インタビュー|再スタート、自分達の手で造りあげた明るい家
高槻市の鉄筋コンクリート造のご自宅をリノベーションされたKさん。
今回はクジラがプランニング、施工まで全てワンストップで担当させていただきました。
突然の火災で家が全焼し骨組の状態になり、工事を余儀なくされたKさんでしたが、リノベーションすることによって以前より快適で明るい生活を取り戻すことができたそうです。
▼WORKS
火事で焼けたRC造の一戸建を安心できる家に
目次
躯体を利用しながらの工事
—早速ですが、リノベーションに至った経緯は何だったんですか?
K様:火事で家が全焼し工事を余儀なくされてしまい、最初は知り合いの大工さんに相談しました。躯体が残っていたので建物を解体してから建て直すと大きな費用がかかってしまうとの事でしたので、躯体を残したまま工事をする方が費用を抑えられるとアドバイスをいただき、リノベーションをしているクジラさんを紹介していただきました。
連絡をしてすぐに現地を見に来てくれた事を覚えています。
クジラ:私たちもご依頼を受けて、初めて調査に行った時にびっくりしたのを覚えています。RC造だったので解体撤去費がかなりかかりますもんね。
▲現地調査時の状態
自分たちで造りあげたリノベーション
—デザインや間取りについてはどのように決めていきましたか?
K様:最初はとにかく住めれば良いと思っていました。それと、目が良くないので明るい家が良いとお願いしていました。
クジラ:ダイニング・リビング共に、窓からの光や壁と床の色によって明るい部屋になりましたね!
▲キッチンから見たダイニング。壁面はK様が漆喰DIYで仕上げました。
K様:この壁は自分たちで漆喰を左官しました。結露が心配で断熱材をしっかり入れたかったのですが、予算の関係でそれは断念し、代わりに調湿効果のある漆喰を左官する事を提案してもらいました。
クジラ:ご自身でDIYする事に抵抗はなかったですか?
K様:最初は全くの素人が自分で塗れるかも不安でしたが「一緒にやりましょう」という言葉で力が湧いてきました。マイナスから始まった家造りでしたが、自分たちの手で造りあげる事ができて本当に良かったです。
クジラ:漆喰や塗装は自分たちでメンテナンスしやすいという利点もあります。生活する中で汚れたり削れてしまった場所はもうご自分で塗り直せますね!
K様:今では娘の部屋を漆喰DIYで黄色にして欲しいと言われています、、、暑さが落ち着いたらまた頑張ります!
▲ご夫婦の寝室のアクセントカラーはポジティブなイエローに。
—他にお気に入りの箇所はありますか?
K様:キッチンの前にカウンターを付けてもらって良かったです!あまり見せたくないキッチンを隠せるし、ダイニング側には飾り棚も作ってもらったので、これからおしゃれに飾っていこうと思っています。
クジラ:配膳が出来たり調理スペースが広がるので、キッチンにカウンターがあると何かと便利ですよね!
▲カウンターは大工さんに造作してもらいました!
—リノベーション後はどう過ごされていますか?
K様:ダイニングが1階、リビングを2階に分ける事でそれぞれの居場所で過ごしています。あとは、夫婦の寝室と水回りも1階にあり、将来階段の上り下りが億劫になってもワンフロアで生活できる点が良かったです。
クジラ:そうですね。ご家族の将来の事も考えて設計できたので良かったです!
チームワークが良かった
—リノベーションをしてどうでしたか?
K様:マイナスからのスタートでしたが、自分たちで漆喰を左官したり、出来ていく過程を見られたのでだんだんポジティブになりました。
大変な事もありましたが。明るくて温かい家になって良かったです。
クジラさんはワンストップで営業・設計・施工をしてくれるのでとても安心出来ましたし、職人さん含めてとても優しい方でした。
大工さんにもいつかちゃんとお礼がしたいです。
クジラ:工事中は差し入れのたこ焼きまで頂いてありがとうございます。美味しいと評判でした!
クジラでは年に一回開催しているKUJIRA AWARDというイベントで施主様と職人が集まる機会がありますので、楽しみにしていてください!
—それでは最後に、今回のリノベーションを体験して、これからリノベーションされる方に向けたアドバイスをお願いします。
K様:予算の中で考えなければいけない事ですが、ただ諦めるのではなく他の案も提案してくれた事が良かったです。
なのでアドバイスとしては、譲れないところはなんでも相談してみる事ですね!
クジラ:そうですね!何十年暮らしていくお家なので沢山相談して頂き、共に考えたいです!
━ INFORMATION ━
[エリア] 大阪府高槻市
[物件] 戸建て
[築年数] 築46年
[面積] 117.79㎡
[工事費用] 1700万円(税別・家具抜き)
[工期] 約80日