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- 全部を新しくしないという選択。夫婦の居場所を整える2階リノベーション【大阪府高槻市】
中古戸建 部分リノベ・その他 全部を新しくしないという選択。夫婦の居場所を整える2階リノベーション【大阪府高槻市】 約91㎡
CONCEPT 中古住宅を購入した30歳前後のご夫婦。限られた予算のなかで屋根などの老朽箇所を修繕しながら、希望する住まいをどこまで実現できるのか。今回のリノベーションは、全部を新しくするのではなく、残す場所と変える場所を見極めることから始まりました。
1階の水まわりと3階の個室、2階のトイレは既存を生かし、ご夫婦が日常の多くを過ごす2階に工事を集中。LDKと和室をひと続きにし、キッチンに立つ人とカウンターで食事や仕事をする人が、自然に会話できる空間を計画しました。元和室には、一人で過ごす時間にも、二人でくつろぐ時間にも使える小上がりのヌックを設けています。
内装はジャパンディをベースに、北欧デザインの家具が自然になじむ色と素材を選定。キッチンとデスクの周囲には、使う場所に合わせた収納を組み込み、限られた広さのなかに、ご夫婦それぞれの過ごし方と居場所をつくりました。
BEFORE & AFTER
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER
BEFORE
AFTER隙間まで収納に
奥様が一番心配されていたのは、暮らし始めてから収納が足りなくなることでした。そこで、既製品を並べるだけでなく、建物や家具の隙間を読み取りながら造作収納をうまく計画しています。対面キッチンのカウンター下には、座ったときに膝が当たらない高さにMUJIのケースが入る奥行きの棚を設置。ヌックのデスク下にも小物用収納棚を設けました。また、壁の構造上奥行きを確保できる場所にはニッチをつくり、使う場所の近くに必要なものをしまえるようにしています。収納量を増やすだけでなく、日々の動きに合わせて使いやすい収納計画を奥様と考えました。
家具を待てる内装
打ち合わせの段階では、ダイニングテーブルやチェアなど、新生活で使う家具はまだ決まっていませんでした。そこで、特定の商品に合わせるのではなく、候補となる北欧デザインや濃い木目の家具が自然になじむ内装を目指しました。床には、白すぎず濃すぎないバーチ系の色味を採用。カウンターや棚板には、反りが生じにくく、やわらかな表情をもつラジアータパインの集成材を選び、クリア塗装で仕上げています。家具が決まる前でも選びやすく、暮らし始めてからも組み合わせを楽しめる空間を用意させていただきました。

解体してわかったこと
細長い間取りの2階では、一人の大工さんが順序立てて作業を進めました。施工範囲は限られていましたが、造作家具やニッチ、細かな電気配線が多く、手仕事の密度が高い工事となりました。また、元和室の解体時には、想定していなかった雨漏りの跡が見つかりました。原因を確認し、屋根の葺き替えとあわせて修繕。工事を始めて初めて分かる不具合にも対応し、見えない部分まで整えることで、安心して暮らせる住まいにつなげました。













1階の浴室・洗面台・トイレ、2階のトイレ、3階の寝室と洋室は既存のまま活用。工事を2階に集中させ、LDKと和室の間仕切りをなくすことで、細長く分かれていた空間に広がりを生み出しました。古いものを一律に交換するのではなく、「修繕が必要な場所」と「暮らしを変える効果の大きい場所」に予算を配分。この見極めによって、内装や造作家具にもご夫婦らしい工夫を盛り込むことができました。
1階の浴室・洗面台・トイレ、2階のトイレ、3階の寝室と洋室は既存のまま活用。工事を2階に集中させ、LDKと和室の間仕切りをなくすことで、細長く分かれていた空間に広がりを生み出しました。古いものを一律に交換するのではなく、「修繕が必要な場所」と「暮らしを変える効果の大きい場所」に予算を配分。この見極めによって、内装や造作家具にもご夫婦らしい工夫を盛り込むことができました。
1階の浴室・洗面台・トイレ、2階のトイレ、3階の寝室と洋室は既存のまま活用。工事を2階に集中させ、LDKと和室の間仕切りをなくすことで、細長く分かれていた空間に広がりを生み出しました。古いものを一律に交換するのではなく、「修繕が必要な場所」と「暮らしを変える効果の大きい場所」に予算を配分。この見極めによって、内装や造作家具にもご夫婦らしい工夫を盛り込むことができました。