2023.11.01
最終更新日
2024.03.11
リノベーションのヒント

【玄関土間収納】キャンプ・アウトドア用品に便利!リフォーム・リノベーション事例7選を紹介

「キャンプに行くたびに、あれもこれも欲しくなってしまう」

そのようなキャンプ沼にはまってキャンプギアが増え続けている人は多いのではないでしょうか?
収納場所がない!」と困ってしまいますよね。

今回はキャンプ用品収納のリノベーション事例と、玄関にキャンプ用品を収納するメリットもご紹介します。

キャンプ用品を玄関に収納するメリット

キャンプ用品の持ち運びがしやすい

キャンプに適したリノベーション
キャンプ用品を玄関に置く最大のメリットは持ち運びがしやすいという事です。

キャンプ用品は重量があり持ち運びが大変です。例えば、家族4人でのキャンプの場合、テントの重さだけで10kg以上になります。
チェアやテーブル、薪など全てのキャンプ用品の総重量は70kg以上になることも。70kg以上のキャンプ用品を何度も部屋の中まで往復して運ぶのは大変な労力がかかりますよね。

また、キャンプ用品の幅にも注意が必要です。キャンプ用品を収納するボックスは60〜70cmの幅があります。対して、部屋に入るまでに通る廊下の幅は90cm、部屋の扉の有効幅は70cmが一般的です。荷物を持って部屋まで運ぶには廊下や扉が狭く、壁を傷つけてしまうこともあるでしょう。

そのため、重量があるキャンプ用品は持ち運びしやすい玄関に置くと便利です。

汚れと臭いが気にならない

キャンプに適したリノベーション
キャンプ用品を玄関に置くことで、汚れと臭いを部屋に持ち込まずに済みます

キャンプ用品はどうしても土やススが付くもの。毎回外で綺麗にしてから、中に持ち込むのは大変ですよね。玄関は土の汚れなどに強い床材を使用しているので、汚れがたまってもほうきで掃くだけで簡単に掃除ができます。

また、焚き火の臭いも気になるポイント。衣類だけでなく、テントや寝袋にも煙臭がついてしまいますよね。寝袋を洗濯するにも、乾くまで2日以上かかるため気軽に臭いを取ることはできません。そのため、玄関にキャンプ用品を置くことで部屋に煙臭が広がることを防止できます。

オープン収納にすることでカビない

マンションのリノベーション事例
結露しやすいテントやタープは、メンテナンスしないとカビてしまうことがあります。

季節物かつ外で使うキャンプ用品なので、屋外の物置に保管している方も多いのではないでしょうか。しかし、物置や扉付きの収納場所に保管している場合は注意が必要です。

たとえ使用後に完全に乾かしていても、通気性の悪い場所で保管しているとカビが繁殖することもあります。

そのため、キャンプ用品を収納する際は、オープン収納にして換気を良くすることがベスト。また、リノベーションで玄関土間に窓を設置できる場合が多いので、より換気が良い場所で収納する事ができます。

メンテナンスができる広さがある収納事例

キャンプ用品を玄関に収納するなら、メンテナンスができる広々とした土間収納がおすすめ。物を収納するだけでなく、お家キャンプを楽しむこともできますよ。

事例①庭からキッチンまで繋がる土間収納


こちらの事例は、1部屋分ほどの土間収納をつくったリノベーション事例です。

キャンプ用品の収納だけでなく、椅子2脚と小さいテーブルを置いてもくつろげるほどの広さがあります。これほどのスペースがあれば、大きなキャンプ用品のメンテナンスをするのも苦になりませんね。

また、こちらの土間は玄関を経由することなく、庭から入ることができる動線になっているため、キャンプから帰ってきてすぐに道具を片付けられるのが魅力的です。それだけではなく、土間とキッチンが繋がっているので、キャンプで使った食器を洗うときや、食材を持ち出すときにとても便利です。庭・土間・キッチンを繋げるアイディアはぜひ取り入れたいものです。

▼ゆったり余裕のある土間収納の事例はこちら!

