2023.04.18.Tue リノベーションのヒント

【住宅ローン@大阪】リフォーム・リノベーション向き金融機関4選

住宅ローン

大手銀行やネットバンキングなど、住宅ローンを取り扱う金融機関はたくさんあります。
しかし、通常の住宅ローンとは異なり、リフォーム・リノベーション工事を伴う住宅ローンは少し特殊です。
そこで、おすすめの金融機関と、リフォーム・リノベーションをするときの住宅ローンの選び方をご紹介します!
最後には「どこに相談するべき?」という疑問も解説するので、ぜひ参考にしてください。

リノベーションにおすすめな住宅ローン

金利や手厚い団信サポートが魅力の大手銀行や、審査基準について相談に乗ってくれる地域に根付いた銀行など、リフォーム・リノベーションとセットで借入するのにおすすめな銀行をご紹介します。金利だけでなく、手数料・保証料や審査基準なども比較して検討してみましょう。

まずは、下記の条件で住宅ローンを借り入れた場合の各行の費用をご覧ください。
▼2000万円を35年間、変動金利で借り入れた場合のシミュレーション

金融機関金利毎月返済額手数料・保証料
三井住友銀行0.36%50,689円473,000円
りそな銀行0.37%50,776円495,000円
JAバンク0.37%52,582円724,921円(0.2%)
近畿ろうきん0.685%53,569円無料(会員組合員)

※金利・手数料等は2023年4月の情報です。
住宅ローンは金利の低さや手数料の安さだけで判断するものではありませんが、できるだけお得に借り入れたいものですよね。それぞれの金融機関の細かい条件を確認したい人はこのまま読み進めてください!

“リフォーム・リノベーション工事”を前提とした住宅ローンの探し方を知りたい方は「リフォーム・リノベーション住宅ローンの選び方」までスキップ!

三井住友銀行

三井住友銀行の住宅ローンは、大手メガバンクの安心感がある点がメリットです。また、地震による倒壊などの対策を重視したい人にもおすすめ。特約を付ければ、地震や津波などの自然災害時のサポートが手厚く受けられます。

つなぎ融資あり
手数料保証会社手数料:33,000円

 

金利プラン金利
変動金利0.36%〜
固定金利(10年)1.335%〜
固定金利(全期間)1.345%〜

 

手数料・保証料金額
銀行手数料(WEB申込)ご融資金額×2.2%
保証料(WEB申込)無料
固定金利(全期間)手数料33,000円

りそな銀行

りそな銀行の住宅ローンは、大手銀行であるため、金利が安いのが魅力的。保証料を金利に上乗せしても、他行の金利より安くなる可能性があります。また、独自の団信オプションが豊富にあるため、将来の病気やケガに備えておきたい人におすすめです。

つなぎ融資あり
(リフォーム資金セット型住宅ローン)

 

金利プラン融資手数料型保証料一括前払い型保証料上乗せ型
変動金利0.37%〜0.425%〜0.625%〜
固定金利(10年)1.335%〜1.390%〜1.590%〜
固定金利(全期間)1.345%〜1.4%〜1.6%〜

 

手数料・保証料融資手数料型保証料一括前払い型保証料上乗せ型
保証料不要20,614円※1不要
銀行手数料ご融資金額×2.2%0円0円
保証会社手数料55,000円55,000円55,000円

※1:お借入期間35年、お借入金額100万円あたりの金額

JAバンク

JAバンクは母体が農協であるため、農家でないと利用できないと思われがちですが、管轄地域の住民または、管轄地域に勤め先がある人も利用が可能。地域に根付いた銀行であるため、大手銀行では借入が難しい築古の物件や年収にも相談に乗ってくれる点がメリットです。

つなぎ融資あり

 

金利プラン金利
変動金利0.575%〜
固定金利(10年)1.375%〜

 

手数料・保証料金額
銀行手数料無料
保証料30,000円+0.1〜0.4%※2

※2:借入額1000万、融資期間30年の場合、13万〜41万円
※3:上記は大阪市支店の場合
※4:金利・手数料等は、支店により異なります

近畿ろうきん

近畿ろうきんは大阪府大阪市に本店をおく、労働金庫です。住宅ローンは、組合員でなくても利用できますが、組合員であれば、保証料・手数料が無料で利用できるのでおすすめです。また、会員組合員でなくても、生協組合に加入していると手数料が無料になります。

つなぎ融資あり

 

金利プラン金利
変動金利0.685%〜
固定金利(10年)1.150%〜
固定金利(10年)1.650%〜

 

