへの視界を確保することで、調理しながらでも家族とコミュニケーションが取れるように考えた。

BEFORE & AFTER

BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER

ラワン合板

本来さまざまな下地材で使用するラワン合板にマットな塗装を施し、荒々しくも雰囲気のある質感を残しながら、実用的な仕上げにした。ラワン合板とはいわゆるベニヤ板と呼ばれる材料であり、その中でも色味や表情も様々である。色味は大別して赤色ベース・黄色ベース・白色ベースと3種類あり、今回は赤色ベースだけを選定し、その他素材や配色とのバランスを取った。

野地板

キャビネットの背面の壁面に杉の野地板を使用した。本来は屋根材の下地に使うような材料であり、ささくれや節も目立ち、また白太や赤みが織り混ざる個性的な素材である。通常であれば仕上げ材としては使いにくいが、その中でも白太を中心に木目が通ってるものだけを選定し使用した。仕上げにヤスリで野地板の表面を研磨し、最低限のささくれや凹凸など、日常生活で支障がでるような部分だけ取り除き、雰囲気を残した。

レンガ

リビングの壁一面を赤褐色のレンガで仕上げた。レンガにも様々な用途や種類があるが、室内用ではなく屋外用のレンガを使用することで、レンガ本来の力強さや存在感を存分に発揮できるようにした。また、屋外用のレンガは室内用と比べて凹凸や角が多いために怪我をするリスクがあるが、安全性を考慮して凹凸や角が少ない素材を選定した。

棚板でカーテンレールを隠す

カーテンレールの上部に棚板を設置し、存在を隠すことでカーテンを美しく際立たせることができる。特にリビングの大開口サッシは空間を印象付けるために慎重にデザインする必要がある。

CG

打ち合わせ当初に作成したイメージ

▼施主様インタビューはこちら

INFORMATION

種別中古マンション
構造鉄筋コンクリート造(RC造)
築年数築19年
面積約70.0㎡
工期約110日
参考費用本体工事1160万円(税別) + 家具工事53万円(税別)
リノベーション内容フルリノベーション
担当メンバー 松尾 翔 山根 広大
MEMBER当事例を担当したメンバー

デザイナー

松尾 翔SHO MATSUO

デザイナー / 兵庫県神戸市出身 / 空間や思考においてギャップを作ること。
それらがお客様やゲストなどの利用者にとって、良い意味での驚きや心を踊らせるような体験に繋がると信じています。 / 私たちの仕事はカッコいい空間を作ることではなく、お客様の暮らしがより素敵になるようにデザインすることです。
プロとしてお客様のご要望を叶えるだけではなく、言葉にできない "想い" を引き出し、表現することを心掛けています。

ディレクター

山根 広大KODAI YAMANE

ディレクター / 奈良県橿原市出身 / お客様にとっての「カッコいい」とは何かを常に考えてご提案させていただきます / 自分だけのこだわりを沢山作ることを意識しています。こだわりが沢山あるほど人生は豊かになると考えています

リノベーションの相談・各種ご予約はこちら