オリジナル洗面所の事例5選!既製品と造作品のどちらが合う?
みなさんは朝起きたら何をしますか?
顔を洗ったり歯を磨いたりと人それぞれですが、そんな生活に欠かせない空間といえば洗面所。
小さいスペースながらも家族だけではなく、お家に遊びに来たお客様も使う空間でもありますよね。
そこで、朝が苦手な人も少し起きるのが楽しみになるような洗面所をご紹介します!
目次
既製品と造作品のどちらが自分に合っている?
洗面台やキッチンにはパナソニックやLIXIL、TOTOなどのメーカーがあらかじめ形状や素材を決めて製造している既製品と、自分で素材や部品、サイズなどをカスタマイズができる造作品があります。
既製品のメリットはなんといってもメンテナンスのしやすさではないでしょうか。
洗面ボール全体に水が飛び散ってもさっとタオルで拭けば綺麗になる、なんて商品が当たり前のようにあります。
またショールームに足を運ぶと展示されている製品が多いので、出来上がりのイメージがつきやすいです。
一方で造作品はメンテナンス面が劣り、1から造るのでイメージがつきにくいものの、その空間に合った設計・デザインができるので自由が利きます。
そしてなんといっても素材や形状などカスタマイズができるので、他のお家にはないオリジナルのものを造ることができるのが一番の魅力ではないでしょうか。
この記事ではそんな造作洗面台をご紹介します!
クジラで手掛けた造作洗面台がある洗面所5選
ホテルライクな洗面台
クールなコンティニューオの天板
モルタル風の左官材料を塗りました。ひび割れしにくく、水に強いので洗面所にぴったりです。
オーク色の木材で統一感
使っている木の種類は違っても、色味を同じにする事で空間の統一感を出す事ができます。
嬉しい収納力の多さ
洗面台下の引き出し+左の壁面の棚で収納力もバツグン!
オープン収納ですっきりな洗面台
壁面に水に強い素材を
水に強い石の素材「ストーンシート」を水が飛び散りやすい壁面に貼りました。水に強いだけでなく、本物の石を薄くスライスしているので、本物の質感が残って洗面台の雰囲気をぐっと上げています。
主役を引き立たせる
洗面台やミラーをシンプルにしたことで、ストーンシートと馴染ませつつも主役として引き立たせました。
オープン収納
お気に入りのラックを組み合わせたり、タオルを丸めて魅せる収納にしたりと自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズができます。
和モダンな洗面台
日本の伝統的意匠「格子」
使っている色や最低限の設備とシンプルにまとめながらも、日本の伝統的な意匠の「格子」を壁面に取り入れたことで、和な雰囲気をぐっと上げました。
メンテナンスも見た目もバッチリな天板
天板にはコーリアンと呼ばれる人工大理石を使用しました。人工大理石は既製品の洗面台やキッチンにもよく使われており、お手入れが簡単な素材。色や柄が豊富なのも特徴の1つです。
全身ミラーがインパクトのある洗面台
低コストで高パフォーマンスな全身ミラー
コンパクトになりがちな洗面室ですが、ミラーを壁一面に施すと空間を広く見せる効果があります。シンプルな洗面台も鏡のサイズを変えるだけで、ラグジュアリーな空間に仕上げる事ができます。
洗面台を廊下に
洗面所の位置を工夫する事により生活感を抑え、魅せる洗面所にする事ができるので、来客時にも困りません。また位置を工夫する事で、家族の歯みがきと入浴の時間が重なるとき、入浴していた人が浴室から出られなかったり歯を磨きたい人が洗面所に入れなかったり…と気を遣うことがなくなります。
ラグジュアリーな洗面台
一気にラグジュアリーな雰囲気を演出する「タイル」
天板にタイルを使うことによって、高級感があってホテルのような雰囲気の洗面台。
周辺に水が飛んでしまうことを懸念し、天板と同じタイルを壁面にも施工しました。意匠性のいいタイルは掃除がしやすい素材の一つなので、よく水回りにも使われています。ただ、タイルとタイルの間の接合部である「目地」の掃除は少しやっかいなので、汚れが目立ちにくいグレー目地や、目地なしの突きつけの貼り方をする、定期的に目地をやり直すのもおすすめです。
隠したい場所を意匠的に
洗面台の下は排水管を隠すために仕切りましたが、ただ隠すだけではなく真鍮のパネルを貼ることでより高級感が上がり見栄えをより良くしています。
小物をゴールドで統一
真鍮パネルの色に合わせて、ハンドソープやランドリーワゴンをゴールドで統一。空間のアクセントとなっているカラーを小物に取り入れると、一気に「お洒落」な空間になります。
おまけ
SEKAI HOTEL Fuseの照明を共同開発をしてくれている盛光SCMさんのトイレに、クジラの若手社員が解体から洗面台の設置までをDIYで行いました。
こだわりの一枚板の天板は、盛光SCMさんの社長・草場さんと一緒に奈良県吉野まで足を運び選りすぐりました。主役のペンダントライトに負けず劣らず、本物の素材が洗面台の雰囲気をぐっとあげています。
リビングやキッチンに負けず劣らずおしゃれな空間を作ることができる造作洗面台
形状・サイズ・素材など様々な組み合わせのものをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
洗面所も理想のイメージに合わせて仕上げ素材をこだわる事で、リビングやキッチンに負けず劣らずおしゃれな空間を作ることができます!
また、「造作品は1から造るからイメージがしにくい点がデメリット」ですが、クジラでは以下のようなイメージパースでご提案をさせて頂いております。
詳細にお打ち合わせをして、イメージパースで確認していただくことにより工事が終わってから「イメージとは違った」という点を取り除きます。
値段やメンテナンス面などで、既製品と造作品とでそれぞれ良さがありますが、自分だけのオリジナルができるという点では造作品も魅力的ではないでしょうか。「水廻り関係をおしゃれにしたい!」なんて方は一度造作品によるオリジナル洗面台を検討してみてください。
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