リノベーションの照明選びのコツ|照明計画の進め方・種類・費用

リノベーションの照明は、内装の仕上げを選ぶ前に、部屋ごとの過ごし方から「どの照明を・どこに・どのスイッチで」使うかを決めておくのがコツです。
照明はインテリアの一部で、リノベーションの後に選ぶものと思われがちです。しかし、天井に埋め込むダウンライトや、壁に取り付けるブラケットライトなど、照明の種類によっては電気工事を伴います。工事が終わってから「この照明がよかった」と思っても、配線の位置によっては取り付けられないことがあります。
この記事では、照明計画の進め方、照明の種類ごとの特徴、費用の目安、長く使うためのお手入れを紹介します。あわせて、ダウンライトを設けない照明計画を選ぶときに確かめたいことを、リビングとキッチンで照明を使い分けたクジラの事例とともに整理します。
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リノベーションの照明計画は間取りと一緒に決める

照明計画とは、部屋ごとに「誰が・いつ・何をするか」を考え、必要な明るさと光の当て方、照明の種類と位置、スイッチの分け方を決めることです。間取りや天井・壁の仕上げと同じ段階で決めておくと、配線やスイッチの位置を工事に組み込めます。戸建てでもマンションでも、天井や壁を一度開けるリノベーションは、照明の配線を見直しやすい機会です。
同じ部屋でも、場面によって必要な明るさは大きく違います。JISの照度基準(JIS Z9110)では、住宅の居間の推奨照度を、全般照明で50lx、団らん・娯楽で200lx、読書で500lx、手芸・裁縫で1000lxとしています。部屋全体を一つの明るさで照らすのではなく、場面に合わせて照明を組み合わせて考えるのが基本です。
参考:国立研究開発法人 建築研究所「室内光量の最適化に基づく住宅照明の省エネルギー設計法」(JIS Z9110による住宅の照度)
照明計画は4つの手順で進める
照明計画は、器具のデザインから選ぶのではなく、暮らしの場面から逆算して決めていきます。
- 部屋ごとの場面を書き出す:リビングで団らんする、ソファで本を読む、ダイニングで子どもが勉強する、キッチンで調理するなど、夜の過ごし方を家族で書き出す。
- 主照明と補助照明の役割を決める:部屋全体を照らす照明と、手元や壁を照らす照明を分けて考える。
- 照明の位置とスイッチを決める:家具の配置と合わせて照明の位置を決め、どの照明を一緒に点けるか、調光するかを決める。
- 後から変えたい場所に余地を残す:家具の配置が決まっていない場所は、ダクトレールや引掛シーリングなど、照明を付け替えやすい方法を選ぶ。
場所別の照明の組み合わせ例
場所ごとに、主な場面と照明の組み合わせの例、計画のときに確かめたいことをまとめました。
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| 場所 | 主な場面 | 組み合わせの例 | 確かめること |
|---|---|---|---|
| リビング | 団らん・テレビ・読書 | シーリングライトやダウンライト+間接照明・フロアライト | 本を読む場所に手元の明るさがあるか |
| ダイニング | 食事・子どもの勉強 | テーブルの上のペンダントライト | テーブルの位置を先に決めるか、ダクトレールで位置を調整できるようにするか |
| キッチン | 調理・片付け | ダウンライトやペンダントライト+手元灯 | 作業台やコンロの手元が自分の影で暗くならないか |
| 寝室 | 就寝前のくつろぎ | ブラケットライト・間接照明 | 寝転んだときに光源が直接目に入らないか |
| 廊下・玄関 | 移動・身支度 | ダウンライト・ブラケットライト | 出入りする場所からスイッチを操作できるか |
※組み合わせは一例です。部屋の広さや天井の高さ、窓の位置によって変わります。
リノベーションを魅力的にする照明選びのポイント
照明は、種類によって光の広がり方と取り付け方が変わります。ここでは、「ダクトレール」「シーリングライト」「ペンダントライト」「スポットライト」「ダウンライト」「間接照明」「ブラケットライト」の7つの照明の特徴と取り付け方を紹介します。選ぶ際にはデザインだけでなく、その場面に必要な明るさが得られるかもあわせて考えましょう。
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| 照明の種類 | 光の特徴 | 取り付け方 | 向いている場所の例 |
|---|---|---|---|
| ダクトレール | レール上で照明の数と位置を変えられる | 天井にレールを設け、器具を好きな位置に付ける | ダイニング・リビング |
| シーリングライト | 高い位置から部屋全体を照らす | 天井に直接取り付ける。引掛シーリングがあれば電気工事なしで付けられる | リビング・寝室・子ども部屋 |
| ペンダントライト | 器具の周りを照らし、器具のデザインが部屋の印象を左右する | コードやチェーンで天井から吊り下げる | ダイニングテーブル・キッチンカウンター |
| スポットライト | 狙った場所に強く光を当てる | ダクトレールや引掛シーリングに取り付ける | 絵・植物・飾り棚 |
| ダウンライト | 器具が目立たず、天井がすっきり見える | 天井に埋め込んで設置する | 廊下・キッチン・水まわりなど |
| 間接照明 | 壁や天井に光を当て、反射した光で照らす | 光源を隠し、壁や床・天井に光を反射させる | リビング・寝室 |
| ブラケットライト | 壁を照らし、光と影の陰影をつくる | 壁や柱に取り付ける | 廊下・階段・リビングの壁 |
柔らかな明るさを実現するダクトレール
住宅の照明で、汎用性が高いのが「ダクトレール」。ダクトレールとは、複数の照明器具を取り付けることができる、レール状の配線器具です。「ライティングレール」とも呼ばれます。レールの内側全体に電気が流れているため、レール上の好きな位置に照明を取り付けることができます。
もともとダクトレール照明は、主に店舗や舞台などで使われているものでしたが、最近は住宅でも使用する事例が増えてきています。ダクトレール上には、スポットライトやペンダントライトなど、さまざまなタイプの照明を付けることができます。配置も自由に決めることができ、明暗のメリハリをつけたり、明るさを調整したりするのに便利です。
また、均等に配置すると空間全体を均一に照らすことができます。光の強さを調整できる調光機能をもつライトを選べば、くつろぐとき、家族と団らんするとき、友人を招いたときなど、場面に応じて明るさを変えられます。家具の配置が変わっても照明の位置を動かせるため、照明計画で「後から変えたい場所」に向いています。
LINEで相談・無料診断リノベーションについて相談する空間をユニークに演出するシーリングライト
「シーリングライト」とは、天井に直接取り付ける照明器具。「天井灯」とも呼ばれます。マンションなどでは、シーリングライトがあらかじめ装着されている物件も多くあります。シンプルで丸いものが一般的ですが、装飾が付いているものなど、個性的なものもあります。
シーリングライトのメリットは、高い位置から効率的に部屋全体を照らせること。コードレスで天井と一体化するため空間にすんなりとなじみ、上からの圧迫感を感じることなく、部屋をすっきりと見せてくれるのも魅力です。デザイン性の高いシーリングライトを選べば、空間をユニークに演出できます。調光機能をもつモデルを選べば、場面に合わせて明るさを変えることも可能です。
これまでは蛍光灯が一般的でしたが、最近では省エネ性能が高く長寿命で多彩な機能のLEDタイプが中心に。天井に引掛シーリングが付いていれば、電気工事をすることなく取り付けられるのも利点です。どんな照明を付けるか迷う部屋では、まずシーリングライトを付けておき、暮らしながら見直すという選び方もできます。
キッチンリフォームに適したペンダントライトの使い方

