2023.12.15.Fri リノベーションのヒント

【種類・分類14選】再現可能!デザインテイストから考えるオシャレな住まい

たまたま訪れたカフェやホテルに思わず胸が躍ることや、友人の新居に訪れて「好きなものに囲まれて過ごす家っていいなぁ」と思ったことはありませんか?

しかし、いよいよ自身の住まいについて考えるタイミングになると、なかなか決めきれない人も多いのではないでしょうか?

一方リフォーム・リノベーションのプロであるデザイナーは全体を想像してから細部を決めていきます。

空間のデザインテイストとはどんなものがあるかを把握して、自分の好みを整理していくといいかもしれませんね。

リフォーム・リノベーションにおけるデザインテイストを知ろう

インターネットでリフォーム・リノベーションのデザインテイストを検索すると、たくさんの事例と共にテイストの解説が出てきますよね。インテリアや空間デザインを考える時にテイストがいかに重要なものかということが分かると思います。

ではなぜテイストが大事なのでしょう?

それは「おしゃれな住まい」はデザインが一つのテイストにまとまっているからです。
同じ空間に別のテイストのものが混ざっていると、クロスの色や照明、家具の一つ一つがどれだけ素敵でも、全体で見た時に「ごちゃっ」とした印象になってしまいます。

まずデザインのテイストを把握して、好みに合ったテイストはどれなのかを知ることがおしゃれな住まいづくりの第一歩とも言えます。

好きなテイストが分かっていることで、これから買い替えやリフォーム・リノベーションのタイミングで住まいのデザインテイストに沿ったに家具・家電を選ぶことができ、将来的には理想とする「おしゃれな住まい」を作り上げていくことが可能になります。

ここでは、今注目のテイストから定番のテイストまで複数紹介します。

今注目のデザインテイスト

ホワイトインテリア

ミニマルという言葉を聞くようになってから時を経て、近年ホワイトインテリアが再注目されています。

こちらのリノベーション事例はアクセントカラーを黒に統一したことで、スッキリさせつつ寂しいデザインにはならないようなバランスをとっています。

▼【リノベーション事例】ホワイトインテリア デザインテイスト
施工面積:55㎡/リノベーション費用:690万円(税別)

しかし、ネットで検索してみるとなぜか「白 インテリア ダサい」と予測が出てくることも。多くの人が「あこがれるけど、難しそう」という印象を抱いているのがホワイトインテリアかもしれません。

どんな人でもホワイトインテリアをオシャレに使いこなすためのコツはぜひこちらをご覧ください。

和モダン

和風のデザインにモダンの要素を取り入れた「和モダン」は大人な雰囲気が演出される上品なデザインテイストです。

和モダンの空間を作るには
①洋風(モダン)の家に和の要素を取り入れる
②和風の家に洋の要素を取り入れる

の2パターンがあります。

たとえば、モダンテイストの家の一角に和室を作ることで「和」の要素ができ、より落ち着いた、安らぎの空間になります。
今では黒やグレーなどの畳もあるので、洋風の家にも畳のスペースがよくなじみます。

また、家具などで「和」を取り入れることも可能です。
部屋のデザインはモダンにしておいて、和風の家具を置くことで和モダンの家づくりもいいでしょう。

反対にもともとの家が和風の造りであれば、土壁をクロスに張り替え、押し入れをクローゼットに変えるだけでも印象がぐっと変わります。

最近増えてきている土間収納も日本古来の「土間」を生かした和モダンテイストの一つです。

土間を石畳にすれば、手軽に「和モダン」の玄関が実現できます。

▼【リノベーション事例】和モダンデザインテイスト
施工面積:53.5㎡/リノベーション費用:1,100万円(税別)

インダストリアルモダン

「インダストリアル」とはまさに工業や工場といった意味です。インダストリアルモダンでは、空間に工場のような無骨で重厚感のあるデザインを取り入れつつ、空間全体のバランスを壊さないようなコーディネートが重要です。

取り入れる素材は主に、スチール、木製、レザーなどで、カラーコーディネートも必然的にブラック、グレー、ブラウンなどになります。

クジラ株式会社ではホテルのデザイン事例になりますが、SEKAI HOTEL Fuseの客室やフロントのデザインにインダストリアルモダンを採用しました。

最近では、インダストリアルモダンの住まいが男性を中心に人気が高まってきているようです。

▼【リノベーション事例】インダストリアルモダンデザインテイスト
施工面積:34.5㎡/リノベーション費用:600万円(税別)