保証料金額
会員組合員無料
生協組合員・一般勤労者一括前払い型12,953~18,135円(100万円あたり)
金利上乗せ+0.16% ~ 0.20%

 

手数料金額
銀行手数料会員組合員・生協組合員無料
一般勤労者11,000円〜33,000円

リフォーム・リノベーション住宅ローンの選び方

住宅購入時の住宅ローンの利用率は、約8割!ほとんどの人が住宅ローンを利用しています。
住宅ローンの選び方は、金利だけではありません。「新築or中古」「工事あり・工事なし」など条件によって適した住宅ローンが異なります。物件購入とリフォーム・リノベーションをセットで検討している人は、次の点を確認してお得に住宅ローンを組みましょう。

工事費用が含められる

物件購入とリフォーム・リノベーションをセットで考えている人は、工事費用が含められる住宅ローンで探しましょう。

通常の住宅ローンは、新築建売物件などの建物を購入するための商品です。そのため、中古物件を購入してリフォーム・リノベーション工事をする場合は、住宅ローン+リフォームローンを組む必要がありました。

しかし、最近では、物件購入に加えて、工事費用を住宅ローンに含めることができる金融機関も増えています。住宅ローンは、リフォームローンより金利が低く、借入期間も長いため、お得に利用することができます

以下のように、状況に合わせた住宅ローンを選びましょう。
住宅ローン違い

つなぎ融資がある

リフォーム・リノベーション工事費用を住宅ローンで借入する場合は、つなぎ融資ができるか確認しておくと安心です。つなぎ融資とは、資金を段階的に融資してもらえる方法のことをいいます。

同じ銀行でも、物件の場所や支店によってつなぎ融資の可否が異なります。例えば、関西みらい銀行では、滋賀県と京都府の物件であればつなぎ融資が可能です。住宅ローンを検討する際は、必ず契約する支店に条件を確認しましょう。

つなぎ融資の可否によって、自己資金の負担額が次のように変わります。

つなぎ融資ができる場合

リフォーム・リノベーションの場合、工事費用の支払いタイミングが、引渡し後に一括ということはほとんどありません。一般的には、着手金・中間金・引き渡し後の3回です。そのため、つなぎ融資を利用することで、自己資金使わずに支払えるメリットがあります。
つなぎ融資

つなぎ融資ができない場合

よくある住宅ローンは、物件の引渡し(工事終了)されてから融資されることが多く、段階的な支払いができません。その場合、融資前の支払いは自己資金から出すことになります。工事金額が高額だと負担が大きくなってしまうため、住宅ローンはつなぎ融資ができる金融機関がおすすめです。
つなぎ融資

家具の購入費用が含められる

引っ越しを機に、家具・家電を全て新しくするという人も少なくありません。家具・家電を全て買い替えると50万〜100万円ほど必要になります。まとまったお金を使いたくない人には、大きい出費ですよね。

通常、住宅ローンは居住用の住宅購入や建築するために必要な資金を借入するためのものです。しかし、金融機関によっては「諸費用」として、家具・家電代を住宅ローンに含めることができます

家具家電の費用は意外と見落としがち。住宅ローンの「諸費用」は何が含まれるのか事前に確認しておきましょう。

住宅ローンはどこに相談すればいい?

住宅ローンはリフォーム・リノベーション工事業者に相談するのがベスト!

リフォーム・リノベーション業者は、予算の相談や、支払い・引き渡しのタイミングなど、住宅ローン契約に必要な情報を把握しています。また、リフォーム・リノベーションでは解体してから正確な建物の状態が分かるため、借入は余裕を持った予算組みが必要です。

▼クジラ営業スタッフオススメの住宅ローンはコチラ!

そのため、住宅ローンは工事のプロであるリフォーム・リノベーション業者へ相談すると、金融機関とのやり取りがスムーズです。

特に、物件購入とリフォーム・リノベーションをセットで借入したい人は、不動産業者と工事業者どちらも一社で完結するワンストップリノベーションがおすすめ。工事に関わることだけでなく、不動産の契約や予算も含めた住宅ローンの相談ができます。

▼気軽に悩みを相談したい人は個別相談会に参加!

そもそも、住宅ローンが借りられなければ、家づくりを始めることができません。住宅ローンとリフォーム・リノベーションは別で考えず、まとめて計画してみましょう。

▼自分にぴったりなリフォーム・リノベーションについて勉強したい人はこちら!

WRITERこの記事を書いた人

ライター

本荘 はるなHARUNA HONJO

webライター/大阪府柏原市出身/実家で保護猫2匹を飼っています/冬キャンプが好きで年末に富士山を見ながらキャンプをしました!

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