2022.04.12.Tue リノベーションのヒント

【キッチン|メーカー】上質なキッチン「リシェルSI」(リクシル)の特徴とリノベーション事例を紹介

キッチンは毎日使う場所だからこそ、お気に入りの空間に仕上げたいと悩む方が多くいます。

今回紹介するリクシルの「リシェルSI」はまさに“上質”。日々の暮らしを見た目や質感からもワクワクさせてくれるようなキッチンです。見た目も使い勝手も妥協したくないという方はぜひ「リシェルSI」の特徴を知ってください。

リクシルとは

LIXIL(リクシル)

リクシルとは2011年に設備機器や建材メーカーの5社が統合してできた住宅設備メーカーです。

住宅設備のなかでもそれぞれの強みを生かした商品が開発されており、キッチン部門ではキッチン専業メーカーであったサンウェーブ工業の技術を中心に生かされています。

リクシルとしては歴史が浅いので、統合の歴史を知らない方は「耐久性・機能性はどうなの?」と疑問視される方もいますが、長い歴史を持つメーカー同士が統合しているので、すでに信頼できる実績があります。

リクシルのキッチンは「ヒューマン フィット テクノロジー」をコンセプトに人の動きに合わせた設計にすることで機能性を高め、使い勝手の良いキッチンを実現しています。

商品を実際に使い始めると料理中に「ちょうどいい」と感じる機能が詰まっています。

リクシルのキッチン「リシェルSI」の特徴

リクシルのシステムキッチンは「シエラS」「ノクト」「リシェルSI」の3つのグレードに分かれています。
リシェルSIはリクシルのキッチンの中で最もグレードの高いシリーズで、最大の特徴であるセラミックワークトップは上質な空間を作り上げてくれます。

他にもリクシルならではの特徴の詰まったリシェルSIの特徴について見てみましょう。

▼リクシルキッチン別シリーズ「シエラS」についてはコチラ!

リクシルキッチン「リシェルSI」の特徴① セラミックワークトップ

セラミックのワークトップは焼き物ならではの風合いがあり、見た目がなんといってもおしゃれです。
見た目だけでなく、ワークトップとして必要な耐熱性にも優れていて、熱々の鍋を置いても変形や変色がほとんど見られません。

またそのまま食材を切ってもほとんど傷がつかないのも優れた特徴の一つです。

リクシルキッチン「リシェルSI」の特徴② らくパッと収納

テコの原理を利用して引く力を30%軽減させたのが「らくパッと収納」

一番手前によく使用するものを収納できる「パッとポケット」が内蔵されていて、軽い力で引き出しを開閉、従来に収納よりもかがまずに取り出せます。

引き出し奥でも調理中に取り出すことの多い物はパッとシェルフに、さらに調理の始めに一気に出しておくようなサイズの大きなボウルなどは引き出し奥の下部「パッとストッカー」に収納できます。

シンクは選べるパターンが豊富

シンクは①ハイブリッドクォーツシンク ②ステンレスシンク ③人造大理石シン の3パターン展開されています。
日々のお料理のスタイルに合わせて使い勝手の良いシンクを選べるといいですね。

リシェルSIでは排水口のリングをなくした「てまなし排水口」がどのシンクにも採用されています。
汚れが溜まりやすい排水口のリングがないので、よりお手入れが楽になっています。

① ハイブリッドクォーツシンク

リシェルSIならではのシンクが「ハイブリッドクォーツシンク」です。

アクリルとクォーツを配合させたハイブリッドクォーツシンクはセラミックトップによく合う深い色味のある見た目におしゃれなシンクです。

一般的な人造大理石のシンクに比べると表面が硬いので、長期的に使用したときに表面の凸凹が生じにくく、汚れがつきにくい性質があります。

また耐衝撃性、耐熱性、さらに耐汚染性にも強く長期的に使用しても変色や変形しにくいこともハイブリッドクォーツシンクの魅力です。

シンプルな見た目ですが、スポンジや洗剤を収納できるポケットは大サイズ(32cm)で、ステンレスシンクでも採用されている「ナイアガラフロー式」が取り入れられていて、使い勝手は抜群です。