実際にSEKAI HOTELを見たお客様が、自宅のデザインにインダストリアルモダンを取り入れています。

ブルックリンテイスト

近年、DIYがブームになり、自分でクロスを張り替えてみたり、パーテーションを自作してリフォーム・リノベーションする方が増えています。
そんなDIYと相性がいいのが「ブルックリンスタイル」です。

ブルックリンスタイルは、倉庫や工場を連想するようなレンガ壁や暗めの色を使ったデザインが特徴的で、“アメリカン”“ヴィンテージ”などの要素を好む人に選ばれるデザインテイストです。

ブルックリンテイスト リノベーション施工事例
ニューヨークにあるブルックリンというエリアで、倉庫や工場だった建物をそのまま住居にしたことで、独特のヴィンテージ感を放つこのスタイルができてきました。

レンガ、スチール、アイアンといった本当に倉庫や工場で目にするような素材をインテリアに使用し、少し薄暗い印象になるカラー(黒・グレー・茶)がメインになります。

▼【リノベーション事例】ブルックリンスタイルデザインテイスト
施工面積:60㎡/リノベーション費用:2,460万円(税別)

ブルックリンスタイルで検索するとアメリカンな小物のDIYアイデアがたくさん。
ものづくりやアメリカンな小物が好きな方はブルックリンスタイルにして、これからDIYアイテムで埋めていくのも楽しみになります。

西海岸テイスト

デザイン以外の場合でも「西海岸」と良く聞きます。アメリカの太平洋側であるカルフォルニア州のサンフランシスコやロサンゼルスを指します。

海やサーフィンを連想するコーディネートとして、白貴重の空間にブルーを取り入れるのが特徴です。

塗料の塗り方がラフであることや、空間に木目が目立つようにしているところから、フォーマルよりもカジュアルな印象を受けます。

西海岸風のデザインテイストのリノベーション事例

先述のブルックリンテイストも含め、アメリカンな印象を受ける西海岸テイストは空間の一部にヴィンテージ感ある小物や意匠デザインが必要です。

海を連想させる爽やかさに、アメリカンな小物で独特のヴィンテージ感を取り入れるこのデザインテイストは、カフェやアパレルショップだけでなく住まいでも取り入れられるようになってきました。

▼【リノベーション事例】西海岸デザインテイスト
施工面積:44.24㎡/リノベーション費用:590万円(税別)

カフェテイスト

日本にスターバックスが登場したのは1996年。それ以来、私たちの生活には「カフェにいこう」という当たり前が生まれ、それを住まいに取り入れる人も増えました。

カフェテイストに明確な規定があるわけではありませんが、よく見られるのはタイルを取り入れたコーディネート事例ではないでしょうか。


もちろん全体のバランスも大切ですが、手軽にカフェテイストにチャレンジしたい人はぜひタイルを検討してみてください。
最近ではDIYで自らタイルにチャレンジする人も増えてきています。まずはお気に入りのタイルを見つけて、空間全体のバランスで悩んだ時に初めてプロのデザイナーに相談してみると良いと思います。

▼キッチンにタイルを取り入れたリノベーション事例
施工面積:105.0㎡/リノベーション費用:1,940万円(税別)

▼洗面台にタイルを取り入れたリノベーション事例
施工面積:84.0㎡/リノベーション費用:1,200万円(税別)

リフォーム・リノベーションで定番のデザインテイスト

北欧風テイスト

「北欧風」がこの数年で大きなブームになり、家具や小物でも「北欧風」は多く取り入れられています。
例えば「北欧食器」は使い勝手が良く、可愛らしい色使いで大人気です。マリメッコのような明るい色使いと自然(花・鳥)をモチーフにしたイラストをイメージする方も多いはず。
さらに、誰もが知っているIKEAも北欧のメーカーです。シンプルでおしゃれなデザインと使い勝手を兼ね備えたインテリア雑貨は大人気でIKEAアイテムを愛用している方もいるでしょう。

