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建築・不動産業界で使用されるリノベーション用語集をご覧いただけます。用語は随時更新されます。
建築用語建ぺい率(けんぺいりつ)
敷地面積に対する建築面積の割合を指します。敷地面積は建物を建てる土地の広さ、建築面積は建物を真上から見たときの面積のことです。建築面積/敷地面積×100で計算できます。
例えば敷地面積150㎡、敷地内の建築面積75㎡の場合、建ぺい率は50%となります。建築基準法においては、都市計画によって定められている用途地域や防火地域によって建ぺい率の限度が決まっています。
建ぺい率のヒント
中古住宅を購入する際には、建ぺい率にも注意しておきましょう。
建ぺい率がオーバーしている建築は、既存不適格になってしまうため、住宅ローンを組むことが難しくなります。これは当時は基準をクリアしていても、現在の基準では不適格になってしまう物件があるためです。
住宅を購入する際だけではなく、リフォームなどで増築する場合にも建ぺい率に注意しましょう。
防火地域・準防火地域以外の地域で、増築する床面積の合計が10㎡以下の場合は、確認申請手続きが不要なため、建ぺい率がオーバーしていても気付かず違法建築になってしまうことがあります。違法建築は住宅ローンが組めないため、売却が困難になるデメリットがあります。
まとめ
リノベーションにおいて建ぺい率を気にすることはほとんどありません。しかし、物件を現金ではなく住宅ローンで購入したい場合や、増築を考えている際には建ぺい率などの建築基準法や条例を遵守しましょう。