2021.10.31.Sun 施主様インタビュー

インタビュー | 変化に合わせた住まいのカタチ

リノベーションのインタビュー

お子様も巣立ち、仕事も引退されて、新たな生活を始められたご夫婦。
これからの生活を快適にするべく、念願だった自宅のリノベーションをご依頼いただきました。

リノベーション事例

▼今回のPJチームメンバー
施主様:F様ご夫婦(写真右)
KUJIRAデザイナー:菅原(写真手前)
KUJIRAディレクター:田中(写真左)
KUJIRA施工管理:西屋敷(写真奥)

▼施工事例記事はこちらから

家族の変化に合わせた間取り

クジラ:では、早速インタビューをさせていただきます。よろしくお願いします!

奥様:何回も打ち合わせに来て頂いて、色々なことを相談にのってくれてたから、もう娘みたいなもんやわ(笑) ショールームも全員で一緒に付き添ってもらってアドバイスしてくれたよね。

旦那様:西屋敷くんも息子みたいなもんやからね。昔からの付き合いやし、気楽に話せるわ。
(施主様と施工管理の西屋敷は20年以上の付き合いがある師弟関係です。)

西屋敷:リノベーションの打ち合わせがてら、飲みながら話すことも多かったですよね(笑)

リノベーションのインタビュー

―ではまず始めに、リノベーションしようと思ったきっかけは何だったんですか?

奥様:前々からずっとやりたいと思ってたんですよ。
この家は子供ができる前に購入していて、ずっと「なんだか気に入らないな〜」と思い続けながら暮らしていました。

―気に入らないところと言うと?

奥様:元々この家を購入した時に1回リフォームをしていて、1階には和室が2つあったんですが、「子供たちと暮らすには広いLDKが欲しいな」と思って1つのLDKに変えたんです。
でも子供たちももう出ていったので、もう少し落ち着いた雰囲気にしたいと思いました。
それと、子供が出てからは2階の部屋が余ったので、もともと夫婦で一緒だった寝室を別にして子供の部屋で寝ていたんですけど、その子供部屋も狭くって。
他にも浴槽が狭くて足を伸ばしてゆったり浸かることができなかったし、子供が巣立っていって一緒の家で暮らす人数は減ったのに各部屋が小さく区切られすぎていて、なんだか暮らしにくかったんです。

▲Before

▲After

―何十年も住む家なので、家族の形が変わっていくにつれて暮らし方が変わっていきますよね。

奥様:そうですね。子供と一緒に住んでいたときは仕事も忙しいし、犬も飼っていたので住み慣れた環境を変えるのも可哀想だなと思ってなかなかリノベーションに踏み込めませんでした。
なので、仕事も退職して、子供たちも巣立っていって、愛犬も亡くなって、2人暮らしになったこのタイミングでリノベーションすることを決めました。

―では、ようやくこの時がきた!っていう事ですね。

旦那様:そうそう!本当はもっと早くリノベーションしたかったんですよ。仕事していた時は家に帰ってくるのが22時を回ることも多く、帰ってきてお酒を飲んで寝るだけみたいな感じだったんですけど、仕事も退職して家で過ごす時間が増えて、あと10年以上は住むだろうなと思うと家中まるっと変えたくなったんです。

奥様:今まで2人でゆっくりするって事が少なかったから、このリノベーションを機に生活に変化がありそうです。

―では、これから新たな2人での過ごし方が出来ていきますね。

奥様:そうですね。一人一人の寝室も広く作ってもらったし、収納も広く取れて、使い勝手が良くなりました。今までは、子供が出た後の狭い部屋で寝るだけで自分の部屋っていうのがなかったから。
部屋が広くなったので、リビングで眠たくなったら、自分の部屋にお酒を持って行って飲んだり、テレビを見たり、それぞれが自由に一人の時間を過ごせるようになったのが良かったね。
それと、バルコニーに出る窓も新しくしてもらいました!最近の窓は昔の窓と比べて外の音が聞こえにくいので、バルコニーに置いている室外機の音も全く気にならなくなりました!


―これからの生活に向けて、やって良かった工事はありましたか?

旦那様:お風呂です!足を伸ばして湯船に浸りたかったので、1616サイズのお風呂を入れたのですが、ゆっくり足を伸ばして肩まで浸かれるようになったので、そこがほんとに良かったです。

奥様:洗い場をもっと広くしてもよかったけど、間取り的にLDKを狭めることになったので、そこは断念しました。他にも、トイレも新しい物に変えて良かったよね。
最近のトイレは掃除がしやすい仕様になっているから、旦那がせっせと掃除してくれるようになりました。

旦那様:あと、実際はリビングの面積が広くなったけど、それ以上に空間がゆったりとした感じがしますね。最初は冷蔵庫の横に壁を作らない予定で、リビングから冷蔵庫が丸見えになっていたんですけど、打ち合わせの途中で冷蔵庫の横に壁を建てる提案をしてくれたことで冷蔵庫も隠れたので、リビング側から見た時にスッキリした印象になりました!

―以前の部屋の色より床の色を明るくしたので、より広く感じられるのだと思います!家電類を隠す事で生活感が出なくて、いつでも人を招きいれたくなりますよね。

旦那様:そうですね。全体的に白〜メープル系の明るい色を選んだことが、正解でした!あと、床暖房にしたのも良かったな。孫とかが遊びに来た時に床に寝転がったりして遊ぶからエアコンよりも床暖房の方が暖かい。これは本当におすすめです。
断熱も西屋敷くんからの提案で、天井断熱から屋根断熱にしたから2階がとても暖かくなったな。

西屋敷:2階の夏がとても暑いって仰っていたので、現状を確認したら天井断熱になっていました。屋根は一番多く日光の直射を受けるので、屋根の断熱性を上げれば夏の暑さもマシになるかと思い、屋根断熱を提案させていただきました。

▼天井断熱・屋根断熱についてはこちらから

―あとは、階段も緩やかにする為に掛け替えましたよね?

奥様:そうですね!位置はそのままで、段数だけ増やしてもらいました!今後の事を考えたら、すごく楽に降りられるし、手すりも付けたことがよかったです!

▼階段の架け替えについてはこちらから

今後の暮らし方を考えたリノベーション

―最後に、これからリノベーションする方に向けてアドバイスをいただけますか?

旦那様:タイミングっていうのは人それぞれ違うと思うけど、今の家に対して不便を感じているのであれば早くした方がいいですよね。

奥様:まわりの友達にも早くした方がいいよって伝えています!仕事も退職して、家にいる時間が長くなるからこそ、家で快適に過ごせるようにした方がいいと思います。

―ありがとうございます!変わっていく生活スタイルに合わせて家を変えるのは、長く過ごす上で必要な事ですよね。住み替えで違う家に移り住むこともいいですが、やっぱり今まで住んでいた家を大切にして住んでいくというリノベーションが素敵だと思います。
また今後も定期点検でお伺いさせていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

WRITERこの記事を書いた人

クジラ 編集部

中崎町にあるリノベーション会社です。不動産探し、住宅ローンのお手伝い、設計デザイン、施工、インテリアコーディネートまでワンストップでお手伝いさせていただきます。お客様に最適な暮らし方のご提案をさせていただきます。

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