▼IKEAのキッチンを取り入れたリノベーション事例と費用
施工面積:68.89㎡/リノベーション費用:1,000万円(税別)

北欧では冬が長く、住まいで過ごす時間が多いため、「住みやすさ」を追求したインテリアが進んできました。

北欧テイストの特徴は木材を多用したナチュラルさとあたたかいカラー使いです。
IKEAでも、木製の棚やおもちゃなどが取り揃えられていますよね。

北欧風のデザインテイストのリノベーション事例

北欧ではもともと森林資源が豊富だったこともあり、インテリアにも木材がよくつかわれてきました。その中でも明るめの色のパイン材(赤松)は北欧風の住まいづくりによく使われます。
パイン材は日本でも昔から使用されてきたのでなじみ深く、取り入れやすい素材です。

基本的にはシンプルなデザインの北欧テイストのインテリアですが、照明や家具、クッションといった小物などをアクセントにしています。
「アースカラー」や「グレイッシュカラー」と呼ばれるあたたかみのあるカラーがインテリアのポイントに使われていることも特徴的です。
アースカラーの幾何学模様やマリメッコのような明るい花や鳥のモチーフも北欧風のデザインとして有名ですが、これらがインテリアに使用されることで住まいの中が明るくなります。

▼【リノベーション事例】北欧風デザインテイスト
施工面積:40.02㎡/リノベーション費用:360万円(税別)

ナチュラルテイスト

今では定番で万人受けするイメージの「ナチュラルテイスト」。
最近人気の無印良品の住宅は「ザ・ナチュラルテイスト」とも言えます。
素材感を生かしたデザインは自然のぬくもりを感じることができ、リラックスできる空間を作り出します。

床には無垢材と呼ばれるオーク、メープル、パインなどが使われます。
裸足で歩くと気持ちいいので、小さいお子さんのいる家庭でよく使われています。

デザインは全体的にシンプルで、明るく淡い色がアクセントに使用されます。
カーテンやクッションなどの布を使ったアイテムにはコットンや生成り素材を使うことでより自然を感じるインテリアが実現します。無印良品のインテリアアイテムもこれらの素材をよく使用されていますよね。

ナチュラルテイストのリノベーション事例

北欧テイストも木材を多く使ったデザインですが、ナチュラルテイストはアクセントになるカラーを特に使用しないため、よりシンプルでややクールな印象になるかもしれません。

▼【リノベーション事例】ナチュラルデザインテイスト
施工面積:59.40㎡/リノベーション費用:800万円(税別)

モダンテイスト

モノトーンを基調とし、直線的なデザインで、「スタイリッシュ」で「無機質」な生活感のない空間を作り出すのが「モダンテイスト」の特徴です。モダンテイストは1990年頃からデザインの一つのテイストとして呼ばれるようになり、今でも流行り廃りのないデザインとして人気です。

モダンテイストの部屋づくりのポイントは生活感を出さないこと。

モダンテイストのリノベーション事例

リフォーム・リノベーションしてモダンテイストに変える場合には、収納スペースは隠されているように、それでいて使い勝手のいい作りにしていくことが大切です。
家具を置くことで部屋に凸凹ができてしまうと「スタイリッシュ」でなくなってしまうので、リフォーム・リノベーション段階で収納スペースを相談しておきましょう。

インテリアに使用するカラーをまとめることで全体にまとまりを持たせ、何年経っても飽きのこないデザインを作り上げます。

デザインやカラー使いがシンプルなため、他のテイストと組み合わせた「北欧モダン」や「ナチュラルモダン」、「和モダン」といった二つのテイストのいいとこ取りができるのもモダンテイストならではかもしれません。

▼【リノベーション事例】モダンデザインテイスト
施工面積:81.56㎡/リノベーション費用:1,050万円(税別)

ホテルライク

まさに「ホテルのような非日常」を求める人にぴったりですが、明確な規定などがあるわけではありません。しかし、なるべく生活感を感じさせないデザインに高級感を加えるとホテルライクなインテリアを作ることができます。

例えば、ベットに頭上にヘッドボードを設けたり、シンメトリーにブラケットライトを配灯することで格式ある雰囲気を演出します。床、建具、壁紙などの内装や、カーテン、ソファ、クッションなどのファブリックなどを2色以内のカラーでまとめると、特徴的な色でも挑戦しやすいですよ。

