2023.03.24.Fri リノベーションのヒント

「子供部屋=6畳」はもう古い?用途やトレンドを部屋サイズごとに解説!

子供部屋リノベーションのヒント

一般的に子供部屋には4畳(4.5畳)~6畳の広さにする方が多く、2人以上で分けて使用することを想定するのであれば8畳~10畳が望ましいと言えます。

また子供部屋の広さによって子供がどれだけ身の回りのことを自分でするのか、自分一人の時間をどう過ごすか、といった成長にも関わってきます。

子供部屋の用途は?それに必要な広さは?そんな疑問にお答えします。

子供部屋の広さは何畳?

家族といっても、ある程度自分だけの時間を持てる空間は必要ですよね。

それは子供でも同じで、一定の年齢になると自分だけの空間で自分の時間を過ごすことを必要とするようになります。

部屋の広さや家族の構成上、どうしても一人一部屋は難しい場合もあるかもしれませんが、できるだけ子供部屋はあった方がいいとされています。

冒頭でも述べていますが、多くの場合、子供部屋には4畳(4.5畳)~6畳の広さの部屋を使用するパターンが多いです。

では、いざ子供部屋を計画する際は、どのような広さが適しているのでしょう。

4畳(4.5畳)の子供部屋

4畳あればベッド、勉強机、衣類を収納するラックもしくはクローゼット、小さめの本棚を配置させることができます。

家具を置くだけでスペースは埋まってしまうので、お友だちを呼んで部屋で過ごすと場合は、ベッドに座る、床に座るという形になります。

ロフトベッドなどにすればベッド下にスペースを作ることができますが、天井に頭をぶつけてしまわない注意は必要です。ロフトベッドが心配な場合には少し手間はかかりますが、布団にするというのも一つの手です。

また勉強机を置かずにリビング学習や家族共通のスペースを使用するなどして、子供部屋を「寝る・くつろぐ」に限定した場所に分けるのもいいでしょう。

子供部屋リノベーションのヒント子供部屋リノベーションのヒント

本好きでなくても憧れる壁面収納を活用したスタディスペースなら家族でコミュニケーションをとる機会も増やせそうです。

▼本に囲まれた書斎を作ったリノベーション事例

6畳の子供部屋

6畳あれば4畳と同様、身の回りの家具は一通り置けるうえ、部屋の真ん中に少しスペースを確保することもできます。

小さなテーブルやラグを置いて、お友だちと過ごすこともできますし、小さめのテレビを置いて一人の時間を楽しめる空間も作れます。

しかし身の回りのことが全て完結できるがゆえに、部屋に引きこもってしまうのではと心配する親御さんも多くおられます。

6畳もしくはそれ以上の部屋にする場合には子供部屋への動線を見直してみましょう。

昭和・平成に建てられた家では玄関から廊下、そのまま階段で家族に顔を合わさずに部屋に入れてしまう間取りになっていることが多いです。

こういった間取りの家をリノベーションする場合には廊下とリビングの間に室内窓を設置するだけでも顔を合わせることができます。

子供部屋リノベーションのヒント

マンションであればリビングに併設した形で子供部屋を設置するとリビングを必ず通るようにもできますね。リビングが全ての部屋と繋がることで家族の距離感が程よく保たれます。

▼マンションリノベーションで子供部屋を設置した事例はコチラ!

8畳以上の子供部屋

将来的に子供が何人になるか分からないという場合や小さい頃は2人で、大きくなったら1人1部屋に、という場合には広めの8畳程度の部屋を作る方も多くおられます。

広めの部屋を2つに分ける場合、コンセントや窓、電気やドアなどの位置に留意が必要です。

また仕切りを壁にするのであれば、将来区切る部分をあらかじめ決めて壁などを補強しておいてもらうことも必要になってきます。将来部屋を分けた時にどちらかだけが不便な思いをすることのないように、左右対称の部屋にしておくといいですね。

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▼将来2つに分けられるように考えられた間取りのリノベーション事例

最近ではコンパクトな子供部屋も

家全体の面積が狭い時に、子供部屋をあきらめてしまう人も少なからずいます。しかし、リビングや水回り、廊下などの寸法を絶妙に微調整すれば4畳未満で子供部屋の実現も可能です。

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子供部屋の機能をあらかじめ絞りつつ、それを寸法・面積に反映するようなプランをリノベーションのプロに相談する人も増えているようです。

▼コンパクトな子供部屋を実現したリノベーション事例はコチラ!

子供部屋こそ計画が重要

子供部屋は、子供が一定の年齢に達するまで必要がありません。一方、せっかく用意した子供部屋も子供たちの独立と共に不要なものになってしまうため、作り方に悩む方も多いようです。

「将来は仕切って二人分の子供部屋として使う」「不要になったら書斎に使う程度の広さ」など、子供たちの成長と、ライフスタイルの変化を見据えた計画を考えたいですよね。

▼子育て世帯が悩む子供部屋リノベーションのポイント

WRITERこの記事を書いた人

代表取締役 / プロデューサー

矢野 浩一KOICHI YANO

代表取締役(プロデューサー) / 宮崎県出身 / お客様の“不安”を”安心”に転換できるプロデュース / お客様と一緒にチームを作るのがクジラ流です。とことんこだわりたいお客様から、「どうしていいかわからない」というお客様までクジラスタッフを上手くご利用ください。

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