【壁面リフォーム・リノベーション】DIY初心者にもにおすすめ!有孔ボードの取り付け方法・簡単活用術を紹介!
「ちょっと引っ掛ける収納がここにあればいいのに…」という家のほんの小さな困りごとってありませんか?キーフックだけでなくプリントをまとめたり、ペンを掛けておけたり、ちょっとした時に使いたいものがどこか取り出しやすい場所にあると便利ですよね。
有孔ボードを活用すれば、そんな日常のストレスを解消できそうです。
有孔ボードの壁面収納はDIY初心者から上級者まで挑戦してみたい人気のアイテムです。
DIYだけでなく、新築住居でも有孔ボードの壁面収納を取り入れる方がいるほど、見た目のインパクトと使い勝手の良さが魅力です。
今回は有孔ボードを活用した収納術とDIY向けの注意点を解説していきます。
目次
有孔ボードとは
有孔ボードとは等間隔に穴(孔)が開けられた板のことです。ペグボードやパンチングボードとも呼ばれます。
開いている穴から音を吸収する効果があり、音楽室や会議室によく使用されているので誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか。
もともと事務用品としての地味な印象の物でしたが、DIYブームで有孔ボードを活用した壁面収納などが広まり、今ではカラー展開もされ、再び人気を集めています。
有孔ボードのタイプと選び方ガイド
有孔ボードは穴が開いている間隔(ピッチ)が2.5cmと3.0cm間隔の2種類に分かれています。また穴のサイズも5mm、6mm、 8mmの3サイズあります。
対応している穴径が違う場合があるので、使用したいパーツがある場合には穴径のサイズを確認しておきましょう。
有孔ボードは木製の薄い板のイメージが強いですが、最近では水回りに対応した塩ビタイプのものも発売されています。インダストリアルテイストにも合わせやすいアイアン製もあるので、お部屋のテイストや使用場所に合わせた素材を選びましょう。
収納におすすめ!有孔ボードのメリットとは?
有孔ボードの壁面収納は見た目がおしゃれなだけでなく機能性も高いんです。
ここではメリットをご紹介します。
有孔ボードのメリット①フックや棚を活用し、多機能&省スペースで収納できる
有孔ボードを使用した壁面収納は下地になる壁から1~2cm程度隙間を開けておけばフックを取り付けることができます。ハンガーラックや棚は奥行きが必要になるうえ、省スペースのために奥行きの浅い棚を選ぶと収納力が下がってしまいます。有孔ボードの壁面収納は必要になる奥行きは板の厚みを入れても3cm程度で耐荷重さえクリアしていれば、引っ掛ける物の大きさは関係ありません。
有孔ボードのメリット②いろいろな物を一気に収納
ボールペンや輪ゴム、テープなど形の違う物でもデスク周りに欲しいアイテムを壁に取り付けて一気に収納できるのもポイント。キッチン周りでも調味料・スパイスケースはコの字型の棚に置き、調理ツールはS字フックで壁掛けることができるので、コンロ周りに全て集結できます。
有孔ボードのメリット③ワンアクションで簡単取り出し・片付け
引き出しに入れていると物を取り出すまでに2アクション必要ですが、壁面収納ではワンアクションで取り出し可能です。
片付けもそのままワンアクションで済むので浮かせる収納で散らかりにくいお部屋になりますね。
有孔ボードの取り付け方法
有孔ボードの取り付け方は、簡単に行えるためDIY初心者にも向いています。
まず、取り付けたい場所を決めて、必要なサイズの有孔ボードを用意します。ボードの重さに応じて適切な壁面用の金具を選ぶことが重要です。これにより、安定した設置が可能となります。
次に、壁に下地があるか確認するため、穴を開ける場所に下地探しツールを使って位置を特定します。壁の下地にしっかりと固定できるよう、ボードの穴から金具を取り付けます。
次に、レベル器を使用して水平を確認しながらボードを取り付けるのがポイントとなります。これがうまくできていないと、ボード全体が傾いてしまったり、収納がしにくくなったりすることもあります。ボードを固定する際には、最後に角に留め具を追加すると安定感が増します。
全ての作業が終わったら、フックや棚を組み合わせて収納スペースを完成させることができ、独自のスタイルに仕上げられる楽しみも格別です。取り付け後は、使用状況を見ながら、フックや棚の配置を調整することで、より機能的な収納環境をつくり上げることが可能です。
さらに、石膏ボード用のピンなど針の太さが細いピンを使用すれば、ねじを使わず、壁を傷つけない方法で棚やラックなどの収納を壁面にスペースを取り付けることが可能で、賃貸物件にもおすすめです!
有孔ボードの活用法
こちらでは、リビングのニッチスペースに有孔ボードをはめ込んでいます。
ニッチスペースが白い壁のアクセントになっていて、お部屋のアウトドアな雰囲気にもよく合っています。
ニッチスペースに鍵置き場を作られる方も多いですが、有孔ボードで吊り下げ式の鍵置き場も使い勝手が良くおすすめです。
まるでアウトドア用品店のような土間です。
有孔ボードに耐荷重の大きいフックを付けておけば、「見せる収納」スタイルでジャケットやリュックなどを片付けられます。
フックの位置を変えたり数を増やすだけでレイアウトが自在に変えられるので、これから家族が増えても収納スペースを確保できます。
有孔ボード自体の耐荷重や取り付けに使用しているパーツごとの耐荷重には注意が必要です。
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デスク周りすっきり収納
デスク横に設置されたボード収納はどうしても散らかりやすい小物をまとめて収納できます。
こちらの例では書類ホルダーやペン立てなど、有孔ボード向けのアイテムを取り入れて物の整理場所が明確になるようにされています。
有孔ボードのデザインが気になる方必見!スタイリッシュに仕上げる方法とは?
北欧テイストのカラーでまとめられたキーフック。
有孔ボードはなんとなく野暮ったくなりそう…と敬遠している方もいませんか?
カラーの有孔ボードをお部屋のテイストに合わせてしっかり選べば、おしゃれなお部屋にも合わせられます。
最近ではカラー展開もされていますし、好みの色がなければ塗装からDIYチャレンジするのもおすすめです。
おしゃれな収納を実現する有孔ボードの使い方
有孔ボードは昔の音楽室や会議室のような事務的なイメージから一変、おしゃれな収納アイテムや間仕切りアイテムとして人気が出ています。
加工しやすく安価でホームセンターなどで簡単に入手できるので、DIYを楽しみたい人にもおすすめのアイテムです。
新築やリフォーム・リノベーションで取り入れる時には収納したい物や取り付けたいアイテムをあらかじめ確認して耐荷重を施工業者と相談しておきましょう。
実用的でおしゃれな有孔ボードアイテムをぜひ家に取り入れてみてくださいね。
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