「ペンダントライト」とは、コードやチェーンなどで天井から吊り下げる照明です。とくにキッチンのリフォームやリノベーションをする際に取り入れると、アクセントとして効果的です。シェードで光源を覆ったタイプは、ライトの真下を中心に周辺を照らします。シェードのないタイプは、光が周りにも広がり、空間全体を照らします。
キッチンに設置すると、調理中の手元を照らしてくれます。ダイニングテーブルの上の照明として取り入れられることも多く、食事の場の印象をつくります。ただし、キッチンでは立つ位置によって手元が影になることもあるため、ペンダントライトだけで足りるか、手元灯やダウンライトと組み合わせるかを計画の段階で確かめておきましょう。
また、注意したいのは、ペンダントライトを取り付ける高さ。コードやチェーンで吊り下げているため、照明の位置が視線の妨げになることがあります。空間を広く見せるためには、視線の妨げにならないような高さを考慮するといいでしょう。高さ的に目立つため、デザインについてもまわりのテイストからかけ離れすぎないよう、全体感を意識して選びましょう。明るさや光の色(色温度)によってもキッチン全体の雰囲気は変わるため、器具の形とあわせて確認しておくと安心です。
空間を限定的に照らすスポットライト
「スポットライト」は、その名の通りピンポイントに照らすことができるため、一定の場所に強く光を当てたい場合に効果的な照明です。店舗や美術館・博物館などで使用されることが多い照明ですが、最近では住宅でも取り入れられています。住宅で使われるスポットライトには、引掛シーリングに対応できる軽量タイプのものもあります。
例えばアートやオブジェ、植物など、インテリアの一部を強調したい部分に光が当たるように使うことで、空間に奥行きをもたせることができます。照明の向きを調整して照らす範囲を変えられる可動式のものも多くあります。演出だけでなく、狭いスペースや特定の場所だけを明るく照らすという目的でも用いられます。
さまざまなシーンで活用できるダウンライト
「ダウンライト」とは、天井に埋め込んで設置する照明です。天井に埋め込まれていることで、照明の存在感を感じさせることなく、すっきりとした空間を作ることができます。シンプルでどんなインテリアにもなじむため、リビング、ダイニング、キッチン、浴室、トイレ、寝室、仕事部屋、廊下と、使用する部屋を選びません。
光の方向や明るさを調整できるタイプのダウンライトを選べば、場面や目的にそった使い方ができます。一方で、天井に埋め込むため、後から位置を動かすには天井の工事が必要になります。数と位置は、家具の配置と場面を決めてから検討しましょう。
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リビングにおすすめの間接照明