事例②車もキャンプ用品も収納できるガレージ


こちらの事例は、3階建ての戸建にビルトインガレージをつくったリノベーション事例です。

ファミリーキャンプに欠かせない車を置くスペースに、キャンプ用品の収納スペースも兼ね備えたガレージです。この広さがあればキャンプ用品のメンテナンスはもちろん、ビニールプールを置いたり、BBQを楽しむこともできますね。

車と収納が同じ場所にあるので、大きなキャンプ用品を難なく持ち運ぶことができます。ビルドインガレージが作れるのは、戸建リノベーションの魅力的なポイントです。

▼ビルドインガレージの事例はこちら!

サイズに合わせた収納ができる可動棚の事例

キャンプ用品の収納のコツは、積み重ねないことです。棚を設置せずに積み重ねてしまうと、下敷きになったものが取り出しにくく、何がどこになるかも分からなくなりとても不便。サイズや形が異なるキャンプ用品の収納は、可動棚を使うことでスッキリ収納できます。

事例①あとから棚が増やせる玄関収納

マンションリノベーションの土間収納
こちらの事例は、玄関横に収納スペースがあるマンションリノベーションの事例です。

可動棚を設置することで、テントなどの重くて大きいものから、ランタンなどの軽くて細々したものまでスッキリと収納する事ができます。また、もしキャンプ用品が増えても、あとから棚板を簡単に増やすことができます。

▼可動棚を使った玄関収納の事例はこちら!

事例②シューズクローゼットとしても便利な可動棚

マンションリノベーションの土間収納
こちらの事例は、シューズインクローゼットを可動棚にしたマンションのリノベーション事例です。

キャンプ用品の収納に便利なだけではなく、ロングブーツやパンプスなど高さの違う靴の収納にも可動棚が便利です。腰の高さより低いスペースには、スーツケースやゴルフバックなどを収納することもできます。

▼可動棚を使った玄関収納の事例はこちら!

遊び心のある“かける”収納事例

かける収納は、ランタン・シェラカップ・リュックなど細々したものをディスプレイするように収納することができます。家でもアウトドアショップのようなかっこいいスペースを作ることができますよ。

事例①有孔ボード


まずは、かける収納として定番なのが有孔ボード。実際にアウトドアショップでも見かけることが多いですよね。有孔ボードは均等に開いた穴にフックをつけることで、簡単にキャンプ用品を吊り下げることができます。

▼有孔ボードを使った土間収納の事例はこちら!

▼有孔ボードの活用術を詳しく知りたい方はこちら!

事例②エキスパンドメタル

長屋リノベーション事例
次に、かける収納としておすすめしたいものはエキスパンドメタル。
名前に聞き馴染みがないかもしれませんが、そろばんの目のように隙間があるメッシュ状の金属板です。通常、フェンスや工事現場の足場板に使用される材料ですが、内装に使われることもあり無骨なインテリアによく合います。

▼エキスパンドメタルを使った土間収納の事例はこちら!

事例③ハンガーパイプ

マンションのリノベーション事例
最後にかける収納として紹介するのはハンガーパイプ。ハンガーパイプはクローゼットでよく使われるものですよね。しかし、ハンガーパイプを玄関土間に設置することで、焚き火の匂いが染み付いた服を干して置いたり、花粉の時期に部屋に持ち込みたくないコートをかけて置くことができます。
事例のように、毎日使う鞄をかけて置くこともでき便利です。

▼ハンガーパイプを使った土間収納の事例はこちら!

玄関土間があれば楽しく快適に暮らせる

リノベーションのインタビュー
キャンプ用品の玄関土間収納のポイントについて事例とともにご紹介しました。

玄関土間を取り入れたお客様に聞くと「キャンプに行けなくても土間でご飯を食べたり楽しめるスペースになった」「収納場所が決まっているので、物をきれいに整理整頓できるようになった」などのお声をいただきます。

玄関土間は収納だけの用途にとどまらず、より生活を楽しみ快適に暮らせる場所と言えるでしょう。

一括りに玄関土間収納といっても使い方は多様です。ぜひ皆様も玄関土間収納を検討してみてください!

▼土間収納の詳しいポイントはこちら!

WRITERこの記事を書いた人

ライター

本荘 はるなHARUNA HONJO

webライター/大阪府柏原市出身/実家で保護猫2匹を飼っています/冬キャンプが好きで年末に富士山を見ながらキャンプをしました!

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