2026.10.18
最終更新日
2026.10.18
リノベーションのヒント

洗濯物をたたまない収納|洗う・掛ける・しまうを数歩でつなげた洗面の実例

中古マンションのリノベーション施工事例

洗濯物をたたむのが手間で、衣替えのたびに服を入れ替えるのも負担になっている。アイロン掛けもつい後回しになる。洗濯物をたたまずに済ませたいなら、服をハンガーに掛けたまましまう収納を考え、洗う・干す・しまう場所の位置を一緒に決める方法があります。大阪市天王寺区のマンションで、衣類の管理の悩みとアイロン掛けのお話から、収納と洗面まわりを計画した例を紹介します。

この記事では、ハンガーのまましまうために決めること、天王寺区の事例の洗面まわり、ハンガーパイプのクローゼットと造作洗面の費用を紹介します。

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洗濯物をたたまずにハンガーのまましまうには何を決めるか

ハンガーに掛けたまましまう収納では、掛ける量と、洗う・干す・しまう場所をハンガーのままつなげられるかを一緒に確かめます。

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決めること確かめたいこと
掛ける服とたたむ服どの服をハンガーで掛け、下着やタオルなどどの物を棚や引き出しに入れるか
掛ける量衣替えをしないなら、季節外の服も掛けたままにできる長さがあるか
洗う・干す・しまう場所の位置洗濯機から干す場所、干す場所から収納まで、ハンガーのまま運べるか
干す場所の湿気洗面所や浴室の近くで干すなら、換気をどうするか
洗面所の床と壁水はねや汚れを拭き取りやすい仕上げか

天王寺区のマンションで衣類の管理の悩みから計画した収納と造作洗面

「たたむ手間を減らしたい」からハンガー主体の収納計画を提案

大阪市天王寺区の中古マンション(96.92㎡・2LDK・SRC造・築21年)をフルリノベーションした事例です。お住まいはご夫婦と、愛犬・愛猫。お二人の悩みのひとつが、増え続ける衣類の管理でした。

洗面所。艶のある赤いタイルの壁に鏡を付けた造作洗面と木の扉の収納、その右に同じ木の色の縦長の棚があり、右の壁には水栓、天井近くに横に渡したパイプが見える
菅原 沙絵菅原 沙絵

担当スタッフ

たたまずに掛けたまましまう収納を提案

たたむ手間を減らしたい、衣替えからも解放されたいというご要望に、たたまずに掛けたまま収められる、ハンガー主体の収納計画をご提案しました。「アイロン掛けがどうしても億劫になる」というお話も伺っていたので、洗面まわりを見直して造作洗面と収納を一体で計画し、「洗う・掛ける・しまう」が数歩の中でつながるレイアウトにしています。

洗面台の横に同じ木の色の縦長の棚を並べた

既製品では寸法にもお二人の使い方にも合わなかったため、洗面台は造作でつくりました。洗面台の下は扉付きの収納で、右には同じ木の色の縦長の棚が並んでいます。洗面台の壁には艶のある深い赤のタイルを張り、上下に間接照明を入れています。

洗面所とトイレの床は、水はねや汚れに強いタフテックタイルです。ビニル床タイルとセラミックタイルの長所をあわせ持つ床材で、手入れを重ねても石のような表情が保たれます。

改修後の図面では、キッチンの隣に洗面所と浴室があります。洗面所と浴室の位置は改修前と同じです。

改修後の間取り図。キッチンの右に洗面所と浴室、その上にヌックと家事スペースが並び、右側は寝室と仕事部屋、仕事部屋の横にWICがある

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項目内容
エリア・種別大阪市天王寺区・中古マンション(2LDK・SRC造・築21年)
面積96.92㎡
工事内容フルリノベーション
工期約90日
参考費用約1,930万円(税別)

参考費用は、間取りの変更や内装、造作の洗面などを含むフルリノベーション全体の掲載額です。

↓こちらの施工事例もご覧ください


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ハンガーパイプのクローゼットと造作洗面はいくらかかるか

ハンガーパイプや造作棚を付けたクローゼットは1箇所22万〜55万円(税込)、約2畳のウォークインクローゼットを下地補強とパイプ・棚付きでつくる場合は1箇所25万円前後(税込)が目安です。

造作洗面台は、サイズや素材を自由に設計する場合で1箇所20万〜100万円(税込)、グレードアップや照明の追加を含めた洗面台まわりの工事は1箇所55万〜88万円(税込)が目安です。

天王寺区の洗面のように、タイル・間接照明・横の棚と洗面台のまわりに手を入れる場所が重なるほど、金額は上の幅に寄っていきます。洗面台・タイル・照明・収納を見積もりの別々の行にしておけば、既製品に替えても困らない部分を一つずつ見つけられます。

洗濯物をたたまない収納は掛ける量と運ぶ道筋で決まる

洗濯物をたたまずにしまうなら、掛ける服とたたむ物の分け方、季節外の服まで掛けられる長さ、洗濯機から干す場所、干す場所から収納までハンガーのまま運べるかを、収納の場所と同時に決めます。

天王寺区のマンションでは、たたむ手間と衣替えを減らしたいというご要望にハンガー主体の収納計画を提案し、「アイロン掛けがどうしても億劫になる」というお話から、造作洗面と収納を一体で計画しました。

まずは今の服のうち、ハンガーに掛けたい服がパイプ何本分になるかを、季節外の服も含めて数えてみてはいかがでしょう? 掛ける長さが分かると、クローゼットをどこに、どの大きさでつくるかを比べられます。

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WRITERこの記事を書いた人

デザイナー

菅原 沙絵SAE SUGAHARA

大阪府大阪市出身 / 普段からデザインを意識的に見て、自分ならどうするのか考えるようにしてます / インテリア雑貨が好きでナチュラル・シンプルなものを集めることにはまっています

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