2022.08.04
最終更新日
2023.07.28
リノベーションのヒント

【キッチン|メーカー】クリナップのこだわり満載!「ステディア」の特徴を施工事例と合わせて紹介

クリナップ ステディア

キッチンはどんな基準で選ぶでしょうか。

使い勝手の良さ、オプションの豊富さ、デザイン性、譲れないポイントだらけでキッチンを決めるのは至難の業かもしれませんね。

どの基準もなかなか妥協できないという方におすすめなのがキッチン専業メーカーであるクリナップから発売されている「ステディア」です。

クリナップとは

クリナップ ステディア
出典:クリナップ HP

クリナップは冒頭でも述べましたが、もともとキッチン専業のメーカーで、一般家庭向けのシステムキッチンからプロ向けの厨房まで手掛け、今では浴室や洗面台など水回りに強いのが特徴です。

家庭用のキッチンと言うと今はシステムキッチンが主流ですが、実はシステムキッチンもクリナップが開発したということを知っている方は少ないのではないでしょうか。

また引き出し式のキャビネットもクリナップが他社に先駆けて開発しています。

キッチン専業というだけあって、他のメーカーよりいち早く使い勝手の良さを研究されてきたクリナップのキッチンは、長く安定して使いやすいのが持ち味と言えます。

「ステディア」の特徴

クリナップのキッチンは価格帯で3シリーズ展開されています。

「ステディア」は中価格帯のシリーズにあたり、冒頭で触れたステンレス製の骨組みが標準搭載されています。

▼クリナップキッチン別シリーズ「ラクエラ」についてはコチラ!

流レールとクリン排水口

クリナップ ステディア

手前から排水口(奥)に向かって設けられている勾配と流レール。
水を出すとシンクの勾配で水は流レールへ。

水流がゴミを押し流してくれるので、洗い物をしていてもシンク内にゴミが散らばりません。

また排水口はシンクと一体型になっているので汚れが溜まりにくいうえに掃除もスムーズです。

クリンプレート」と「クリン網カゴ」もステンレス製なので汚れが溜まりにくく、毎日のお手入れが楽になりますね。

シンクの機能まだまだ!「美・サイレントシンク」

ステンレスのシンクはどうしても音が響くイメージがあるかもしれません。
クリナップのステンレスシンクは制振構造を高め、従来品よりも静かなのも特徴です。

騒音レベルで言えば従来のシンクが60㏈(事務所などでの会話がやりとりされている音量)なのに対して「美・サイレントシンク」では図書館の中レベルの40㏈しかありません。

また傷がつきやすいというマイナス点があるステンレスシンクですが、エンボス加工を施し、傷がつきにくくなっています。さらに「美コート」と呼ばれる特殊なセラミック系のコーティングによって汚れを浮かしやすくし、油汚れや水垢を浮かして落ちやすくしています。

洗エール レンジフード

ステディアで搭載されているレンジフードはなんと、ボタン一つで自動洗浄してくれる「洗エール レンジフード」
お手入れは2か月に1回給水トレイにお湯を入れてボタンを押すだけというなんとも画期的な技術です。

自動で効率よく洗浄するので節水にも繋がります。

立体収納のキャビネット

クリナップは他社メーカーよりいち早く引き出し収納を取り入れたり、足元の「フロアコンテナ」を作ったりと収納へのこだわりも見えます。
クリナップ ステディア

ものを重ねずに高さを分けることで収納できる「スライドボックス」や出し入れする頻度が高い調理器具を手前に立てて収納できる「ツールポケット」で立体的な収納を実現できます。

クリナップ ステディア
クリナップ ステディア

収納のなかでも珍しいのがコンロ横の引き出し。
調味料をまとめて入れておけるので調理がスムーズになります。

どのキャビネットもステンレスなのでお手入れも楽々です。

デザイン性重視の人にも見てほしいカラーバリエーション

機能性に注目してステディアの特徴を紹介してきましたが、ステディアでもう一つ注目したいのが、扉・取手、ワークトップの種類の豊富さです。
2020年9月にデザインが追加され、さらにこだわりのデザインを選べるようになりました。

ワークトップの種類

ワークトップは4種類展開されています。

〇セラミックワークトップ (4パターン)
焼き物ならではの味わい深さがありながらも、スタイリッシュな空間を作り上げてくれます。傷がつきにくく熱にも強いというまさにキッチンにピッタリの素材です。

〇コーリアンワークトップ (3パターン)
人工大理石の製造に長い歴史を持つアメリカのデュポン社製のものを採用しているコーリアンワークトップも、耐久性に長けています。
大理石の模様は一点もので高級感のある見た目が特徴です。

〇アクリストンワークトップ (8パターン)
遊び心溢れる花模様や肉球模様なども楽しめるアクリル素材の人工大理石です。
ステディアのワークトップのなかでは、もっとも標準的な素材です。
8パターンも展開されていて選べる楽しみも広がり、程よく光沢感のある見た目は長く使用しても美しさが変わりません。

〇ステンレスワークトップ (5パターン)
ステンレスと言えば2パターンほどの展開が他社メーカーでは多いですが、ステディアのステンレスワークトップは5つの仕上げパターンがあります。
ステンレスシンクと同様に「美コート」と呼ばれる傷や汚れがつきにくい加工でステンレスの弱点をカバーしています。

扉の種類

扉は19シリーズ、全49色も展開されています。

・ステンレス
・木目
・柄、単色

高級感のある鏡面仕上げも、マットなつや消しタイプもあり、抽象柄や石柄など多彩なシリーズがあるのでインテリアに合う扉がきっと見つかります。

取手も8パターン、取手なしも合わせて全9パターンから選べるので組み合わせをとことんまで楽しめます。

ステディアの施工事例

実際にステディアを取り入れたリノベーション事例を見てみましょう。

クリナップ ステディア

収納プランまでセットになっている事例です。

クリナップ ステディア

オプションの「オートムーブシステム」も搭載されています。
オートムーブシステムは使用スタイルに合わせて

・水切り&収納
・食器乾燥
・除菌乾燥&収納
・除菌乾燥&水切り&収納

の4種類から選べます。
とことんまで自分たちのライフスタイルに合わせたキッチンが実現できそうですね。

▼このキッチンリノベーション(ステディア|クリナップ)の事例はコチラ!

「ステディア」でこだわり満載のキッチンを!

クリナップの「ステディア」について紹介してきました。

オプションの豊富さやデザインの豊富さ、スタンダードで搭載されている機能すべてにおいて「こだわりたいポイント」を押さえてくれている気がしますよね。

機能やデザイン性のわりに中価格帯というのも注目ポイントです。

これから長く使うキッチンに、ステンレス構造で耐久性◎、スタイリッシュ、使い勝手良しという三拍子そろったクリナップの「ステディア」を検討してみてはいかがでしょうか。

▼他のメーカーのキッチンも気になる方はコチラ!

WRITERこの記事を書いた人

デザイナー

菅原 沙絵SAE SUGAHARA

設計 / 大阪府大阪市出身 / 普段からデザインを意識的に見て、自分ならどうするのか考えるようにしてます / インテリア雑貨が好きでナチュラル・シンプルなものを集めることにはまっています

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