「間接照明」とは、光源を直接的に当てるのではなく、壁や床、天井などに光を照射して反射させることで、部屋全体を照らす照明です。光源が直接目に入りにくいため、リビングなどくつろいで過ごしたいスペースに向いています。家具の配置とあわせて計画すると、間接照明の効果を発揮しやすくなります。
ただし、間接照明しかないスペースは、ほの暗い雰囲気になってしまうというデメリットも。実際に設置してみないと光量がわからないことも多いため、リノベーション施工会社に相談してみるのも一つの手です。間接照明やブラケットライトを主にして、ダウンライトを設けない場合の考え方は、後の章で紹介します。
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壁を活かしたブラケットライトの活用法

「ブラケットライト」とは、壁や柱に取り付ける照明器具のことです。「ウォールランプ」とも呼ばれ、補助照明として利用されることが多くあります。部屋の奥行きを強調してくれるため空間を広く見せることができ、光と影のコントラストで陰影を楽しむこともできる照明です。
壁や柱だけでなく、天井を利用したブラケットライトもあります。シーリングライトとは異なり、特定のエリアを照らすもので、インテリアのアクセントとして活躍してくれるでしょう。デザインも多彩なので、インテリアテイストにマッチするものを選ぶ楽しさも。ライトの向きを調整できるものなら、必要な時に必要な場所だけを照らすことも可能です。リモコン操作が可能なLEDテープライトなどで、ライティングに変化を持たせるのもいいですね。
LINEで相談・無料診断リノベーションについて相談するダウンライトを設けない照明計画は部屋ごとに条件を確かめて選ぶ
ダウンライトやシーリングライトを設けず、間接照明やブラケットライトを主にする照明計画も選択肢になります。ただし、日中に窓から光が入って明るいことと、夜に読書や調理ができる明るさがあることは、別に考える必要があります。住まい全体で一律に決めず、部屋ごとに判断することもできます。
前の章で触れたとおり、間接照明しかないスペースは、ほの暗い雰囲気になることがあります。ダウンライトを設けない場合は、日中の明るさとは別に、夜の場面ごとの明るさを確かめておきましょう。
ダウンライトなしの照明計画で確かめたい3つのこと
- 夜の場面ごとに必要な明るさ:JISの照度基準では、居間の推奨照度は団らん・娯楽で200lx、読書で500lxと、場面によって異なります。夜にその場所で何をするかを書き出し、壁や天井を照らす照明だけで足りない場面を洗い出します。
- 手元の明るさをどう足すか:建築研究所の資料では、スタンドのように近くで照らす照明は、少ない光の量でも手元を十分に明るくできると説明されています。本を読む場所のフロアライト、ダイニングのペンダントライト、キッチンの手元灯など、場面ごとに近くで照らす照明を用意します。
- 後から照明を足せるか:暮らし始めてから暗いと感じたときのために、ダクトレールや引掛シーリング、照明をつなぐコンセントの位置など、照明を足せる余地を残すかを検討します。
参考:国立研究開発法人 建築研究所「室内光量の最適化に基づく住宅照明の省エネルギー設計法」
リビングはダウンライトなし・キッチンはダウンライトで照明を使い分けた事例

