2023.03.24
最終更新日
2024.03.21
施主様インタビュー

インタビュー|休日は“土間シネマ”で。その日の気分で暮らし方を決められる住まいとは

結婚を機に、親戚から譲り受けた中古戸建のリノベーションを決心されたY様ご夫婦。

直感を大切にする奥様と、夫婦の要望を丁寧に言語化していく旦那様。ぶつかり合いながらも納得できる住まいとなった、まさに「苦楽を共にしたリノベーション」についてお話しいただきました。

リノベーションのインタビュー

▼今回のPJチームメンバー
施主様:Y様ご夫婦
クジラデザイナー:兒島(左端)
クジラ施工管理:西山(中央)
クジラディレクター:三輪(右端)

クジラとひとつの“チーム”になるまで

クジラ(以下省略):本日はお時間いただきありがとうございます。まずはじめに、リノベーションという手段を選んだ経緯を伺ってもよろしいですか?

Y様(旦那様):はい。元々この中古戸建を親戚から譲り受けることが決まっていました。結婚というタイミングで具体的に考える際も、リノベーションが大前提という感じでしたね。

ー不安に思ったことなどあればお聞かせください。

Y様(旦那様):自分も親戚も、みんなこの中古戸建の詳細な情報を知らなかったので、耐震面やリノベーション費用についても不安がありました。いざ調べようと思っても、「どこから調べればいいんだろう?」みたいな感じでした。

ー弊社(クジラ)に依頼したきっかけはどういった理由でしょうか?

Y様(旦那様):実は、前からクジラさんの事務所の前を通ったことが何度かあって。事務所前の看板(リノベーション事例)も見たことがあったので、本格的にリノベーションを検討しようとなったときに「そういえばあそこもリノベーションの会社だったよな」って思い出したんです。

三輪:ありがとうございます。あの看板のリノベーション事例、僕が貼り替えているのでよかったです!

Y様(奥様):決め手のひとつに、初めてクジラさんを訪れたときに三輪さんがKUJILIKE(クジライク:児童養護施設への支援活動)を丁寧に説明してくれたのが印象的でした。

「自分達の住まいづくりが社会貢献にもなるってなんか良いよね」って思ったのを覚えています。

リノベーションのインタビュー

三輪:KUJILIKEが決め手のひとつだったとは、初めて聞きました。クジラこだわりの活動でもあるので、嬉しいです。

▼KUJILIKE(クジライク:児童養護施設への支援活動)について詳しく知りたい方はコチラ!

Y様(旦那様):三輪さん・兒島さんがとても話しやすかっただけでなく、夫婦で「クジラに決めよう」と決心して連絡しようと思っていた矢先に、リノベーションの追加提案があったことにもとても驚きました。そこでの「親族の建物を引き継ぐ」というストーリーに対するクジラさんの理解・共感にも感動しましたね。

リノベーションのインタビュー

Y様(旦那様):あと西山さん(施工管理)が提案段階で出てきてくれたのは、とても安心に繋がったと思います。他社にも2社ほど相談してましたけど、施工管理が出てきてくれたのはクジラさんだけ。建物について施工管理の方からしっかり説明してもらえるのは、顧客としては全然安心度が違うと思いますね。

三輪:Y様と打ち合わせを開始した頃、社内でも「ワンストップリノベーションの仕組みをアップデートしよう」という計画がちょうどあって、お客さまに営業・デザイナー・施工管理の3者からアドバイスや選択肢を提供しようと動き始めた頃だったので、ご安心いただけてよかったです。

Y様(旦那様):兒島さん(デザイナー)からの「これできる?」という質問に対して、西山さんが「できるよ」「こうしなきゃいけない」「それはできない」などの回答をしているやりとりもすごくよかったです。

「これからやりとりしていく相手として、すごく良いな」と思い、クジラさんに決めました。

▼アップデートし続けてきたクジラのワンストップリノベーションの歴史はコチラ!

とにかく時間をかけた夫婦の共同作業

ー今回のリノベーションでたくさんの苦労があったかと思いますが、夫婦間での議論はスムーズでしたか?