ホテルライクのデザインテイストのリノベーション事例

思わず「コーディネートが難しそう」と思う人は、グレーやベージュのインテリアなどをポイントで取り入れるといいでしょう。

そしてなるべく生活感を消すための収納プランも重要です。毎日の生活でつい出しっぱなしにしてしまうような物でもしっかり隠せる収納の大きさや位置にこだわりたいですね。

▼【リノベーション事例】ホテルライクデザインテイスト
施工面積:75.22㎡/リノベーション費用:1050万円(税別)

アンティーク・ヴィンテージ

「アンティーク」や「ヴィンテージ」と聞けば、“年季の入った”や“歴史ある”というイメージが湧きますよね。ヨーロッパでは家具などをメンテナンスし続けて風格のあるインテリアとして楽しむという文化があります。

家具だけでなく、住まいも老朽化したものとして考えるのではなく、歴史あるものとして捉えるとことで貴重なデザインテイストとして扱うことが可能です。

まさにリフォーム・リノベーションならではのアンティークやヴィンテージですが、デザインテイストとして語られる場合は、アンティーク家具などのような「使い続けた風格を持っているもの」を取り入れた空間デザインテイストを指します。
ヴィンテージ家具や雑貨に馴染むように、玄関など一部の壁を古材で仕上げるのがおすすめです。
ヴィンテージテイストインテリア

リフォーム・リノベーションでアンティークやヴィンテージのスタイルをデザインテイストとして目指す人は、多くの場合お気に入りの家具を主役に考える傾向があります。
アンティーク・ヴィンテージのデザインテイストのリノベーション事例
特にアンティークの場合、独特な曲線が施されているインテリアや、クラシックな柄、落ち着いた配色などが特徴的です。
▼【リノベーション事例】アンティーク・ヴィンテージデザインテイスト
施工面積:71.96㎡/リノベーション費用:1,150万円(税別)

アジアンテイスト

アジアンテイストと聞けば、「バリ島などにあるリゾートホテル」と思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。多くの人はアジアンテイストの住まいを連想した時は、リゾート施設の写真なんかを用意してプランするようです。

アジアンテイストのリノベーション事例

ここでのポイントは特徴的なデザインのアジアンインテリアに合わせた内装デザインにするということです。

床材には濃い茶色の床材を使用し、木をふんだんに使った空間にするといいでしょう。

アジアンインテリア

アジアンインテリアをネットで検索してみても、出てくる写真の内装デザインそのものは割とシンプルです。

「お気に入りのアジアンインテリアを主役にするための内装デザインにする」と考えればわかりやすいですよね。

検索してもなかなか出てこない?リフォーム・リノベーションのプロ・クジラのイチオシテイスト!

ネットでの検索とは、みなさんご存知の通り「多くの人に見られている情報ほど、検索順位が上位表示になる」というものです。

例えば、「北欧風」のデザインテイストが気になる人で考えると
①「北欧風」と入力してネット検索する
②ネットでお気に入りのデザインテイストを見つける
③それを参考に自分の住まいをリフォーム・リノベーション(もしくは新築)する
④完成後の写真がネットに「北欧風」としてアップされる
⑤他の人が「北欧風」で検索した時に④が目に止まる

ということになります。

つまりみなさんも知らず知らずのうちに「他の誰かと似たようなデザインテイストを追いかけている」ことになってしまうのです。

決して悪いことではありませんが、ここではリフォーム・リノベーションのプロであるクジラ株式会社イチオシのデザインテイストを少しだけ紹介します。

昭和レトロ

昭和レトロのデザインテイストのリノベーション事例

▼【リノベーション事例】昭和レトロデザインテイスト
施工面積:61.53㎡/リノベーション費用:1,400万円(税別)

カントリー

カントリーのデザインテイストのリノベーション事例
アメリカンカントリーやフレンチカントリーなどの家具の販売はよく見ますが、リフォーム・リノベーションではまだまだ事例を見ません。
「田舎風」というような意味を持つカントリーは、初めて触れるはずの異国な空間になぜか懐かしさも感じてしまう不思議なデザインテイストです。

▼【リノベーション事例】カントリーデザインテイスト
施工面積:39.45㎡/リノベーション費用:700万円(税別)

デザインテイストの決め手は?

