【リフォーム・リノベーション壁材】ジョリパットなら素材の優しさとデザイン性の両方を実現できる?
ジョリパットという壁材をご存じですか?
独特の風合いで優しい印象のある内装材ですが、見かけたことはあってもあまり名称を知らないかもしれません。
家づくりで壁はお部屋の印象を作る大事なポイント。
ジョリパットならお部屋を優しく、インテリアセンスも抜群の空間に仕上げてくれるかもしれません。
今回はジョリパットという壁材について紹介します。
目次
ジョリパットとは?
ジョリパットとはアイカ工業が製造・販売する壁面仕上げ用の塗材です。
40年以上にわたって住宅の塗材として使用されてきており、改良も重ねられてきました。
素材名として捉えている方も多いかもしれませんが、ジョリパットとはアイカ工業が販売している塗材の商品名であり、素材や仕上げ方法の名称ではありません。
しかし商品名があまりに有名になりすぎて、意匠性の高い塗材全般をジョリパットと総称する場合もあります。
ジョリパットの特徴
ジョリパットは壁紙クロス、塗装、木材などに比べるとマイナーな印象の壁材です。
しかしマイナーな印象とは裏腹に、実は性能性もデザイン性も高いのが特徴。
ここではジョリパットの大きな特徴について紹介します。
外壁にも使用OK 優れた耐候性
ジョリパットは外壁にも使用できる耐候性があります。
壁紙クロスや木材などは日に当たると色褪せたり変色しますが、ジョリパットは日焼けしてもそれほど大きく色が変わりません。
耐用年数も15年~20年と言われており、長期的なコストパフォーマンスにも優れています。
バリエーション豊富なパターンとカラー
ジョリパットは177種類のデザインがあり、カラーは約150色展開されています。
デザインだけでなくカラーも組み合わせて考えることでオリジナル感のあるインテリアを楽しめます。
デザインは14のグループに分けられており、それぞれに特徴が異なります。
コテ仕上げのデザインでは要領書に沿って現場で左官職人が仕上げるので、実際にはオリジナルの壁になります。
好みでラフさを調節してもらえるのも左官材のメリットと言えます。
人体への優しさ◎
ジョリパットは刺激物を含まない原料を用いられているため低臭・低刺激です。
ホルムアルデヒドの放出量がもっとも少ないF☆☆☆☆を取得しているだけでなく、ホルムアルデヒドの吸着・分解機能を付帯した商品もあります。
壁材にジョリパットを取り入れたリフォーム・リノベーション事例
ジョリパットの壁を実物で見かける機会はそれほど多くないかもしれません。
店舗や外壁などに使用されていても「おしゃれな壁だな~」くらいの感覚で眺めて、それがジョリパットだと知らないままの方が多数ではないかと思います。
こちらは、「自宅の一階部分でヒーリングサロンを開業したい」という夢を実現されたお客様のリノベーション事例です。
「訪れる人にとっての、心の癒しの場所」をイメージして、ジョリパットの使用を決めたリノベーション。
まさしく“素材の優しさとデザイン性を両立”した事例ではないでしょうか。
▼このジョリパットを使用したリノベーション事例はコチラ!
▼お客様インタビューもご覧頂けます!
多彩なジョリパットのパターン
あまり馴染みのない素材だとどんなインテリアに合うのか悩むかもしれません。
ジョリパットには特徴でも紹介したようにパターンからさらに何種類もデザインが広がっています。
ここではいくつか人気のインテリアに合わせやすいパターンを紹介します。
北欧/ナチュラルテイストにおすすめ : ソフトパターン
柔らかい雰囲気を作ってくれるソフトパターンは明るめのカラーで大きな凸凹より色のコントラストを楽しめるデザインです。
こちらはソフトパターンの中の「風紋」
柔らかい雰囲気でも光が当たると陰影を楽しめ、個性的な柄が印象的です。
モダン/和モダンにおすすめ : ローラーパターン
ローラーで規則正しい模様をつけるデザイン。
はっきりした凸凹が印象的なパターンで、模様によってはアクセント力の強いデザインもあります。
上の写真は水仙と呼ばれるデザイン。
明るいカラーなら可愛らしい雰囲気に、暗めのカラーを使用すればシックで大人っぽい雰囲気にもなります。
ブルックリン/アーバン : ニューエイジングアート
実物の木やレンガに似せたローラーで仕上げるタイプです。
ダークなインテリアによく似合うため、ブルックリンやアーバンテイストに特におすすめです。
アンティークな雰囲気も漂うレンガ調は他の壁材では表現しきれない独特の雰囲気があります。
こだわりのインテリアになかなかしっくりくるデザインが見つからない!という方はニューエイジングアートパターンの中に見つかるかもしれません。
オールマイティなスプレーパターン
スプレーで吹き付けて仕上げるのでランダムな凹凸ができます。
一つ一つの凸凹はそれほど大きくなく、他のパターンに比べるとシンプルな見た目になります。
写真の例はスプレーパターンの中の「ロック」と呼ばれるデザインです。
スプレーパターンのデザインは選ぶカラーによってどんなテイストのインテリアにも馴染みやすいので、デザインに迷ったらスプレータイプを選択するというのも一つの手です。
手触り重視の方には内装専用のタイプがおすすめ
ジョリパットは基本的に外壁にも使用できる素材ですが、「内装に使うなら肌触りもやわらかいものがいい」という場合には「ジョリパット シルキーパレット」がおすすめです。
内装専用のタイプは凹凸が比較的に少なめで手触りも滑らかになるよう仕上げられます。
シルキータイプは健康にも配慮され、防カビ性、調湿性、ホルムアルデヒドの吸着や分解、さらに不燃材料として認定もされています。
ここまで住居に嬉しい機能がついているのは他の壁材にはなかなか難しいでしょう。
ジョリパットでこだわりインテリアを楽しもう
ジョリパットは壁材の中でも、認知度は少し低いかもしれません。
しかし人体への配慮がされているうえに、デザイン性も高く、非常にレベルの高い内装材でしょう。
シンプルでも個性的なデザインを楽しみたい、こだわりの空間を演出したいという方には壁材にジョリパットを選ぶことをおすすめします。
唯一無二の素敵な空間を実現するために、ぜひジョリパットを検討してみてくださいね。
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