大阪府吹田市の新築マンション(81.88㎡・2LDK)の部分リノベーションでは、LDKの壁と天井、玄関のアーチ壁を塗り壁にしました。リビングの天井と壁は、アーチ状にひと続きになっています。
照明は、場所によって使い分けています。リビングは間接照明とブラケットライトを主にし、ダウンライトやシーリングライトは設けていません。担当者のコラムには、「日中は大きな窓からの自然光が十分に明るさを確保してくれるため、あえてダウンライトやシーリングライトは設けていません」とあります(担当者のコラムより引用)。一方、キッチンの曲面の下がり天井には、ダウンライトを設けています。

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| 場所 | 天井の形 | 照明 |
|---|---|---|
| リビング | 天井から壁へアーチ状にひと続き | 間接照明とブラケットライト(ダウンライト・シーリングライトは設けていない) |
| キッチン | 角を落としてアール形状にした下がり天井 | ダウンライト |
※間接照明の位置や器具の数、夜に読書や調理をするときの明るさ(照度)は確認できていないため、記載していません。

夜は、リビングのアーチでカーブした壁面に照明の陰影が浮かび上がり、塗り壁の凹凸が光に照らされます。お客様が選んだブラケットライトは、シンプルな内装の中でアクセントになりつつ、主張しすぎない照明として使われています。
リビングにダウンライトやシーリングライトを設けなかった理由として、コラムに書かれているのは「日中は大きな窓からの自然光で明るさを確保できる」ことです。照明全体の狙いとしては、塗り壁とアーチを引き立てることが挙げられています。夜にリビングで読書をするときの明るさは書かれていないため、ダウンライトを設けない部屋をつくるときは、前に挙げた3つの点で確かめる必要があります。

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費用を抑えて効果的に進める照明選びのコツ
照明の費用は、器具の価格と、取り付け・電気工事の費用に分けて考えます。リノベーション計画を進めていると、照明は最後に用意するものとして、予算に組み込むことを忘れてしまいがちです。部屋ごとにどんな照明を置くかを決めたら、その数と工事の有無から予算を見積もりましょう。
照明器具の価格は、同じ種類でもデザインや機能によって大きく差があります。全体の予算感を把握しつつ、照明にどれくらいの予算を使えるかを見極めておくことが大切です。リビングやダイニングなど力を入れたい部屋の照明と、それ以外の部屋の機能としての照明とで予算を分けると、配分を考えやすくなります。
照明選びと設置の平均費用をチェック
照明の種類や設置方法によって異なりますが、一般的な費用の目安と、クジラの施工例は次のとおりです。
表は横にスクロールできます →
| 項目 | 費用 | 単位 | 区分 |
|---|---|---|---|
| 照明設備 | 3万円〜10万円 | 1室 | 一般的な目安 |
| 照明器具の設置費 | 5,000円〜15,000円 | 1台 | 一般的な目安 |
| 間接照明(器具・電気工事・天井の加工) | 18.5万円(税別) | 1件 | クジラの施工例 |
| 間接照明(器具・電気工事・腰壁の造作) | 25万円(税別) | 1件 | クジラの施工例 |
※部屋の広さ、照明の種類と数、配線工事の有無によって変わります。
間接照明のように天井や壁の加工・造作を伴う照明は、器具の代金に加えて、造作と電気工事の費用がかかります。照明を設置する際に電気工事が必要になる場合は、その費用もプラスして考えておきましょう。
ライトの種類別に見るコストの違い
一般的なLEDライトは、購入金額は白熱電球より高くなりますが、もちがいいため頻繁に交換する必要がなく、長い目で見ると費用が安く済む傾向にあります。資源エネルギー庁によると、白熱電球の寿命が約1,000時間なのに対し、LED電球の寿命は約40,000時間です。
シーリングライト
価格は、対応する部屋の広さ(畳数)や調光などの機能、デザインによって幅があります。調光機能付きのシーリングライトは価格も高めですが、明るさ調整が可能なため便利に使うことができます。天井に引掛シーリングがあれば、電気工事をせずに器具だけで取り付けられます。
ペンダントライト
器具の設置費の目安は、上の表のとおり1台5,000円〜15,000円です。設置する際に天井の構造を考慮する必要があるため、取り付け業者に依頼するなどの場合は、別途工事費用が発生することがあるので注意が必要です。
スポットライト・ダウンライト
スポットライトは、すでにあるダクトレールや引掛シーリングに取り付ける場合、費用は器具の代金が中心になります。ダウンライトは天井に埋め込むため、器具の代金に加えて、設置と電気工事の費用がかかります。どちらも何個取り付けるかで費用が変わるので、数と位置を決めてから見積もりましょう。
まずは照明だけでどれくらいの予算をかけられるかの概算を出しておき、希望する照明のイメージと照らし合わせて優先順位の高いものから採用していくなどして、トータルコストとして意識することが大切です。
LINEで相談・無料診断リノベーションについて相談する長く快適に使うためのお手入れとメンテナンス
照明は汚れると明るさが落ちるため、定期的な掃除と、年に1回程度の点検がおすすめです。資源エネルギー庁によると、照明は汚れにより1年間で5~15%明るさが低下します。調理の油や煙で汚れが付きやすいキッチンの照明や、ホコリをかぶっていても気づきにくい高い位置の照明は、意識して掃除しましょう。
特に、天井に近い位置にあるシーリングライトやペンダントライトは、意識的にクリーニングを心がけるようにしましょう。また、よく電気を付けたり消したりする場所の照明については、ライトやスイッチの点検も重要です。
照明の寿命を延ばすための日常ケア
照明の寿命を延ばすためにも、ホコリや汚れを溜めずに、気がついたときに日常的にケアすることがおすすめです。柔らかい布や専用のクリーナーで優しく拭くなどで、メンテナンスをしましょう。代表的な照明のお手入れの手順は次のとおりです。
電球・蛍光灯のメンテナンス
- 電源がオフの状態で照明器具から電球を取り外す
- 電球の表面を柔らかい布で、傷つけないように優しく拭く
- よく絞った布で水拭きして汚れを落とし、その後乾拭きする
- 電球をよく乾かし、水分が残っていない状態で取り付ける
シーリングライト
- シェードを取り外し、中のホコリを取り除く
- よく絞った布で水拭きするか、水洗いする(汚れがひどい場合は中性洗剤で洗う)
- 洗った後はしっかりと乾かす
- 水分が残っていない状態で取り付ける
お手入れの際は、電源がオンの状態で触れないこと。必ず電源をオフにして、少し時間をおいてから取り外してメンテナンスをしましょう。LED電球は比較的熱くなりにくいですが、念のため熱くなっていないか確認してから掃除しましょう。ホコリや水分が接続部に付くとショートや発火の原因になる可能性があるため、中性洗剤を使った場合も水拭き・乾拭きで洗剤と水分をきちんと落としてから取り付けます。
ライトやスイッチの定期的な点検方法

