2023.04.15
最終更新日
2023.08.01
リノベーションのヒント

白のインテリアは難しい?これだけは守りたい5つのポイント【事例あり】

ホワイトインテリア

白は明るく清潔なイメージがある一方で、部屋が真っ白だと、緊張感がありリラックスできないということもありますよね。ホワイトインテリアは、単純に白で統一するだけではなく、色味や素材を工夫することで居心地のいい空間になります。

そこで今回は、白い空間をセンスよくまとめるポイントと、ホワイトインテリアのメリット・デメリットをご紹介します。
実際のリノベーション事例もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

ホワイトインテリアはどんな人におすすめ?

必要最小限に抑えたいミニマリスト

ホワイトインテリアは、ものを必要最小限にしたいミニマリストにピッタリです。
部屋を白で統一すれば、色の情報が少なくすっきりした印象になります。
また、白は汚れが目立ちやすい色ですが、ものが少ないミニマリストであれば、毎日掃除をするのも苦ではないでしょう。

ものが多い人こそオールホワイト

ものが多い人にも、ホワイトインテリアがおすすめです。
白で統一することによって、ものが多くても、ゴチャっとしたイメージを軽減させてくれます。
化粧品などでものが溢れがちな洗面所では、ボトルを白に統一することですっきりしますよ。

白い空間をセンス良くまとめるポイント

白のトーンを合わせる

全て白い家具で合わせても、部屋がゴチャついて見えることがあります。
これは、白のトーンが混在していて、まとまっていないからです。

そのため、家具や壁の色などを選ぶ際は、色のトーンを揃えることが重要。
色のトーンは大きく分けると2種類あり、ブルーベースとイエローベースに分けられます。
ホワイトインテリア
・ブルーベース:冷たいイメージ
・イエローベース:温かいイメージ

まずは、冷たい印象か温かい印象にするかを決めてから選ぶと、最終的に統一感のある部屋にすることができますよ。

異なる素材の白をミックスする

ホワイトインテリア
ホワイトインテリアは単調になりがちですが、素材の違いで部屋にアクセントをつけることができます。色や柄を入れたくない人は、異なる素材を取り入れるとインテリアを楽しむことができますよ。

アクセントを入れるおすすめのアイテムは、以下の3つ!

クッションカバー

クッションカバーは、レザーにすればクールな印象に、毛が長いふわふわなものを選べばガーリーな印象になります。素材の種類がたくさんあるため、インテリアのテイストに合わせて選ぶことができますよ。

ラグ

床の色がインテリアと合わない場合、ラグを敷いて床の存在感を抑えることもできます。ま
た、居心地の良さをプラスしたい人にもおすすめです。

カーテン

スッキリ見せたい場合はブラインドを選びましょう。ガーリーなインテリアに合わせるなら軽くてふわふわしたカーテンがおすすめです。ナチュラルテイストなら、リネン素材のカーテンが合いますよ。カーテンも様々な素材があるので、インテリアのテイストに合わせて選んでみましょう。

光沢感に注目する

ホワイトインテリア
素材や色のトーン以外にも、光沢感の違いに注目しましょう。家具の中でも特に、テーブル、テレビ台、収納棚など大きな家具は表面の加工によって大きく印象が異なります。

素材の光沢感には、ツヤかマットの2種類があります。
高級感を出したい場合には、ツヤのある白を、ナチュラルな雰囲気にしたい場合はマットな白を選びましょう。

ただし、全てをツヤのある家具で揃えると光の反射がきつく、落ち着きのない空間になることもあります。光沢感のある家具は部分的に取り入れ、別の素材で高級感を演出しましょう。

曲線と直線を使い分ける

ホワイトインテリア
曲線と直線を使い分けることで、統一感のあるインテリアにすることができます。

曲線:優しい、ナチュラル
直線:クール、スタイリッシュ

曲線は、自然界の洞窟や木をイメージさせるため、優しい印象になり、ナチュラルテイストにすることができます。一方で直線は、人工的な機械をイメージさせるため、クールでスタイリッシュなテイストにすることができます。

