【白い床|コーディネート】映える空間にするためのポイント -事例8選
白=汚れやすいというイメージから、床の色としては避けられることの多い白い床。
実はインテリアコーディネートのしやすさ、見た目のおしゃれさから白い床はかなりおすすめです。と言っても、合わせ方を間違ってしまうと一気にぼんやりしたお部屋になってしまうことも。
コーディネートのポイントをしっかり抑えれば、想像以上のスタイリッシュな空間ができる白い床について、今回は事例とともに紹介していきます。
目次
白い床のインテリアイメージ・特徴
床の色は使用される面積が大きいので、部屋の印象を大きく左右します。
白い床のインテリアはどんな印象を与え、どんな特徴があるのでしょうか。まずは白い床が与える印象や特徴・メリットを考えてみましょう。
空間が広く見える
白色は膨張色なので、実際の空間よりも広く見える効果があります。
スタイリッシュな印象
床材や取り入れる家具にもよりますが、スタイリッシュな空間も作りやすいのが白い床の特徴です。
ナチュラルカラーのフローリングではどうしても柔らかい印象が出てしまいます。
モルタルやタイルのような無機質な白い床なら、いっきにスタイリッシュな空間に生まれ変わります。
清潔感
白色といえば、清潔感のあるイメージです。
床に取り入れることで部屋全体が清潔感のあるように見えます。また、ほこりも目立ちにくいというメリットもあります。反対に髪の毛は目立ちやすくもあります。
アクセントをつけやすい
白色はどんな色とも組み合わせることができるカラーです。
家具に対照的な暗い色や色味のはっきりした色(原色カラー)などを使用すると、インテリアにメリハリが出ます。
白い床ポイント① アクセントをつける
白い床を好む方は全体的に明るい部屋にしたいとベージュやライトブラウンなどの色を建具や壁、家具に使用する方が多くいます。
同系色でまとめるとインテリアとしてはまとめやすいのですが、白をベースとした時に、全て同系色にしてしまうとぼんやりとした印象のインテリアになってしまいます。
アクセントクロスを取り入れる、建具や家具に対照的なカラーを取り入れるといった工夫が必要です。
【事例01】白い床×黒のアクセントでモダンテイスト
白い床に建具やキッチン、テーブルを黒で統一することでモダンテイストが完成しました。
白を多めにすることでお部屋が広く、黒がインテリアを引き締めています。
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【事例02】白い床×ブルーのアクセント
こちらの事例では濃いブルーをアクセントに取り入れています。
床が白いので濃いブルーの壁でも圧迫感を感じません。
ヘリンボーンの床は部屋が狭く見えやすいというデメリットがありますが、白をベースにすることでデメリットも解消できます。
白い床に合わせるソファでおすすめのカラーがグレーです。
白い床の解放感を保ちながらもお部屋にアクセントを加えてくれます。革のソファならモダンやホテルライクに、ファブリック素材のソファなら北欧テイストやナチュラルテイストに仕上がります。
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白い床ポイント② 白×デザインテイストという考え方
床が白い分、使用するカラーも幅が広がるので、空間のデザインテイストを絞ってから考えることでスムーズにコーディネートが決まります。
【事例03】白い床×ホテルライクのインテリア
床にはフローリングを検討する人が多いですが、ホテルライクのような高見えを目指すならタイルという手も。
塩ビタイルなら、見た目は上品で、柔らかく衝撃も吸収してくれて日々の手入れも簡単でおすすめです。
こちらの事例では玄関から廊下に白の床を取り入れています。ただ白いだけでなく、床の模様やところどころに入っているゴールドのアクセントが空間を引き締めています。
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【事例04】白い床×インダストリアルテイスト
インダストリアルテイストというと暗めの床色や黒の家具などのイメージが強いですが、白ベースでも作れます。
もともとシンプルで無機質な印象を持つ白い床とコンクリート現しや配線むき出しのインダストリアルテイストは相性◎。
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白い床ポイント③ 白い床の柄にこだわる
【事例05】白ベースの石目調の床
和モダンに合わせているのはフローリングでなく石目調の床。
少しハードルが高く感じるフローリング以外の床材でも、白色だと空間に馴染んでくれるので取り入れやすいかもしれません。
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【事例06】白い床×ヘリンボーンも映える!
白い空間に白ベースのヘリンボーンの床が印象的なインテリアです。ベースが白色なので、木目のラインが際立ち、床だけでもお部屋がおしゃれに見えます。
家具などは無地のものを選ぶなど、全体のバランスも取りやすいかもしれません。
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白い床ポイント④ 質感や形とのバランス
白い床は壁や家具の色だけでなく素材感や形状のもつ印象も際立ちます。タイルやアイアン、ガラス、木などの素材にも注目してみましょう。
それぞれ、白い床に合わせた時に感じるイメージは以下のようなものが挙げられます。
タイル→上品さ
アイアン→インダストリアル、冷たい
ガラス→スタイリッシュ、解放感
木→温かさ、優しさ
作りたい空間の雰囲気に合わせて素材も選びたいですね。
【事例07】優しい木目調とタイルの壁の組み合わせは上品に
タイルを一面に貼った壁が空間を一気に上品なモダンテイストに仕上げています。全体の清潔感を白が演出し、空間の見せ場として壁面のタイルが主役の働きをしてくれています。
白い床とブラック、グレーの壁とのコントラストも映えていますね。
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【事例08】とことんスタイリッシュな空間も白の床なら再現可能
白ベースのインテリアとしては王道のモノクロ。
スタイリッシュで無機質、でもなぜか冷たい印象になっていないのはなぜでしょう?
正解は照明やラグの形にあります。
丸みのある形状を取り入れることで柔らかさが追加され、スタイリッシュでも居心地の良い空間になっています。
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白い床で失敗?後悔しないためのポイント
「白い床にして失敗したかも…」という人も少なくありません。
色としての特徴をしっかり把握してコーディネートしないと、白い床のデメリットが目立ってしまうかもしれません。
白い床を思いのままにコーディネート
白い床の持つ魅力を生かしたインテリアのポイントをお伝えしてきました。
ナチュラルカラーのフローリングが床材としては一般的ななか、白い床はお部屋のセンスがぐんとアップして見えます。どんなテイスト、色にも馴染みやすく、空間をまとめてくれるので、インテリアコーディネートにおいてもメリットが多いと言えます。
おしゃれな部屋作りを目指すなら、白い床もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。