リノベーション用語集

人が中に入って歩けるサイズの収納スペースのこと。季節ごとの模様替えが不要になったり、スーツケースなどの大きなものを置くことができます。間取り図面ではWICと表記されます。

ウォークインクローゼットのヒント
リノベーションをする時に多くの方が悩むポイントが収納問題です。収納する場所は多い方がいいと考え、色んな場所に収納を用意したくなります。

しかし、いろんな場所に収納してしまうと必要以上に物を持ちすぎてしまったり、片付けが大変になることがあります。そこでおすすめなのが、ウォークインクローゼットです。リノベーションで、自分のライフスタイルにあったサイズや収納方法を取り入れましょう。

・大容量
ウォークインクローゼットは、収納の中では奥行と幅にかなりの余裕があります。そのため収納ケースや大型のトランク、またはキャリーケースなどをすんなりと入れることができます。また、家族全員の衣類を一ヶ所にまとめておくことで、洗濯物を各部屋に収納する手間を省くことができます。

・既製品の収納ケースに合わせた配置ができる
リノベーションでウォークインクローゼットを作るメリットは、設計の段階で寸法を決められることにあります。収納ケースがぴったり入るウォークインクローゼットにすることで、限られたスペースを有効的に使うことができますよ。既に持っている収納ケースを使いたい場合は、そのサイズを伝えておくことをおすすめします。

・ウォークインクローゼット内に通路が必要
ウォークインクローゼットを作る場合は、通路の広さを考えましょう。なぜなら、ウォークインクローゼットには、荷物を置かない通路を設ける必要があるためです。一方、従来のクローゼットであれば通路は必要ありません。ウォークインクローゼットのために十分な床面積が確保できるか不安な場合は、設計デザイナーに相談してみましょう。

・小さい部屋なので照明が必要
通常のクローゼットであれば電気がなくても十分な明るさがあります。しかし、ウォークインクローゼットは壁に囲われた小さな部屋なので、照明を設置することも考慮しておきましょう。その他、湿気や臭いの対策として換気扇の設置も検討する必要があります。

まとめ
ウォークインクローゼットは大容量で収納を一ヶ所にまとめられる便利な収納スペースです。
リノベーションで便利なウォークインクローゼットを作るなら、「容量」と「寸法」を考えて自分にあった収納スペースを作りましょう。また、快適に使うために照明や換気についても注意しておく必要があります。