② ステンレスシンク

ステンレスシンクである「ひろびろWサポートシンク / Wサポートシンク」はシンク内に2つのレーンとシンクサポートが付いていて、準備から後片付けまでをよりスムーズに進められます。

リクシル「シエラS」シリーズでも採用される「スキットシンク」も同じように選択可能ですが、サイズが大きく違うのでチェックしておきましょう。

<スキットシンク>

<Wサポートシンク>

<ひろびろWサポートシンク>

Wサポートシンクではレーンが入るぶん、深さもスキットシンクより3cm深くなっているのもポイントです。

③ 人造大理石シンク

シエラSシリーズから採用されている「キレイシンク」と幅が15cm広くなった「ひろびろキレイシンク」が人造大理石シンクです。

ひろびろキレイシンクではサポートワイヤー・水切りカゴが付いて、よりスムーズに調理や後片付けができます。

ほかにもリクシルならではの技術

「シエラS」「ノクト」シリーズと同様にリクシルならではの嬉しい機能ももちろん付いています。特に嬉しい機能について改めてチェックしてみましょう。

よごれんフード

全シリーズで選択可能な「よごれんフード」もリクシル独自の技術。

煙の中の油を集める「オイルスマッシャー機能」でレンジフード内部に油が侵入するのを防ぐため、通常のレンジフードよりもお手入れが楽にできます。

ハンズフリー水栓

ハンズフリー水栓は手や物をかざすと自動で吐水・止水でき、料理中に使い勝手がいいだけでなく節水にも繋がります。

従来ハンズフリー水栓では黒い物や透明、鏡タイプの物を感知しにくいことが問題でしたが、改良を続け、感知精度が向上しています。

リシェルSIシリーズのリノベーション事例

リシェルSIはセラミックワークトップが最大の魅力でもあります。

カラーをお部屋のインテリアにしっかり合わせれば、よりおしゃれなリビング・ダイニングを作り上げてくれます。

実際に施工したリノベーション事例を見てみましょう。

大人な雰囲気のリビングに合わせてかっこいい落ち着いた空間に仕上がっています。広めのキッチンなので夫婦でお料理を楽しんでもらえます。

モダンやアーバンテイストのお部屋にステンレスや人造大理石のワークトップがなかなかしっくり来ないという場合はリシェルSIのセラミックワークトップがおすすめです。

▼このキッチンリノベーション(リシェルSI|LIXIL)の事例はコチラ!

まさにリビング・ダイニングの主役になるようなこちらのキッチンは全体的に白い壁とキッチンやドアなどの黒とのコントラストが映えるインテリアになっています。

上質な雰囲気を演出してくれるリシェルSIはタイルの床とも相性◎。

マンションでもキッチンレイアウトは変更できるので、憧れのアイランドキッチンをリシェルSIで検討してみてもいいかもしれません。

▼このキッチンリノベーション(リシェルSI|LIXIL)の事例はコチラ!

リシェルSIでお気に入りキッチンを手にしよう

「予算を上げてでもリシェルSIのキッチンにしたい!」というお客様もいるほど、魅力的なリシェルSIシリーズを紹介してきました。
見た目の良さだけでなく、リシェル独自の技術が詰め込まれている点もキッチンには嬉しいポイントです。

落ち着いた空間、おしゃれな空間にしたい方には特にリシェルSIはおすすめです。

キッチン選びはこだわりポイントがたくさんあるので決めるまでが大変ですが、素敵なキッチンになるよう、よく検討してくださいね。

リシェルSIシリーズ以外のキッチンとも比較したい方はコチラもどうぞ!

LIXIL(リクシル)キッチン | リシェルSI製品ページ

WRITERこの記事を書いた人

デザイナー

菅原 沙絵SAE SUGAHARA

設計 / 大阪府大阪市出身 / 普段からデザインを意識的に見て、自分ならどうするのか考えるようにしてます / インテリア雑貨が好きでナチュラル・シンプルなものを集めることにはまっています

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