2021.08.14.Sat コラム

土間収納を取り入れる際に考えたいリノベーションポイント!

リノベーションした土間収納

クジラデザイナーの高橋です。
住宅やオフィス、SEKAI HOTELの客室のデザインに携わっています。

特にお子さんがいるご家庭でのお客様から、「土間収納スペースが欲しい」といったご要望をよく聞きます。玄関の一角に土足で出入りができるようなスペースがあると、「お家の顔」を呼ばれる玄関もすっきりしますよね。自転車やベビーカー、スポーツ用品など外で使用する物たちを、土間収納に片付けることにより、室内に汚れを持ち込まずに済みます。

今回は土間収納をつくる時のリノベーションのポイントをご紹介!

目次

  • 収納したい物の大きさ、数
  • 多様な使い方で、自分たちらしいシューズクローク
  • アウトドア用品を収納
  • 土足を考慮した床の仕上げ
  • 収納したい物の大きさ、数

    土間収納スペースに収納をしたい物の大きさや数によって、広さや動線、造作する棚や取り付けたい設備など大きく変わります。

    また、長く住む中でお子様の成長や、収納する物の大きさや数が変わったりするので、自分たちでカスタマイズができるように、可動できるような収納にしたり、今後のDIYを見据えて壁には下地補強工事を行ったりと、密な打ち合わせを行いましょう!

    多様な使い方で、自分たちらしいシューズクローク

    たくさん靴をお持ちの方には、シューズクロークがおすすめです!
    普段履く靴をシューズクロークに収納するだけで、なんだかセレクトショップのような雰囲気になりテンションが上がりそうですね。

    靴だけでなく、傘や帽子、カッパなどといった外での使用をすることが多い物を収納できると動線もスムーズ。帽子や腕時計、鍵のようなちょっとした小物を置くスペースがあると、忘れ物をせずに外出ができます。



    帰ってきてすぐに手洗い・うがいができるように、玄関などの土間スペースに手洗い器を設えることも増えました。靴のメンテナンスをする時にも便利ですね。

    アウトドア用品を収納


    キャンプから帰ってきて、土足のまま収納ができちゃう土間収納スペースがあると、片付けにとっても便利。キャンプで付いてしまった泥や汚れを落とすことで、室内に汚れを持ち込まずに済み、余計な掃除をしなくて済みます。
    収納スペースは、大きく重たいアウトドア用品にも耐えれるように造作でこしらえます。自分で高さの調整を行える可動式にする場合は重たい物に耐えられる棚受けを選定したりと、大事なアウトドア用品を大切に収納できるよう設計段階から考えましょう。



    収納をするだけでなく、“お気に入りのアウトドア用品を広げて、お庭を眺めてゆっくり過ごす”、そんな想いがあったからこそ、第二のリビングのような空間となった土間収納スペース。
    造作でこしらえた収納の壁面の仕上げを有孔ボードにすることで、お気に入りのアウトドア用品を魅せる収納をすることもできました。

    土足を考慮した床の仕上げ


    屋外から返ってきて、靴を履いたまま収納ができる土間収納。
    土足で使用することができ、耐水性のある床の仕上げ材を選定しましょう!

    ▽内装の床の素材について詳しくはこちら

    モルタル/土間コンクリート

    ラフな質感で最近では大人気の仕上げの方法。
    耐水性にも優れており、土足で使用をしても問題のない耐久性です。
    必ずと言っていいほど、クラックと呼ばれるひび割れが生じます。

    塩ビタイル/長尺シート

    耐水性・耐久性に優れています。
    表面はプリントされている柄なので、大きい範囲に施工する場合は少し偽物っぽい空間に見えてしまう場合も。実際の大きさのサンプルを用いながら、選定を行いましょう◎!

    磁気質タイル

    水回りによく使用されるほど耐水性のいいタイルは、雨などによる汚れで色褪せるようなことがない仕上げ材です。表面がつるっとしているので雨の日は滑りやすく、モルタルや塩ビタイルなどの仕上げよりも費用が高くなります。また、タイルとタイルの接合部の目地の掃除は適度にメンテナンスを行う必要性があるので、大判〜中判の大きさを選定し、目地の範囲を少なくしましょう。

    まとめ:自分たちだけの土間をつくる

    土間収納スペースを構成するポイントを事例とともにご紹介させていただきました。
    ぼんやりと“土間収納スペースが欲しいな”とお考えの方は、収納したい物の大きさや数を把握することで、自分に合った収納のイメージがつきやすくなるかと思います。

    収納のパターンや取り付けたいパーツなどは様々ですので、お打ち合わせを進めていく中で、いくつか提案をさせて頂いてます。自分だけの土間収納スペースをつくってみませんか?

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    WRITERこの記事を書いた人

    デザイナー

    高橋 桃子MOMOKO TAKAHASHI

    設計 / 和歌山県和歌山市出身 / 実際の現場だけではなく、資料など全ての細部にまでこだわるようにしています。 / 海辺のお家を購入後に自分好みにリノベをして、猫とのんびり住むのが将来の夢の1つです

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