デザインテイストについて見てきましたが、どれもそれぞれに魅力があるので、どれか一つに絞るのは難しいですよね。特に選んだデザインテイストの空間の中で、これからリフォーム・リノベーションをして長く住むことを考えると決めかねてしまいます。

どんな基準でデザインテイストを絞ればいいのかを見ていきましょう。

費用面を気にする前に、とにかく好みを追及

人にとっての「住みやすさ」とは、自分の好きなものに囲まれているかどうかも大きく関わってきます。
自分の全く好みでないインテリアに囲まれて生活するのと、自分が選んだお気に入りのインテリアに囲まれているのとでは、どちらの居心地が良いか簡単に想像がつきますよね。

今までインテリアについて深く考えたことがなかった人でも、いろんなデザインテイストを見ていくなかでお気に入りのデザインテイストがきっと出てくるはず。
お気に入りを探すまではなかなか腰の重い作業かもしれませんが、リフォーム・リノベーション後お気に入りの空間で過ごす生活に夢を膨らませて、好きなデザインテイスト探しをしてみましょう。

その際に費用については「気にしない」のもポイントです。Instagramなどでリフォーム・リノベーション事例の写真を眺めているとつい「高そう」と思うこともあるはずです。

しかし、まずは好みを追求した上でリフォーム・リノベーションのプロに相談するのをオススメします。費用面についてはそこから具体的に検討していきましょう。

こだわりポイントに合わせる

小さいお子さんがいたり、ペットを飼っていたりすると、おしゃれなインテリアだけではなく、実用的な面も見ておきたいところです。
ナチュラルテイストの特徴でも触れていますが、無垢材の床は裸足で歩いても気持ちよく、実際に小さいお子さんがいる家庭ではよく採用されています。「子どものことを考えて無垢材の床にしたい」という希望から無垢材の床に合うテイストで絞っていく、というのも一つの方法です。

他にも、どうしてもリビングの一部に畳が欲しいとなれば和モダン。キッチンに可愛いタイルを貼りたいとなればカフェテイスト。

こういった感じでリフォーム・リノベーションする際に家族それぞれの譲れないポイントからデザインテイストを絞ることでこだわりポイントをインテリアへ詰め込んでいくことができます。

今の住まいを生かしたデザインテイスト

一部分だけをリフォーム・リノベーションする場合に気を付けてほしいのが、あちこちでデザインが混ざり合ってしまうこと。もし一部分だけのリフォーム・リノベーションをするのであれば、今の家の雰囲気に合わせたデザインテイストを選ぶのも選択肢の一つです。

例えば、キッチンのみのリフォーム・リノベーションでリビング・ダイニングがナチュラルテイストなら組み合わせやすいのは「モダンテイスト」や「北欧テイスト」です。

ポイントは「残る部分をよく見る」ことです。

リフォーム・リノベーションで変わる部分の前に、残る部分をよく見た上でぴったりのデザインテイストを選びましょう。

住まいづくりを楽しもう

今回はリフォーム・リノベーションのプランニング初期段階にきっと悩んでしまうデザインテイストについて紹介してきました。

リフォーム・リノベーション会社とプランニングをして完成後のイメージをしっかり持つことが失敗を避けるコツです。完成後にイメージと違った、なんてことのないように完成図を一緒に確認しておきましょう。

デザインテイストを決めてからも実際に使う素材やカラーはあなた次第。
同じデザインテイストでも、オリジナリティ溢れるこだわりポイントをたくさん詰め込んで、あなただけのお気に入り空間を作っていきましょう。

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WRITERこの記事を書いた人

デザイナー

松尾 翔SHO MATSUO

デザイナー / 兵庫県神戸市出身 / 空間や思考においてギャップを作ること。
それらがお客様やゲストなどの利用者にとって、良い意味での驚きや心を踊らせるような体験に繋がると信じています。 / 私たちの仕事はカッコいい空間を作ることではなく、お客様の暮らしがより素敵になるようにデザインすることです。
プロとしてお客様のご要望を叶えるだけではなく、言葉にできない "想い" を引き出し、表現することを心掛けています。

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