Y様(旦那様):やはり、まだカタチが無いものを作るって大変ですよね。建材サンプルなどを見せてもらっても、完璧には想像できないので最後は勇気が必要でした。

床材、目地棒、塩ビタイルのサンプルを持ち帰り、自宅に広げてしばらく過ごしてみて考えることなんかもありました。

兒島:旦那様がいろいろと資料を作成されてたのが、印象的でした。

リノベーションのインタビュー

▲お客様が作成された資料(一部)

Y様(奥様):感覚的に物事を捉えたり、考えたりするタイプの私に対して、主人はしっかり丁寧にイメージを“言語化”するタイプでした。資料を細かく作ってくれて、その過程でお互いの好き嫌いを確認できたのがよかったです。

Y様(旦那様):結婚前にこの建物を引き継ぐことが決まっていて、先行して住まいについての好き嫌いを確認することができたのは夫婦としてもよかったことですね。

“スキ”を突き詰めた部分は?

ー自分達だけのお気に入りと言える部分ってありますか?

リノベーションのインタビュー

Y様(奥様):私は2階の洗面所ですね。自分のスキを詰め込んだって感じです。

洗面所で過ごすのが好きで、普段お酒を持ち込んでゆっくり過ごすことも考えて、広めの設計で頼みました。

Y様(旦那様):今でも「洗面所の居心地が良い」ってしょっちゅう聞きますよ。家帰ってきたら、洗面所しか電気がついてないことも多いです。笑

リノベーションのインタビュー

三輪:「土間シネマ」とおっしゃっていた1階部分はいかがですか?

Y様(旦那様):リノベーション工事前の打ち合わせ段階から、「何人かで映画が見れたら良いな」って思っていました。そう考えながらいざリノベーション工事が始まってみると、解体した壁面部分に余計な筋交が無いことがわかって、“映画館”というイメージがより強くなりましたね。

クジラとの印象的なシーン

Y様(奥様):兒島さんからLINEで連絡もらった時は今でも覚えています。筋交が無いことで、1階部分がさらにすっきり、開放的に使えることがわかったのでとにかく嬉しくて。

リノベーションのインタビュー

Y様(旦那様):これによって、僕らの住まいの使い方が少し変わることになりました。「ここを10人くらい集まれるようにして、“土間シネマ”にしよう」って、妄想が随分と広がっていきましたね。

兒島:解体しようと考えていた壁面部分には、筋交があるだろうと考えてCGパースなども作成していたので、実際に「無い」とわかった時は私も嬉しかったです。

リノベーションのインタビュー

▲打ち合わせ時に使用したCGパース

兒島:玄関から室内に入った時の「目線の広がり」を工夫するために、土間部分とゲストルームの壁面位置についても何回も打ち合わせしました。

大きくは3パターンの間取りを用意しつつ、細かい部分も何度も確認して、最終的には今の「リビング・ゲストルーム間の壁を斜めにするプラン」を採用して頂きました。

リノベーションデザイナーのインタビュー

Y様(旦那様):他社さんと打ち合わせした時はなかなかピンと来なかったのに対して、クジラさんの提案プランは最初から自分達の好みにフィットしていた印象です。

おそらくリノベーション工事までに打ち合わせしたのも、クジラさんからの提案に対して細かな部分しか変更になってないと思います。

リノベーション前後での暮らしの変化

ー最後に、これからリノベーションしようと検討されている方へ何かアドバイスをいただけますか?

リノベーションのインタビュー

Y様:コンセントは思っている数の3倍は必要!笑

それと、やはり“とことん議論する”に尽きると思います。夫婦・家族での意見が食い違ったままで進むと、どの業者さんに頼んでも失敗するような気がします。私たちの場合、住まいづくりを通じて夫婦の価値観を理解することができたとも思っています。

苦しい作業でしたが、それを楽しむ努力をすれば家族にとっても良い時間になるのではないでしょうか。

今回クジラさんにお願いしましたが、苦しい作業を楽しむための時間をくれたと思っています。返事を待ってくれたし、急かされた気はしませんでした。そういう点で、パートナーとしてクジラさんはとてもよかったです。

三輪:僕たちも本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました!これからもクジラと末長くお付き合いください!

リノベーションのインタビュー

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WRITERこの記事を書いた人

代表取締役 / プロデューサー

矢野 浩一KOICHI YANO

代表取締役(プロデューサー) / 宮崎県出身 / お客様の“不安”を”安心”に転換できるプロデュース / お客様と一緒にチームを作るのがクジラ流です。とことんこだわりたいお客様から、「どうしていいかわからない」というお客様までクジラスタッフを上手くご利用ください。

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