ライトやスイッチの点検は、年に1回程度がおすすめです。まず目視で、汚れ度合いを確認。カバーやシェードにホコリや汚れが付着していると明るさが減少するため、清掃が必要です。ライトの点灯状態や、スイッチが機能しているかどうかなども併せて確認しましょう。
スイッチの「カチッ」という感触が失われている場合や、作動がにぶい場合は、内部の接触不良や劣化が考えられます。早めの見直しや交換を心がけましょう。年末の大そうじの際など、点検のタイミングを決めておくと続けやすくなります。
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まとめ|リノベーションの照明は夜の過ごし方から早めに決める
リノベーションの照明は、内装の仕上げを決める前に、部屋ごとの場面を書き出し、主照明と補助照明の役割、照明の位置とスイッチの順で決めていきます。ダウンライトやブラケットライトのように電気工事を伴う照明は、工事の段階で配線を組み込む必要があります。
ダウンライトを設けない照明計画は、日中の採光と夜の明るさを分けて確かめれば、選択肢になります。部屋ごとに決めることもでき、吹田市の事例では、リビングは間接照明とブラケットライト、キッチンはダウンライトと、場所で照明を使い分けています。夜に読書や調理をする場所には、近くで照らす照明や、後から照明を足せる余地を用意しておきましょう。
費用は、一般的な目安で照明設備が1室3万円〜10万円、照明器具の設置費が1台5,000円〜15,000円です。照明は汚れで明るさが落ちるため、定期的な掃除と点検も計画に入れておきましょう。
まずは家族で、部屋ごとに夜どのように過ごしているかを書き出してみてください。実例を見て考えたい方は施工事例を、計画の進め方を知りたい方は、物件探しからなら中古住宅を購入してリノベーションする流れ、今の住まいなら自宅をリノベーションする流れをご覧ください。
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担当スタッフ
照明は塗り壁とアーチを引き立てる役に
この住まいの主役は、塗り壁とアーチです。夜はアーチの曲面と塗り壁の凹凸に陰影が出る、控えめな照明でその魅力を引き出しています。