2022.07.06
最終更新日
2022.10.20
リノベーションのヒント

部屋の間仕切りには様々な工夫ができる?中古物件のリノベーションならではのアイデアをご紹介!

間仕切りを工夫したリノベーション事例

通常、部屋と部屋などの「空間」を仕切るために設けられる間仕切り壁ですが、空間や用途によっては「空間を分けたいけど、なるべく圧迫感は出したくない」「使用用途に合わせて仕切りたいけど、採光は確保したい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実はリノベーションならではのアイデアを活かして工夫された事例がたくさんあります!

今回は、様々な方法でお部屋を間仕切りするアイデアをご紹介させていただきます。

リノベーションならではの間仕切りアイデア事例

腰壁で間仕切り

マンションリノベーション
こちらはリビングの中にあるワークスペースを腰壁で間仕切りした事例です。
「仕事をしながらでも子供たちにも目が届くように」と施主様のご要望をお聞きし、この形になりました。
腰壁で仕切られているため心理的には違う空間だと認識でき、視線や声も通る空間を作りました。

▼腰壁で間仕切りをした施工事例はこちらから

ガラスの壁で間仕切り

戸建てリノベーション
こちらの事例では間仕切り壁にガラスを利用することで視線を通し、空間を広く見せました。
元々壁で仕切られていた階段室は構造上他の場所に移動することができず、施主様がご希望していた「広いLDK」をプランすることができませんでした。
どうしても広いLDKを作りたいという施主様の強いお気持ちから、数回の打ち合わせを経てこのアイデアが生まれました。
柱などの補強を入れながらガラスを組み合わせ、視線が抜ける開放感のあるLDKになりました。

▼ガラスの壁で間仕切りをした事例はこちらから

間仕切りを工夫したリノベーション事例間仕切りを工夫したリノベーション事例

こちらの事例では、リビングとサンルームの間に腰壁+ガラスのFIX窓で間仕切りを設けました。
リビングから繋がるサンルームを壁で間仕切りしてしまうとどうしても圧迫感がありましたが、子供のおもちゃなど部屋から見せたくないものもあるということでこの形をご提案させていただきました。

▼腰壁+ガラスのFIX窓で間仕切りをした事例はこちらから

間仕切り壁に室内窓を設ける

間仕切りを工夫したリノベーション事例間仕切りを工夫したリノベーション事例

こちらの事例のように、間仕切り壁の中に室内窓を設けて視線を通せるようにするのもおすすめです。
特にこの写真で使われているような開閉できる窓付の室内窓であれば光だけでなく音や空気も通るので、エアコンの配置が難しい時などはおすすめです。

▼間仕切り壁に室内窓を設けた事例はこちらから

カーテンで間仕切り

間仕切りを工夫したリノベーション事例間仕切りを工夫したリノベーション事例

・予算を抑えたい
・将来的に間仕切りが要らなくなるかもしれない
・気分次第で好きな柄に模様替えしたい

という方にはカーテンの間仕切りもおすすめです。

カーテンを開けるとフルオープンで使えるので、隣り合った部屋の場合、開け閉めするだけで間取りを変えることができます。
3連引戸などで間仕切りをしてもいいのですが、その場合は建具をしまうスペースが必要になるため、フルオープンにすることができません。

また、通気性がいいカーテンを間仕切りに使うと湿気が溜まりにくくなります。
水回りの近くの収納などは湿気が溜まりやすいので、収納扉ではなくカーテンで目隠しをしてもいいかもしれませんね。

▼カーテンで間仕切りをした事例はこちらから

木製パーテーションで間仕切り

間仕切りを工夫したリノベーション事例間仕切りを工夫したリノベーション事例

造作の木格子を使って間仕切りをすると、空間のアクセントになりつつ光を取り入れることができます。
この事例ではリビングからトイレに直接アクセスする間取りだったため、トイレへの動線として視線を遮る目的でも採用しました。

▼木製パーテーションで間仕切りをした事例はこちらから

ガラスの建具で間仕切り

間仕切りを工夫したリノベーション事例間仕切りを工夫したリノベーション事例

このマンションでは自然光を取り入れるための大きな開口が1つしかなく、自然光を取り入れつつ部屋の間取りを考えることが鍵でした。
そこで、リビングダイニングと寝室の間の間仕切りを大きなガラスのスライド式ドアで仕切ることによって、奥の部屋まで光が届くようにしました。

▼ガラスの建具で間仕切りをした事例はこちらから

間仕切りを工夫して自分にあった間取りを見つけよう!

今回は様々な方法でお部屋を間仕切りした事例を紹介させていただきました。

間仕切りを工夫することによって、単に壁で間仕切るのとは違う開放感や機能性をもたらしてくれます。
工夫次第では6畳のお部屋がそれ以上に広く感じるような設計もできます。
開放感を出すためにプランする際は特に、視線を通すことを意識して間仕切りを作っていくことが重要です。

この記事では間仕切りを設置して空間を分ける事例を紹介しましたが、他にも小上がりで段差をつけて空間を仕切るなどのアイデアがあります。

▼小上がりのリノベーションについてはこちらから

「気に入った物件がちょっと狭いな…」という方は、是非今回紹介したような間仕切りを検討してみてください。
希望の間取りでなくても、間仕切りを変えることで一気にあなたのお気に入りになるかもしれません。

なかなか考えるのが難しいという方は是非一度プロにご相談ください!

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WRITERこの記事を書いた人

ディレクター

山根 広大KODAI YAMANE

ディレクター / 奈良県橿原市出身 / お客様にとっての「カッコいい」とは何かを常に考えてご提案させていただきます / 自分だけのこだわりを沢山作ることを意識しています。こだわりが沢山あるほど人生は豊かになると考えています

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