【ダサい?を徹底解説!】白基調のインテリアコーディネート注意点5選
「白 インテリア」で検索してみると「ダサい」というワードが出てきたことはありませんか?
白色をベースにしたインテリアは「ホワイトインテリア」と呼ばれ、昔から人気のある定番のインテリアの作り方です。スタイリッシュで解放感があり、おしゃれにコーディネートしやすいという特徴があります。
しかし、検索上ではなぜか不評の情報も。実は使い方、色の合わせ方によってはマイナスな要素を併せ持つのが白色です。
ダサい部屋になってしまわないよう、今回は白いインテリアのデメリットを知り、コーディネートに役立つコツを紹介します。
目次
把握すべき白いインテリアの特徴
白いインテリアには、そこで過ごす人たちにとってデメリットと感じるような特徴があります。
目が疲れやすい
白色は光を反射しやすくお部屋が明るくなる一方で、明るすぎて目が疲れることもあります。
特に直射日光は照明よりも目に刺激が強く感じられるので、日が入りやすい方角の部屋ではカーテンをうまく選んで、直射日光を遮るような工夫が必要です。
空間が「冷たい」「寒い」印象に
白いインテリアはすっきりした印象を作りやすいがゆえに、「すっきりしすぎて冷たい」と感じる人もいるようです。
ブラウンなどのナチュラルカラーの床は温かみがあるので、その他の壁や家具を白で統一してもバランスがとりやすいですが、床も白にする場合には注意が必要です。
また白で統一した時にメリハリがないことでインテリアが寂しく感じることもあります。
緊張感を生む場合も
病院などにも使用される白色は緊張感を生む場合も。
また、床や家具など、普段から接することの多い場所に白を取り入れていると「汚してはいけない」というプレッシャーを知らず知らずのうちに感じています。
とにかく汚れが目立つ
白色は少しの汚れでも目立ちやすいのが生活するうえでの大きなデメリットと言えます。
素足で歩くことが多い小さな子どもやペットがいる家庭では知らず知らずのうちに皮脂汚れが溜まっていくこともあります。清潔感を演出すべく白い床にしたのに、黒ずんだことで不潔感が強調されてしまうかもしれません。
フローリングの補修材の場合、ブラウン系の商品はたくさんありますが、白色の補修材はそれほど多くありません。一度ついてしまった傷が直せないまま、ということもあります。
覚えておきたい、白のデメリット解決策5選
異素材を組み合わせる
素材の違う白を使うことでインテリアが寂しくならないように工夫できます。
クッションやラグにファブリック素材やファーを使う、キッチンやリビングの壁にタイルを取り入れる、こうした素材の違いだけでもインテリアが冷たい感じを解消できます。
また、白といっても「アイボリー」「ベージュ」のように少し色味がついた白系を取り入れることも効果的です。
白に似た色を混ぜることで、全体的には白系で統一しながらも、柔らかさや温かさを追加できます。
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アクセントカラーを上手く使う
アクセントになる色を取り入れるのもメリハリをつけるのにおすすめです。
観葉植物のグリーン、アイアンなどのブラック、木材のブラウンなどがアクセントとして手軽に取り入れられるカラーです。
家具に色味を使用すれば、模様替えしやすい部屋になります。
▲赤・黄色・青などのはっきりした色→モダンテイスト
▲パステルカラーなどの優しい色→北欧テイスト
▲木などのブラウン→ナチュラルテイスト
白い空間×アクセントカラーという組み合わせは、個人の好みを反映しやすいでしょう。
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手入れしやすい素材を把握しておく
床材に使うなら複合フローリングや塩ビタイルといった表面が加工されているものなら水拭きがしやすく、メンテナンスにおすすめです。
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スイッチのような毎日使用するところも、マットなタイプでは手の皮脂汚れがのちのち、落ちにくくなってくることもあります。
常に白く保てるようにするには、表面が滑らかな樹脂タイプがおすすめです。
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照明計画に工夫を
白を基調にしたインテリアコーディネートでは、照明が実はとっても大事。
昼光色(少し青白い光)
昼白色
電球色(オレンジっぽい光)
照明は3色に分かれています。昼光色は部屋の白い部分をより青っぽく冷たい雰囲気にしてしまい、電球色では白い空間にオレンジがかってしまいます。
白いインテリアには、昼白色の電球がおすすめです。
また、丸い大きなシーリングライトも便利ですが、天井が殺風景で、のっぺりとした印象になってしまいます。間接照明やフロアライトなどを取り入れることで空間にアクセントができ、おしゃれな部屋にランクアップします。
フォーカルポイントって知ってる?
フォーカルポイントは入口の対面、一番はじめに目に入る位置に作るのがベストです。奥に視線が向かうことで部屋の奥行きを感じられ、メリハリも生まれます。
「中心」や「注視点」という意味を持つフォーカルポイントは
絵画
鏡
観葉植物
などを配置すると良いでしょう。
白い部屋の一番のネックである「ぼんやりした印象」を払拭するためにも、フォーカルポイントを取り入れてみましょう。
理解すれば怖くないのが「白」
白を基調としたインテリアコーディネートは、デメリットを理解するところから始めるといいでしょう。InstagramやPinterestで見かけるようなカッコいい・可愛いインテリアコーディネートには、しっかりとした工夫があります。
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先述したようなデメリットとその解決方法を知れば、意外に簡単にコーディネートできるかもしれません。
食わず嫌いにならないように、積極的にチャレンジしてくださいね。