リノベーションで曲線を取り入れたい場合は、アーチ型の入り口が人気です。パントリーなど扉が必要ない所がおすすめですよ。直線を取り入れる場合には、縦型のブラインドやキッチンとテーブルの高さを揃えるなど、1本の線を強調する工夫が効果的です。

電球は「昼白色」のものを選ぶ

電球の色には、昼光色、昼白色、電球色の3種類あります。電球を選ぶ際には、太陽光に近い昼白色にすることで、ホワイトインテリアの雰囲気に馴染みますよ。
電球の色の違い
蛍光灯のように青白い昼光色は、白い空間がより冷たく見えてしまいます。また、オレンジ味が強い電球色は、ホワイトインテリアの雰囲気が崩れてしまいます。

そのため、太陽光に近い昼光色がインテリアの邪魔をせず、ホワイトインテリアに適した電球です。

白にプラスする、個性的なリノベーション事例

白は他の色と馴染みやすい特徴があります。白に他の色をプラスすることで、スタイリッシュ、フェミニン、ナチュラルなど、様々なテイストに変えることができます。

白にプラスする、個性的なリノベーションの事例をご紹介します!

白×黒=スタイリッシュ

マンションリノベーションダイニング
真っ白な壁、床、天井。一見、単調な印象がありますが、黒色の照明や家具で差し色を加えることで、良いリズムとともに、奥行きのある空間が生まれます。また、部屋の中央にあるカウンターテーブルが空間にさらにアクセントを加えています。

白×ゴールド×ピンク=フェミニン

マンションのリノベーション事例
白にゴールドとピンクを加えることで、高級感のあるフェミニンなインテリアに。リビングなど常に目に入る場所では、ピンクの壁紙に挑戦しづらいという人には、トイレや洗面所などの小さな空間に取り入れるのがおすすめです。かわいいが詰まった空間に気分が上がりますよ。

白×木×グレー=ナチュラル

マンションリノベーション
壁、扉、照明器具は白に統一しています。梁やテーブルを木目調にすることで落ち着きのあるナチュラルな空間に。イスのグレーが部屋をほどよく引き締め、インテリアのアクセントになっています。

【白コーディネート】住まいメリット・デメリット

白い空間をセンス良くまとめるポイントや施工事例をご紹介しました。
最後に、住まいに白のコーディネートを取り入れた場合のメリットやデメリット・注意点を解説します!

メリット

広く見える

ホワイトインテリア
みなさんもご存知のとおり、白は膨張色なので、部屋を広く見せる効果があります。
そのため、部屋の狭さに悩んでいる人におすすめの色です。ソファや収納棚などの大型家具を白にすることで圧迫感を抑えることができますよ。

清潔感がある

ホワイトインテリア
白には、清潔、神聖、純粋といった印象を与えます。
そのため、衛生面を徹底する病院やクリーンなイメージの教会などでは、白を基調としているところがほとんどです。
家では、清潔に保ちたい洗面所やトイレなどに取り入れるのがおすすめです。

家具によって様々なテイストに変えられる

ホワイトインテリア
白はどの色とも合わせやすい色です。そのため、インテリアの好みが変わっても模様替えしやすいメリットがあります。壁・床・天井などは白で統一しておくと、好みが変わっても安心ですよ。

部屋のテイストを変えたい場合は、家具で色を加えると簡単にイメージを変えることができます。例えば、白とベージュでナチュラルテイスト、白と黒でスタイリッシュなテイストが人気です。

デメリット

緊張感がある

ホワイトインテリア
白には、清潔な印象があると同時に、緊張感を与える色でもあります。
しかし、素材を工夫することで、オールホワイトでも安心感のあるインテリアにすることができますよ。

汚れが目立つ

ホワイトインテリア
白はどうしてもほこりや汚れが目立つので、避けている人も多いかもしれません。
しかし、今では軽く拭き取るだけで簡単に汚れが落とせる床材などがあります。また、頻繁に触る場所には、手垢が付きにくいクリア塗装がおすすめです。キッチンやトイレなど汚れやすい床には、お手入れしやすい素材を選びましょう。

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WRITERこの記事を書いた人

ライター

本荘 はるなHARUNA HONJO

webライター/大阪府柏原市出身/実家で保護猫2匹を飼っています/冬キャンプが好きで年末に富士山を見ながらキャンプをしました!

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